縮む世界・11
透明「この世界に存在が難しいものであれば、
この子が存在できる世界を探して、
その存在を認識すれば良い」
響「えっどういうこと」
怜「つまり、この子の本当の居場所を探して
連れていってあげる・・・。」
瑠璃「でも、それってどうやればいいの」
透明「正直、私達では判断がつかない
ここはご迷惑をかけてしまうけど、
仏様にお伺いをたてる必要がある
かもしれない・・・。」
怜「・・・お、怒られそう・・・」
瑠璃「ひぇ~っ大事になってきちゃったね」
透明「まあ、仕方がないよ・・・
このままだとコンは、この世界の
バランスを崩す可能性すらあるからね
とにかく、仏様にお伺いを立てる前に
コンのこと調べられるだけ調べておく
必要もあるから、本当に言いにくいのだけど、
瑠璃には少し協力して欲しいんだ」
瑠璃「えっどういうこと」
透明「お前の能力で、コンを視てほしい。」
瑠璃「う~んそういうことかぁ~
・・・少し怖いけど透明と怜の頼みなら
仕方ないか・・・わかった協力する」
透明「すまない」
怜「瑠璃・・・あんがと・・・・。」
瑠璃は響が産まれてからは、あまり
観似手を使わないようにしていた。
それは観似手が、瑠璃の精神や
寿命を擦り減らす恐れがあった為だ
「まだ小さい響をおいてはいけない」
瑠璃が母親になってからの口癖を
私達は知っている・・・それでもコンを
このままにしておけない理由があった・・・。
瑠璃「そういえば、コンちゃんって
触れるのかなぁ~
さっき怜の膝の上に乗ってたけど、
怜だけが触れるとかじゃないよね~」
怜「んっ・・・たぶん、大丈夫」
瑠璃「そっかじゃあ、やってみるね
コンちゃ~ん少し触るけどごめんね~」
そう言うと、瑠璃はコンの頭に手を伸ばす。
コン「きゅっ・・・。」
瑠璃「あっ触れた
それじゃぁ~このまま・・・・。」
瑠璃の霊気がコンに同調してゆく
瑠璃がコンに、コンが瑠璃に溶けてゆくような
感覚が広がる・・・。
瑠璃「・・・っ・・・・。」
透明「」
怜「」
瑠璃の顔が一瞬歪む・・・。
瑠璃の観似手はヒューマン・コネクター
感情干渉能力としては世界最高峰の能力、
この能力は、決して人間だけに使えるものではなく、
人や動物、虫や魚、植物ですら干渉することができ、
その者の感情だけでなく、それを構成している
存在自体を解き明かすことができる能力でもある
つまり、神粒子の一部を扱える能力・・・。
そしてこの観似手には隠された能力が複数あり、
その一つに集団の思考を上書き、書き換え、同調
といったことすらできる非常に危険な能力でもある。
透明「・・・きた・・・・。」
怜「」
響「えっな、なに・・・これ・・・」
続く・・・。
透明「この世界に存在が難しいものであれば、
この子が存在できる世界を探して、
その存在を認識すれば良い」
響「えっどういうこと」
怜「つまり、この子の本当の居場所を探して
連れていってあげる・・・。」
瑠璃「でも、それってどうやればいいの」
透明「正直、私達では判断がつかない
ここはご迷惑をかけてしまうけど、
仏様にお伺いをたてる必要がある
かもしれない・・・。」
怜「・・・お、怒られそう・・・」
瑠璃「ひぇ~っ大事になってきちゃったね」
透明「まあ、仕方がないよ・・・
このままだとコンは、この世界の
バランスを崩す可能性すらあるからね
とにかく、仏様にお伺いを立てる前に
コンのこと調べられるだけ調べておく
必要もあるから、本当に言いにくいのだけど、
瑠璃には少し協力して欲しいんだ」
瑠璃「えっどういうこと」
透明「お前の能力で、コンを視てほしい。」
瑠璃「う~んそういうことかぁ~
・・・少し怖いけど透明と怜の頼みなら
仕方ないか・・・わかった協力する」
透明「すまない」
怜「瑠璃・・・あんがと・・・・。」
瑠璃は響が産まれてからは、あまり
観似手を使わないようにしていた。
それは観似手が、瑠璃の精神や
寿命を擦り減らす恐れがあった為だ
「まだ小さい響をおいてはいけない」
瑠璃が母親になってからの口癖を
私達は知っている・・・それでもコンを
このままにしておけない理由があった・・・。
瑠璃「そういえば、コンちゃんって
触れるのかなぁ~
さっき怜の膝の上に乗ってたけど、
怜だけが触れるとかじゃないよね~」
怜「んっ・・・たぶん、大丈夫」
瑠璃「そっかじゃあ、やってみるね
コンちゃ~ん少し触るけどごめんね~」
そう言うと、瑠璃はコンの頭に手を伸ばす。
コン「きゅっ・・・。」
瑠璃「あっ触れた
それじゃぁ~このまま・・・・。」
瑠璃の霊気がコンに同調してゆく
瑠璃がコンに、コンが瑠璃に溶けてゆくような
感覚が広がる・・・。
瑠璃「・・・っ・・・・。」
透明「」
怜「」
瑠璃の顔が一瞬歪む・・・。
瑠璃の観似手はヒューマン・コネクター
感情干渉能力としては世界最高峰の能力、
この能力は、決して人間だけに使えるものではなく、
人や動物、虫や魚、植物ですら干渉することができ、
その者の感情だけでなく、それを構成している
存在自体を解き明かすことができる能力でもある
つまり、神粒子の一部を扱える能力・・・。
そしてこの観似手には隠された能力が複数あり、
その一つに集団の思考を上書き、書き換え、同調
といったことすらできる非常に危険な能力でもある。
透明「・・・きた・・・・。」
怜「」
響「えっな、なに・・・これ・・・」
続く・・・。
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