縮む世界・4
この世界で存在する者は、前回のお話でも
わかるように、神粒子を持つ魂と原子の構成で
存在している・・・そこには一定のルールが
存在し、今の世界を形作っているのだが・・・。
透明「う~~~~む・・・・」
怜「どう」
透明「どう・・・なんだろう」
怜「」
透明「まず、この子の中には木人図が存在しない」
怜「んっ・・・どういうこと」
透明「つまり、この世界において存在している
生物ではないということ
この世界では意思があり魂をエネルギーと
しているものには運命があり、その運命を
書き記したものが木人図となるんだ」
怜「えっと~つまり」
透明「この子は生物ではなく、意思や運命の
制限がない物体ということになる。」
怜「う~んと・・・石っころと同じってこと」
透明「そうだね・・・鉱物などは意思が
明確に無く、存在意義だけが存在し、
この世界の資源としての能力を持つ
特殊なものもあるけど、もしこの子が
そういった存在としての意味を持っている
のであれば、鉱物と同じで怜の役に立つ
何らかの意味が存在することになるんだけど・・・。」
怜「」
透明「正直、その存在意義があるかどうか
は視てもわからなかった
私が視た本来この子の木人図のある場所には
あの廃ビルで視たドッグタグのような
鉱石みたいに呪術の形式がぐちゃぐちゃに
混ざったものだった・・・。
それが何故か昴のゴーレムの術式に纏わりついて
大きな毛糸玉のような形で一つの魂のような
エネルギー体を形成しているのだと思う。」
怜「うむ・・・よくわからん・・・。」
透明「それは私も同じだよ
今までも色々な不思議なものは視てきたけど
今回のこの子はちょっと規格が違うというか
存在していないものを捉えようとしている
っていう無茶なものになる・・・」
怜「ふ~ん」
あっこいつ、途中から考えるのヤメたな
まったく理解しようと思ってない顔してる
透明「しかしこれは」
怜「・・・・・。」
透明「・・・・・」
怜「処分するつもり」
透明「えっ」
怜「・・・・・。」
透明「わ、私は・・・・。」
存在していないもの・・・それは言い方を変えれば
存在させてはならないということ・・・。
果たして、透明の判断は
続く・・・。
この世界で存在する者は、前回のお話でも
わかるように、神粒子を持つ魂と原子の構成で
存在している・・・そこには一定のルールが
存在し、今の世界を形作っているのだが・・・。
透明「う~~~~む・・・・」
怜「どう」
透明「どう・・・なんだろう」
怜「」
透明「まず、この子の中には木人図が存在しない」
怜「んっ・・・どういうこと」
透明「つまり、この世界において存在している
生物ではないということ
この世界では意思があり魂をエネルギーと
しているものには運命があり、その運命を
書き記したものが木人図となるんだ」
怜「えっと~つまり」
透明「この子は生物ではなく、意思や運命の
制限がない物体ということになる。」
怜「う~んと・・・石っころと同じってこと」
透明「そうだね・・・鉱物などは意思が
明確に無く、存在意義だけが存在し、
この世界の資源としての能力を持つ
特殊なものもあるけど、もしこの子が
そういった存在としての意味を持っている
のであれば、鉱物と同じで怜の役に立つ
何らかの意味が存在することになるんだけど・・・。」
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怜「処分するつもり」
透明「えっ」
怜「・・・・・。」
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存在させてはならないということ・・・。
果たして、透明の判断は
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是非ごらんください
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