じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

Never Say Goodbye ある愛の軌跡

2006-06-20 23:34:40 | 観劇記
4月に大劇場で観た宙組の退団公演、東京にて再び行ってきました。ヅカ演目でリピートするのは初 前回は舞台になっているスペイン内乱とか??なことが多かったので、高校の教科書レベルですけど、一応お勉強~ パンフもちゃんと読んでいったので楽しめたかな ってことで、早速。。。あ、注意 かなり言いたい放題なのでヅカ命って方は引き返されることを、強く強く お勧めしますm(__)m

大劇場で観た時は、その前のヅカ観劇がベルばらだったせいもあって、今回の演目は地味だな~って。仕方ないですよね~~ベルばらは華麗な宮廷の話で、ドレスがいっぱい出てきて、最初からミラーボールが回ってて無駄過ぎるくらいキラキラ した舞台なんですから。でも、最近のじいはメタマクのハードな世界に浸っていたせいか、スペインのイメージを基本にした赤・白・黒の世界でも十分に華やかに感じました。

しか~~し 問題が一つ。最近、純粋なミューを観ていなかったせいか、セリフを歌ってしまう舞台に妙な違和感が これ、舞台に嵌り始めた頃に感じてたミューに対する偏見に似てるような……4月のレミゼ観劇の時には不自然なこと=不自然に感じなくなってる自分が怖かったこともありましたけどね この1ヵ月通いつめたメタマクは、一応ミュージカル的な要素もあり とは思うけど、セリフを歌うってよりも、その場面のキーワードやモチーフになっている言葉を素材にした歌って感じだったし。でも、暫くすると慣れちゃった、っていうか、数ヶ月前の感覚を取り戻しましたけど

第1幕、ジョルジュ@和央ようかさん登場→ソロが始まって銀橋を渡り始めると大拍手 お約束なのはよ~~く理解してるつもりですけど、やっぱりこのノリにはついていけない……しかも、ストーリー的に、わざわざ銀橋に出てくる必要があるわけ?なんてツッコミを入れたくなっちゃうんですよね ファンの方々が聞いたら襲われそうですけど。これ、一般人のイチ意見

開会式のリハーサルや市街戦、サン・ジョルディの祭り等など、アンサンブルな人たちが入って大合唱になる場面、やはり女性ばかりで音域が限られるので重厚感には欠ける部分もあるんですけど、スペイン風の裏打ちのリズムで一緒に踊りたくなるくらい。こういう楽しさ、ミュージカルの良さなんですよね

サグラダ・ファミリアの回廊でジョルジュとキャサリンが愛を誓い合う場面。今回はホントのホント、この二人を観るのは最後だと思ったので、できるだけパパラッチしてたんですけど、ジョルジュ@和央さんの仕草、目線の持っていき方、あれは罪かも 女性が求めている理想の男性像そのものって感じなんですよね、これで素直に萌え~ ってなればいいんでしょうけど、ある程度お年を召しているじいにはちょいと虚しさが……こんな男、絶対にいないって分かってるからなぁ~ しかも、物足りないんですよ。男性を演じていても中身は女性だから、ぜ~~んぶ理解できちゃうような感じなんですよね 絶対に分からない、理解し合えない部分があるからこそ男女の関係は面白い って思うし。ま、その分ツライこともいっぱいだけど……ね

第2幕、アギラールに鎮静剤の注射を打たれて自分の言うことを聞くようにされたキャサリン。意識を失う前に「愛の真実」を歌うシーン、花總さんお馴染み 涙を流しながらの熱唱でした。いや~~長々と(失礼)お疲れ様でした じいは他の組の娘役さんたちも観てますけど、何だかんだいってもやっぱり素敵ですわ。存在感は圧倒的だし、可愛らしさも強さもあるし、歌声も嫌ではないし。あ、褒めてるんですよぉ~~ 花總さんってお姫様キャラで、強くて、おきゃんな感じの女性の役がハマリ役だと思います。だから、最初にこの演目を観た時は「地味か」なんて感じましたけど、キャサリンっていう役、花總さんみたいに超長くて(爆!)いろんな舞台を踏んだ娘役じゃないと演じられないんじゃないかなぁ~~だから、まぁ、これで良かったんじゃないかと

