じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
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? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

Never Say Goodbye ある愛の軌跡

2006-06-20 23:34:40 | 観劇記
4月に大劇場で観た宙組の退団公演、東京にて再び行ってきました。ヅカ演目でリピートするのは初 前回は舞台になっているスペイン内乱とか??なことが多かったので、高校の教科書レベルですけど、一応お勉強~ パンフもちゃんと読んでいったので楽しめたかな ってことで、早速。。。あ、注意 かなり言いたい放題なのでヅカ命って方は引き返されることを、強く強く お勧めしますm(__)m

大劇場で観た時は、その前のヅカ観劇がベルばらだったせいもあって、今回の演目は地味だな~って。仕方ないですよね~~ベルばらは華麗な宮廷の話で、ドレスがいっぱい出てきて、最初からミラーボールが回ってて無駄過ぎるくらいキラキラ した舞台なんですから。でも、最近のじいはメタマクのハードな世界に浸っていたせいか、スペインのイメージを基本にした赤・白・黒の世界でも十分に華やかに感じました。

しか~~し 問題が一つ。最近、純粋なミューを観ていなかったせいか、セリフを歌ってしまう舞台に妙な違和感が これ、舞台に嵌り始めた頃に感じてたミューに対する偏見に似てるような……4月のレミゼ観劇の時には不自然なこと=不自然に感じなくなってる自分が怖かったこともありましたけどね この1ヵ月通いつめたメタマクは、一応ミュージカル的な要素もあり とは思うけど、セリフを歌うってよりも、その場面のキーワードやモチーフになっている言葉を素材にした歌って感じだったし。でも、暫くすると慣れちゃった、っていうか、数ヶ月前の感覚を取り戻しましたけど

第1幕、ジョルジュ@和央ようかさん登場→ソロが始まって銀橋を渡り始めると大拍手 お約束なのはよ~~く理解してるつもりですけど、やっぱりこのノリにはついていけない……しかも、ストーリー的に、わざわざ銀橋に出てくる必要があるわけ?なんてツッコミを入れたくなっちゃうんですよね ファンの方々が聞いたら襲われそうですけど。これ、一般人のイチ意見

開会式のリハーサルや市街戦、サン・ジョルディの祭り等など、アンサンブルな人たちが入って大合唱になる場面、やはり女性ばかりで音域が限られるので重厚感には欠ける部分もあるんですけど、スペイン風の裏打ちのリズムで一緒に踊りたくなるくらい。こういう楽しさ、ミュージカルの良さなんですよね

サグラダ・ファミリアの回廊でジョルジュとキャサリンが愛を誓い合う場面。今回はホントのホント、この二人を観るのは最後だと思ったので、できるだけパパラッチしてたんですけど、ジョルジュ@和央さんの仕草、目線の持っていき方、あれは罪かも 女性が求めている理想の男性像そのものって感じなんですよね、これで素直に萌え~ ってなればいいんでしょうけど、ある程度お年を召しているじいにはちょいと虚しさが……こんな男、絶対にいないって分かってるからなぁ~ しかも、物足りないんですよ。男性を演じていても中身は女性だから、ぜ~~んぶ理解できちゃうような感じなんですよね 絶対に分からない、理解し合えない部分があるからこそ男女の関係は面白い って思うし。ま、その分ツライこともいっぱいだけど……ね

第2幕、アギラールに鎮静剤の注射を打たれて自分の言うことを聞くようにされたキャサリン。意識を失う前に「愛の真実」を歌うシーン、花總さんお馴染み 涙を流しながらの熱唱でした。いや~~長々と(失礼)お疲れ様でした じいは他の組の娘役さんたちも観てますけど、何だかんだいってもやっぱり素敵ですわ。存在感は圧倒的だし、可愛らしさも強さもあるし、歌声も嫌ではないし。あ、褒めてるんですよぉ~~ 花總さんってお姫様キャラで、強くて、おきゃんな感じの女性の役がハマリ役だと思います。だから、最初にこの演目を観た時は「地味か」なんて感じましたけど、キャサリンっていう役、花總さんみたいに超長くて(爆!)いろんな舞台を踏んだ娘役じゃないと演じられないんじゃないかなぁ~~だから、まぁ、これで良かったんじゃないかと

オリーヴの丘での別れのシーン、大劇場では会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきてましたが、東京の方でも泣いてる みたいな人が結構いたような……ま、大劇場ほどではありませんでしたけど。ちなみにじいの横に座ってた人は多分和央ようかさんのファン。始終オペラでパパラッチしてたし、最後はウルウル してたみたいだし。ま、「Never Say Goodbye」の歌詞、ストーリー的にも状況的(退団公演っていう…ね)にも心に響くのは無理ないと思いますわ。

ラスト、スペイン内乱で銃弾に倒れたジョルジュが舞台中央で仲間たちに高く掲げ上げられてて、その周りに主要キャストたちが集まる演出、ふと黄泉の国かいっ って思っちゃった さすが小池氏演出か??って、まぁ、これは冗談。その後、ジョルジュが表れて「ONE HEAET」を歌い上げて幕切れ 前回はベタな演出でもいいからキャサリンを登場させて二人が結ばれるシーンが欲しいなぁ~なんて思ってたんですけど、今回はちょいと違う感想。ジョルジュの友人だったヴィセントの手によって、キャサリンの孫のペギーにジョルジュが残したカメラが手渡される→ジョルジュが登場って流れを見てると、ジョルジュの意思がキャサリン、その子供、孫に繋がれていて、ちゃんとジョルジュとキャサリンは結ばれたんだなぁ~ っていうのが分かる気がして……大人な感じのしっとりとした終わり方で、これもありかな?!って思いました。幕切れの暗転の前にジョルジュが振り返った時の笑顔、素敵でした

終演後、劇場を出たら出待ちの方々のすんごい列!列!列!怖かったよおぉ~~ ヅカに詳しい友人@関西在住、以前東京のこの風景を見てコワイとのたまいましたから 大劇場では余りまくってるチケも完売してる東京なわけだし、観劇する雰囲気も違うような……今回は同じ演目を違う劇場で観たから尚更なのかもしれませんけど。だって~~銀橋を渡るスターさんたちに拍手する勢いも違うんだもん~~東京、触るとやけどしそうな程の危険な 熱気なんですからぁぁ~~

そうそう、幕間に1階のキャトルレーヴをぶらり~~先月寄った時はベルばら一色だったけど、今日はネバセイ仕様にシックな雰囲気。で、じいは何をしてたかというと。。。トプステでメタマクの誌上ライブを堪能してました(ヲイヲイ)早くランディに再会したいわ~なんて思いながらふと斜め上の棚を見ると……東宝エリザの楽譜を発見。表紙はもちろん初演バージョンのアレ 思わず目を逸らしてしまいました。再び青い血が流れ始め……た 立ち直ったつもりだったのに、やっぱり……

おっと 落ち込んでる場合ではないです。今週末は今月最後の観劇、ミーマイに行ってきます。久々の帝劇、辛いことを思い出すかもしれないけど……頑張れ、自分 じいはつお~~い 一人で勝てるも~~ん
コメント
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