じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

メタルマクベス東京公演 10 回目

2006-06-15 23:47:44 | 観劇記
本家サイトが10000アクセスを突破 ホームページ開設から1年ちょっと……ありがとうございます~~m(__)m 最近ほったらかしにしてるので、ホント、申し訳ないんですけど、メタマクが終わったら地道に観劇記を書きます ので、今後ともよろしくお願いします

で、じいは今日も内野ランディに会ってきました。内野さん、ますますランディと一体化 観てて息を飲むような 表情や雰囲気……凄いです そういうわけで、今日は(今日“も”か…)内野さんしか観てないことが多かったような

冒頭のジャジャジャジャジャン ってイントロが始まると血が騒ぐんですよね~スクリーンの演出もめちゃめちゃかっこいいし 内野さん、ちょいと喉がお疲れの様子だったので心配。でも、音を外すこともなく、声も伸びてたので良かったです ただね、ちょっと歌詞の間違いが多かったかしら 今回の舞台、スクリーンに歌詞が出ちゃうから一目瞭然なんですよね ま、他の演目でも完璧に脳内再生できるじいの耳はごまかせないけどぉ~ウシシシ

ヤマハさん、「トイレで睡魔に襲われて、目が覚めたらトイレットペーパーを抱き締めてた」みたいな内容。最近、いろんな場面で下ネタ出現率↑?なのかしら

ランディ夫妻のバカップルぶり、最近はすっごく自然な感じになってて、二人の間にちゃんと夫婦の絆が感じられるんですよね 甘々ちゃん ランディと、掌で弄ぶように操縦する夫人の絶妙なバランス加減がとても良い 観てて、ホント、心から笑顔になれるラブラブっぷり ま、その分、2幕がますます辛いんですけどね それは後ほど。

レスポールとランディの会話、いいですねえ~ 今日は二人の表情をオペラでパパラッチ 上條さん、笑顔が多くなってたような気がします。とても暖かくて大きくて、でも鋭い 微笑……反対に、ランディは基本的には真面目な顔をしてるんだけど、「人殺しが好きだと言われちゃあ、裏切られても諦めがつく」なんて鋭いレスポールの言葉に対して、ランディの表情が曇ったり 驚きの顔 になったり……まさに「俺の顔はおしゃべり」なわけで 内野さん、細かい表情の変化も凄いなぁと思うんですけど、醸し出す雰囲気が、これまた良くて……ランディの器の小ささが伝わってくるんですよ。なので、暗殺計画なんてやめてしまえばいいのに!って。。。でも、そんな小さい人間に愛しさも感じてしまうじい これって、じいが してる内野さんが演じられてるから?!いえいえ そんなことはないですぅ~~いろんな感情を沸き立たせる演じ方をされる内野さんの役者としての力 です

1幕最後、マイクトラブル発生 レスポール暗殺の翌朝のシーンから突然音声がボリュームダウン。芝居を観てる集中力が途切れてオイオイ って感じだったけど、嬉しい偶然 役者さんたちの半分生の声(一応役者さんたちの身につけてたマイクは生きてたので)を堪能 今日のお席、限りなく最後列に近かったんですけど、さすが実力派 ちゃんと声が通ってました。内野さんの生声、やっぱり素敵だわ ラストの「王は永遠の眠りに……」ってセリフも普段以上に萌え~~ 内野さんの声、聞いてるだけで胸がいっぱいになるからご飯1回抜けるくらいなのぉ~←超アホ

2幕冒頭、ヒットソングメドレー、吉川ひなのの歌でうさぎちゃんがどうの~って歌でした(スミマセン知らないもので)客席も??な感じで盛り下がり気味。。。さすがに毎日違うネタだと冠クンも大変ですよね~~ただね、今日の冠クン、じいの地雷を踏んでしまいましたよぉ~ うさぎネタ で「ウサギは寂しいと死んでしまうと昔の彼女が言ってて…」って。。。じいの前でこのネタはやめてぇぇ~~ コイバナの彼絡みエピソードがあるんですから(知りたい方は過去の日記を彷徨ってみてくださいませ