オリーヴの丘での別れのシーン、大劇場では会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきてましたが、東京の方でも泣いてる みたいな人が結構いたような……ま、大劇場ほどではありませんでしたけど。ちなみにじいの横に座ってた人は多分和央ようかさんのファン。始終オペラでパパラッチしてたし、最後はウルウル してたみたいだし。ま、「Never Say Goodbye」の歌詞、ストーリー的にも状況的(退団公演っていう…ね)にも心に響くのは無理ないと思いますわ。

ラスト、スペイン内乱で銃弾に倒れたジョルジュが舞台中央で仲間たちに高く掲げ上げられてて、その周りに主要キャストたちが集まる演出、ふと黄泉の国かいっ って思っちゃった さすが小池氏演出か??って、まぁ、これは冗談。その後、ジョルジュが表れて「ONE HEAET」を歌い上げて幕切れ 前回はベタな演出でもいいからキャサリンを登場させて二人が結ばれるシーンが欲しいなぁ~なんて思ってたんですけど、今回はちょいと違う感想。ジョルジュの友人だったヴィセントの手によって、キャサリンの孫のペギーにジョルジュが残したカメラが手渡される→ジョルジュが登場って流れを見てると、ジョルジュの意思がキャサリン、その子供、孫に繋がれていて、ちゃんとジョルジュとキャサリンは結ばれたんだなぁ~ っていうのが分かる気がして……大人な感じのしっとりとした終わり方で、これもありかな?!って思いました。幕切れの暗転の前にジョルジュが振り返った時の笑顔、素敵でした

終演後、劇場を出たら出待ちの方々のすんごい列!列!列!怖かったよおぉ~~ ヅカに詳しい友人@関西在住、以前東京のこの風景を見てコワイとのたまいましたから 大劇場では余りまくってるチケも完売してる東京なわけだし、観劇する雰囲気も違うような……今回は同じ演目を違う劇場で観たから尚更なのかもしれませんけど。だって~~銀橋を渡るスターさんたちに拍手する勢いも違うんだもん~~東京、触るとやけどしそうな程の危険な 熱気なんですからぁぁ~~

そうそう、幕間に1階のキャトルレーヴをぶらり~~先月寄った時はベルばら一色だったけど、今日はネバセイ仕様にシックな雰囲気。で、じいは何をしてたかというと。。。トプステでメタマクの誌上ライブを堪能してました(ヲイヲイ)早くランディに再会したいわ~なんて思いながらふと斜め上の棚を見ると……東宝エリザの楽譜を発見。表紙はもちろん初演バージョンのアレ 思わず目を逸らしてしまいました。再び青い血が流れ始め……た 立ち直ったつもりだったのに、やっぱり……

おっと 落ち込んでる場合ではないです。今週末は今月最後の観劇、ミーマイに行ってきます。久々の帝劇、辛いことを思い出すかもしれないけど……頑張れ、自分 じいはつお~~い 一人で勝てるも~~ん
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メタルマクベス東京公演 12回目

2006-06-19 22:36:04 | 観劇記
東京公演の前楽(6/17ソワレ)の観劇記です。前楽公演、実はベガーズの時のハチャメチャ舞台の悪夢(詳細は2006年1月30日の日記へ)があったので、正直なところ不安だったのですが、その不安を吹き消すような熱い舞台 客席も熱気に包まれてて気温が2・3度上がってたような感じでした。

「きれいは汚い~」の内野ランディ、ますます絶好調 暫く見納めかと思うとシンミリしてしまいそうだったけど、今回の舞台の中でこの場面が唯一、心から萌え~ できるところなので、しっかり堪能させていただきました。で、そんなじいの横に座ってた女性、初メタマクらしくて入口で配られる歌詞カードをしきりに目で追いながら聞いてたんですけど、内野ランディが歌い始めた瞬間、笑い始めちゃって……なぜだ~~~こんなにカッコイイのに

ヤマハさん登場、今日もトイレネタでした。「目が覚めたらトイレでお尻を出したまま座ってた」みたいな内容でした。東京は城ネタ、子供ネタ、トイレネタが主だったかな……松本ではご当地ネタがあったので、大阪では是非地域ネタを復活させてもらいたいな

