縮む世界・10
結局、オジヤをたらふく食べた私たちは
一服してから話をすることに・・・。
透明「はぁ~・・・ごちそうさまでした」
瑠璃「お粗末様・・・で良いのかなぁ~
でも、やっとこれで話せるね」
透明「コン」
コン「きゅ・・・。」
コンは自分の名前は理解しているようで、
名前を呼ばれると出てくるようだ・・・。
怜「コン・・・おいで・・・」
コンは、怜の言葉通り怜の膝の上に乗り
くつろいでいる・・・。
瑠璃「可愛い~・・・でも、本当に
不思議だね」
透明「ここにいるのに、存在としての認識が
ここまで難しいとは・・・」
響「この子って・・・キツネ」
透明「いや、多分そういったものとはちょっと
違うのかもしれない・・・皆の認識が
キツネで統一しているところをみると
この個体はこの形で定着しているのだろうけど、
これは怜が考えた理想の形に定着したと
考えたほうがよい気がする・・・。」
瑠璃「どういうこと」
透明「本来こういった存在は、存在としての
形を持たないことが多い
例えば空気・・・空気は形を持たないけど、
絵で描けば人それぞれ色や表現が違ったりする
空気に対しての近しい認識はあっても
そのイメージは、人それぞれ違うものなんだ
つまり、こういう認識ができないものというのは
その人が捉えた形が正解なんだけど、
その場合、一定の形というのは存在せず、
それを認識した人の理想に形を変えて
認識されるというのが普通なんだよ
だけど、コンは皆がキツネに近い形を
認識していて、イメージとしての形が
固定化されている・・・つまり
存在を私達が確実に認識している
ということになる」
瑠璃「う~ん・・・わかんな~い~」
響「む、難しい・・・」
透明「まぁ簡単に言えば、空気に共通した
形が存在してしまっている
結局、オジヤをたらふく食べた私たちは
一服してから話をすることに・・・。
透明「はぁ~・・・ごちそうさまでした」
瑠璃「お粗末様・・・で良いのかなぁ~
でも、やっとこれで話せるね」
透明「コン」
コン「きゅ・・・。」
コンは自分の名前は理解しているようで、
名前を呼ばれると出てくるようだ・・・。
怜「コン・・・おいで・・・」
コンは、怜の言葉通り怜の膝の上に乗り
くつろいでいる・・・。
瑠璃「可愛い~・・・でも、本当に
不思議だね」
透明「ここにいるのに、存在としての認識が
ここまで難しいとは・・・」
響「この子って・・・キツネ」
透明「いや、多分そういったものとはちょっと
違うのかもしれない・・・皆の認識が
キツネで統一しているところをみると
この個体はこの形で定着しているのだろうけど、
これは怜が考えた理想の形に定着したと
考えたほうがよい気がする・・・。」
瑠璃「どういうこと」
透明「本来こういった存在は、存在としての
形を持たないことが多い
例えば空気・・・空気は形を持たないけど、
絵で描けば人それぞれ色や表現が違ったりする
空気に対しての近しい認識はあっても
そのイメージは、人それぞれ違うものなんだ
つまり、こういう認識ができないものというのは
その人が捉えた形が正解なんだけど、
その場合、一定の形というのは存在せず、
それを認識した人の理想に形を変えて
認識されるというのが普通なんだよ
だけど、コンは皆がキツネに近い形を
認識していて、イメージとしての形が
固定化されている・・・つまり
存在を私達が確実に認識している
ということになる」
瑠璃「う~ん・・・わかんな~い~」
響「む、難しい・・・」
透明「まぁ簡単に言えば、空気に共通した
形が存在してしまっている
ということになるんだ」
瑠璃「えっ誰も決めていないのに
瑠璃「えっ誰も決めていないのに
そんなことあるの」
透明「それが起こっているから戸惑っているんだ
怜は、この子が生まれた時、
何を思っていたんだ」
怜「んっ・・・う~ん・・何も・・・」
透明「お前の場合、本当に何も考えていなかった気がする」
瑠璃「いつも頭真っ白の時が多いもんね~」
透明「でも、そうなると益々訳がわからん
この子は最初からこの形を形成するように
なっていたということになる
しかし、生命としての存在が怪しいものが
固定化した形をとったということがわからない」
響「それって、おかしいことなの」
透明「もちろん、そこに遺伝子のような存在情報が
あるのであれば、この形に定着することは
おかしくは無いのだけど、そういった情報も
ない存在が一つの形を構成するというのは
この世界ではあってはならないというか、
本来は存在できないんだ」
響「へぇ~っそうなんだ~
でも・・・それって、どこなら存在できるの」
瑠璃「」
怜「」
透明「あっそっか響ナイス」
響「えっ」
響くんの素朴な疑問に、気付かされた
頭の固い大人たちです・・・。
続く・・・。
透明「それが起こっているから戸惑っているんだ
怜は、この子が生まれた時、
何を思っていたんだ」
怜「んっ・・・う~ん・・何も・・・」
透明「お前の場合、本当に何も考えていなかった気がする」
瑠璃「いつも頭真っ白の時が多いもんね~」
透明「でも、そうなると益々訳がわからん
この子は最初からこの形を形成するように
なっていたということになる
しかし、生命としての存在が怪しいものが
固定化した形をとったということがわからない」
響「それって、おかしいことなの」
透明「もちろん、そこに遺伝子のような存在情報が
あるのであれば、この形に定着することは
おかしくは無いのだけど、そういった情報も
ない存在が一つの形を構成するというのは
この世界ではあってはならないというか、
本来は存在できないんだ」
響「へぇ~っそうなんだ~
でも・・・それって、どこなら存在できるの」
瑠璃「」
怜「」
透明「あっそっか響ナイス」
響「えっ」
響くんの素朴な疑問に、気付かされた
頭の固い大人たちです・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