2幕目の内野さん、ますます凄いことになってきました。特に今日は内野ランディの気持ちの流れがよく分かって、一人の人間の生々しい「生」を見せつけられた感じでした。おかげで、観てる方はツライツラ~~イ~~かなり~~ツ~ラ~イ~~って失意のタマネギ状態になるわけでして

1幕はずっと魔女たちの予言にとり憑かれてるオーラが出てるんですよ。一見、夫人の叱咤激励に促されているようですけど、あくまできっかけであって、既に魔女たちの言葉に夢中になっている雰囲気があって……夫人が自分の部屋に戻ってランディが一人取り残されるシーンも、一瞬、弱気になったりするけれど、「予言を聞いたんだから」「メタマクのCDがあるんだから」と、予言を支えに欲望のおもむくままに進んでいく。

で、2幕になると、今度は追い詰められていくオーラに変化する まぁ、頂点に登りつめたといっても、砂の上にお城を建てたようなものだから、手にしている栄光も「不安の種」にしかならないんですよね。だから走り続けていないと不安でしょうがない……エクスプローラー&マーシャルが襲われ、マクベス内野が「スコーピオンハート」を歌うシーン、マクベス内野/ランディがどんどん追いつめられていく様子が分かって、本当に辛かった もうやめようよ~~そんなに自分を追い込まなくてもいいのに~~って。最近のじいの気持ちとシンクロしたから尚更だったのかな ついつい無駄なことで自分を追い込んでしまうことがあるもので

「女の股から生まれた男」、13日の観劇で2階席から観て思ったんですけど、ここでの照明って血管っぽい模様が床に映されてるんですね~~これが「女の股から生まれた」って言葉を妙に艶かしくするような気がするんですけど。ま、命の根源って意味ではいいのかもしれませんが ここでの内野ランディ、1幕よりも更に魔女たちに陶酔。とり憑かれてるってよりも、もはや中毒状態ですわ。目とかすんごいコワイし この時点で既に狂いかけてる感じがしました。周りの人間を殺しまくって、でも元々は小さい人間だから重荷に耐えられなくて追いつめられて、でも生きていくためには狂うしかなかった すっごい哀しかったです。グレコ暗殺を伝令係吉野家に伝えた後、「口にする前に実行しないとダメだな」っていうところ、最初の頃は「イヒヒ」っていうような悪どい笑いが入っていたんですけど、最近はマジに怖い表情。でも、同時に哀れで切なくて……

「小さい箱にしとけば~」~最後の戦い、今日は前回ほどボロ泣きはしませんでしたが、心にはズッシリ。「ごめんね~」ってすがりつく夫人をベッドに運ぶところ、いろんな感想を読んでて、ランディが夫人のおでこにキスした瞬間、強張っていた夫人の表情が緩むってあって、今日はそれを見るべくパパラッチしたんですけど、ホント、そうなってました。しかも、その瞬間にすっごい切なくて、でも優しい空気になってくるんですよ。凄いですよね~~内野さん&松さん……で、その後がまたいいんですよ。ベッドに寝かせた夫人を見つめる内野ランディの表情が 何だか元には戻れない現実が分かってたんじゃないかなぁ~って……こんな二人を観てると、1幕のバカだけど幸せだった様子がオーバーラップしてきてちょいとウルウルしかけちゃった

最終決戦、公演後半になって、ますます内野さんの演じ方に狂気さ&孤独感が出てきて重くなってきました。特にグレコとの一騎打ち、グレコ@北村さんの方は家族を殺された恨みが前面に出てて、まさに血液が沸点到達~な状態、ますます激しさを増してる。それに対峙するランディ@内野さん、完全に妄想に支配されてて生気がないといってもいい程 自分が犯してきた罪の重さに潰されて、悪人になりきれなくて狂うしかなかった人間の弱さを感じて、ランディに気持ちが寄り添ってしまいました。もちろん、犯罪を認めるわけではないんですけど、舞台上の登場人物を観ながら、そして自分も含めて、善悪、裏表って紙一重なんだなぁ~って。明日狂うのは我が身かもしれないわけだし。きれいは汚い、汚いはきれい……ホント、大事な言葉ですね

さてさて。。。とうとうやってまいりました。明日がじいの東京MY楽です。しっかり目に、耳に、心に焼き付けてこようと思います。あ、ライブの結果もそろそろ……どうか内野さんと過ごせる日をじいに
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