「炎の報告」……上條さん、とうとうやっちゃいましたね~~歌詞を思いっきり間違えてました。ランダムスターは褒めたのに、エクスプローラーを褒める部分もランダムスターを褒めちゃいましたね~~そろそろ罰ゲームが近い な~んて でも、ここでのレスポール、本当に楽しそう。特に公演後半では、門が開く時の音楽で後ろのバンドを煽ったり、「しか~し、そこはランダムスター~」って部分で皆がヘドバンしているところで女性兵士役の人と向かい合ってノリノリなダンスをしてるし。

エクスプローラーとマーシャルの再会シーン、相変わらず怪しい 内野ランディのツッコミ、今日は「気持ちの悪い親子関係だな」だったんですけど、確か昨日は「おかしな親子関係だな」だった気が……どっちがホント??で、その後の「マーシャル、お前、王様になりたくないか?」の質問。今日のマーシャルは「おいら、ユリカモメになりたい」って……しかも、その後にランディ&エクスプローラーが予言について話している時に、マーシャルは手を翼みたいにヒラヒラさせてカモメの真似をしてて こういう無邪気さ、好きですけどね~~

「自問・シャウト・自答」での内野ランディ、自分の中にある迷い、弱さ、欲望、可愛らしさ等など、ランディの魅力をぜ~~んぶ表現した歌い方なんですよね~~しかも歌詞の言葉によって空気を一瞬にして変えてしまう緩急の差 じいは毎回釘付け でも、ジレンマが一つ。内野ランディが歌っているバックで裏切り者のマホガニー領主を処刑するシーンが展開されるんですよ。レスポールJrとか、パパラッチしたいところでもあるんですけど、でもぉ~~ランディは絶対に絶対に外せないし。多分、大阪でも見ることはない っていうか、見れないと思いますわ DVDになるのを待つしかないのかしら。。。

レスポール暗殺の場面、ランディのいろ~~んな心模様が伝わってくるんですよね。夫人に暗殺を促されるシーン、暗殺を決意したことに対する自信をつけるために夫人にすがりつくように見えるけど、でも、それだけじゃないんですよ ランディ自身の悪どい、というか、邪気な部分、残忍な部分も見え隠れする。内野ランディの目の奥に鋭さを感じる瞬間ってのがあって、背筋が凍るような冷たさを感じるんですよね でもすっごく怖いわけでもなくて、夫人が寝室に戻って一人きりになると、よわ~~い感じになって、まるで空き地に置き去りにされた子犬のよう……こんなに層の厚い表現ができるなんて すっごい役を掘り下げて演じてないと、っていうか、役自身の人生を生きていないと出来ないこと。さすが内野さん。。。罪だわ

冠クンのヒットメドレー、「今日も行くぞ、東京~~」って煽っても客席はシ~~ン 冠クン、寂しそうでしたけど、観る側は劇場だからどう反応していいか分からないですよね~~じいは調子に乗ってイエ~~イ なんてしちゃうかもしれないけど で、冷たい空気の中、昔の彼女のシンミリ話→「燃えるいい女」を熱唱。今日も一曲で終わりかなぁ~と思ったところで客席から拍手 前楽、やっぱりこうじゃないと 内野ランディからも「もう一曲いいぞ」って許可がでたのでサーファーの友人の話→「おさかなソング」をシャウト~~

今日の2幕、実はハッ とした内野さんの表情がありました。「きれいは汚い~」の冒頭シーンに次いでじいのお気に入りシーン、「エクスプローラー殺しへの決意→スコーピオンハート」の後、パンクバンド「バトルハムレット(って名乗ってますよね?)」の二人にバンクォー橋本殺害を暗示するシーンがあるんですけど、パンクの悪口を言ってるのは「バンクォーだ」と言った時のマクベス内野の顔。今まではちょいとおちゃらけた雰囲気だったのが、一瞬にしてこわ~い表情に変わったんです しかもちゃんと陰のあるオーラが出てて、マクベス内野の周りの空気が黒く見えたような じい、固まっちゃいました。。。こんな風にツボに入っちゃう瞬間っていうのが内野さんが演じられる役には必ずあるんですよね~~その度にじいの“病気”はますます悪化

エクスプローラー殺害のシーンを眺めながら歌う「スコーピオンハート」、エクスプローラーが強くてカッコイイ分だけ哀しくなるんですよね。今日はこのシーンを見ながら「やめて~~~」って叫びたくなりましたわ。マクベス内野/ランディに待っているのは孤独や虚しさ。自業自得なのは分かるけど可哀想で可哀想で でも、同時に自分が望むものを手に入れたいっていう野心も理解できなくはない。。。生きるって難しいなぁ~なんてことも考えちゃいましたけど……はぁ、やっぱり2幕からは重い

「小さい箱」発言~私の失意、今日の松さん、喋り方は前回よりも冷静な感じ。といっても、壊れっぷりは相変わらずでしたけどね~~「私たちは小さいの。なのに大きい箱に手を伸ばそうとするから~~」って言いながら両手を突き出して何かを取ろうとする仕草をするところ、普通にあぁ~って感じで手を伸ばす時もあれば、う~~う~~って唸りながら手を伸ばしてて、内野ランディに抱きとめられるまで暴れた感じの時もあるんですけど、今日は後者の方でした。このパターンの時は、夫人を受け止める内野ランディの気持ちがすっごく強く伝わってくるんですよ。そりゃ、もう、切なくて切なくて しかも、公演後半に入ってから内野ランディもある意味「いっちゃってる」感があって狂気っぷりが凄いので、夫人を受け止めながらも、自分もまともな状態ではいられない姿が見ていられないんですよ。いつぞや、内野さんが「目に見える感動ではなく、人間の奥にある真実を掘り起こすような大人の芝居にしたい」みたいなことをおっしゃってましたけど、ホント、そんな舞台になってますわ。時としてこの場面、涙涙って時もあるんですけど、涙なんてこれっぽっちも出てこないのに心がすんごい痛くなってるのを実感する時の方が多くて。。。ま、じいは頑張ったと思うんですよぉぉ~~ マクベスの重さに1ヵ月耐えたんですから。ほ~め~て~~~なんて

カテコ、昨日より更に1回多かったです ここ何回かのカテコ、ラストから2回目の時、松さん&未來クンが何かしら絡んでふざけあってる様子。で、退場する時は北村さんが内野さんの肩を掴んでおんぶ?みたいに遊んでて……で、最後のカテコで上條さんが一人、勝手に帰ろうとしてて連れ戻されてたのが可愛かった
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祝!メタルマクベス東京千秋楽

2006-06-18 22:25:26 | その他いろいろ
昨日の前楽で燃え尽きたじい……昼過ぎまで爆睡してました 友人が灰になったじいを復活させてくれるってことで、夜は沖縄料理のお店で酒盛り~ ミミガー、ミミガー、ミミガ~好きさ~ 軟骨付き鶏肉も食べてコラーゲンの泉に飛び込みです

お店を出たら、じいがよく行く都内のイングリッシュパブ前には青いシャツの集団がいっぱ~~い 世の中はサッカー なんですね。でもぉ~じいは別のことでスペシャルな日。

本日、メタマク東京が千秋楽を迎えました~~

新感線恒例の煎餅撒きあり、メタマクバンドのミニライブあり(リンス&ダイエースプレー)でめちゃめちゃ盛り上がったらしいです。ライブ中にリンスの試供品 を撒いてたとの情報も……芸が細かい、っていうか、こういうおバカな遊び心、好きだわ~~ 東京でこれですから、大阪の大千秋楽はどうなっちゃうんでしょうね~~もうどうにでもして って感じかしら

明日からいつもの毎日に戻るんですね。。。まぁ、CDを聞いてメタマク中毒に陥ってるんでしょうけど 大阪遠征に備えて短期間充電をしないといけないので、頑張りますよ~~ あ、今月はあと2演目、観劇が残ってた 普通の ミューなので、大爆音お笑い満載派手派手な世界に慣れてた体を何とかしないと
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終わった…

2006-06-17 23:52:26 | 舞台な話
じいのメタルマクベス東京公演、無事に全日程を終了しましたぁ~~前楽の観劇記は別記事にて。

この1ヵ月間、「普段は絶対にあり得ない程めかしこんで出勤→定時ダッシュで劇場→帰って執筆活動」の繰り返し。マクベス同様、眠りを殺してました 他にも眠りを殺したアノ出来事もあったんですけどね~~ いや~~濃厚な一月でした。

明日は東京の千秋楽。そして最終地の大阪公演ももうすぐ じい、もちろん 大阪に乗り込みますよ 多分、ラストはメタマクライブのTシャツで燃え尽きる…か……も 黄泉の国の友人サマ、こんなじいを見捨てないでくださいませ

今夜、流サマからラブレター が届きました。次の“約束”ができたので、メタマク楽を迎えても寂しくない

*****

昨日の大河記者会見、毎日新聞のHPに写真がアップされています。内野さん、ちゃんと 髪が伸びてました。落ち着いたスーツ姿、久々に見た大人っぽい雰囲気。う~~ん、舞台ではしゃいで壊れてヘビメタ歌ってる人と同じとは思えない。。。そういうところが内野さんの魅力なんですけどね
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メタルマクベス東京公演 11回目(罰ゲームあり!)

2006-06-17 01:10:49 | 観劇記
メタマク東京も最後の週末を迎えます。週末になると有名人の目撃情報も多々……今日は獅童さん発見 やっぱ、綺麗だしカッコイイですわ。あ、浮気じゃないですから~~

まず最初に罰ゲーム情報から。11日に続いて、またまた遭遇しちゃいました 今回は金髪の暗殺者役の前田悟さん。遅刻の罪だそうです 地下1階のロビーに板前姿で登場 「すし食いねえ」を歌った後にサイン会スタート テーブルとかは出てなくて、発泡スチロールの箱を肩からかけてサインをされていました。いやいや、スミマセンって恐縮しながらサインしていらっしゃいました せっかくのチャンス じいもサインしていただきましたぁ~~(写真参照)

以下、本日の感想。。。

「きれいは汚い~」、今日の内野さんの声、ちょいと覇気がなかったような気がしました。他の曲でも声がかすれてたりってことが多かったので(これが妙にセクシー に感じることもあったんですけど)心配です。東京は残り3公演、ご自愛くださいね~~ あ、でも、「自問・シャウト・自答」はすっごく良かった 問いかけるような目、語り調な歌い方、たまらないんですよ~~目の前に歌詞の世界が見えるし、歌詞の意味が心に伝わってくる。好きだわ~~内野さんの歌い方

今日のヤマハさん、「ズボンのチャックが開いて、こんな頭(モヒカン)だし情けなかった~~」でした。エクスプローラーはプッチンプリンネタ……でも、行動はますます怪しいキャラ…… マーシャルとの再会シーンでは積極的に 上着を脱がしてるし、寝起きドッキリメイクのシーンでは内野ランディの手をとって「結婚しよう~」って で、「ゲロ掃除、頼んだぞ」って言うところは最初から小指を出して指きりしよぉ~ みたいな雰囲気。あと、グレコがランディにマホガニーの領主に任命されたことを伝えるところで、ランディが魔女たちの予言が的中したことに驚いて舞台中央に座り込むシーンがあるんですけど、じいは内野さんの表情を見たくてパパラッチしてたんですけど、エクスプローラーが「アレは幻だ」って言って否定するところでさりげなくランディの手を握ってルンルンみたいな感じで……どこまで進化するのか、楽しみ

ランディ夫妻、ますます夫婦の絆が強まってると思いました 1幕のバカップルシーン、今日の内野ランディ、夫人をママみたいな位置付けで甘えてるような……ホント、幼くて情けないダメ男っぷりが凄かったです 自分でレスポール暗殺を考えておきながら、弱気になって、そんな時に夫人に「あなたならできるわ」「今やらないでどうするのよ!」って叱咤激励されることで自分のよりどころを見つけて自信をつける……男ってバカな生き物なのよね~なんて思いつつ、心当たりなことを思い浮かべながらみていたじい。。。

メタルマクベスCDを肴にレスポール殺しの計画を話すところ、夫人が「何度も話し合ってきたことよ。今やらなければ運命は変わらないのよ」みたいなセリフがあるんですけど、バカなことも真面目なことも怖いことも、いろ~~んなことを“何度も話し合ってきた”間柄な雰囲気が二人の間に感じられる。。。内野さん&松さん、本当に素敵な夫婦役です

ただ、夫人がランディにレスポール暗殺を促していくシーンを見ながらじいはランディ夫人に健気さを感じちゃった。本当にランディを愛していたんだなぁ~~ランディの夢を叶えるために自分が悪になれるくらいに 内助の功って言葉、女が三歩下がって男を支えるみたいな感じがしてじいは大嫌いなんですけど、内助の功なんて陳腐な愛じゃないですよ もっともっと大きな愛…って気がするんですけど、どうなんでしょうか

レスポールJrの抜け毛シーン、今日はランディ夫人の手に残らないで床に全部落ちちゃってました。ジュニア君、自分で拾って抜け毛だ~ってボソッと一言。で、寝室に行くところで夫人:「坊ちゃん、寝室まで案内します。毛づくろいしてあげましょう」ジュニア:「やめて。これ、遺伝なの」って逃げ去るんですけど、そんな様子をみたレスポール、最近は自分の頭に手をあてる仕草をしてて 上條さん、お茶目~~

レスポール殺しの翌朝、グレコやエクスプローラーと話しているランディ、2回の悲鳴に驚く仕草をするんですけど、嘔吐物で汚れた床をみた門番の叫び声にはめちゃめちゃびっくりしてるんですよ。でも、寝室で国王暗殺の現場を見たグレコが叫ぶ声には大した驚きを見せない。。。じい的には、2度目の悲鳴は何が原因かわかっていたから驚きを“演じた”んじゃないかなぁ~って思うんですけど……それにしても、やっぱり内野さん、細かい心理描写がお上手だわ~~

犯人について話すところ、エクスプローラーがランディの方をじっと見てるんですよ。全てを悟ってたんじゃないかなぁ~って……そう思うとじいは哀しくなってくるんです。怪しいほどに 仲良しの二人だったのに心が離れていくのが分かるんですよね~~ランディは自分の野望を実現させるために友人たちの元を離れて夫人と共に我が道を行く決心をする。ランディの選ぶ道、そこまでして突き進む価値のあるものなのかなぁ~って思うと、人間って切ない生き物なんだなぁ~って感じて胸が痛くなりました

2幕、冠クンのヒットソングメドレー。デーモン小暮っぽい語り口調だったので聖飢魔Ⅱの曲なのかなぁ~(いつぞやの公演では歌ったらしいです)と思ったら、「どろろんえん魔くん」 をフルコーラス熱唱。内野ランディ「よく覚えたな」と絶賛 そうそう、2幕冒頭でシンセ(だと思うんですけど)の音を拾うマイクにトラブル発生。「あの娘のブーツは豚の耳の匂い」では魔女たちのコーラスが消えている部分アリ。さすがに音楽関係でのマイクトラブルは勘弁してほしいものですわ

新生メタルマクベスで「スコーピオンハート」を熱唱するマクベス内野、バンドの演奏が終わってもヘドバンし続けるマクベスをローズがやめさせるところで「死ね死ね…」って言ってるように聞こえたんですけど。後半になって普通ならマイクが拾わない呟きやセリフが客席まで届くようになったんですよね。。。キャストの気持ちが伝わってきやすいのでじいは大歓迎~~

今日の2幕、内野ランディの表情にハッ とさせられることが多かった 特に決めセリフの「小さい人間が大きいことをするのも楽じゃないな」「どんなに悪どい企みも口にする前に実行しないとダメだな」……圧巻でした。「小さい人間が~」の時、「楽じゃないな」の前に一呼吸あって微笑まれる。。。その表情がすんごく切なくて哀しくて……夫妻の後姿を見ながら、あぁ彼らにはお互いしかいないんだなぁ~孤独な夫婦なんだなぁ~って感じて辛かった

「女の股から生まれた男」の歌のシーンのラスト、「空を切り裂く剣が陸の鯨が目を覚まさぬ限り、俺は滅びない」という言葉を聞いて「やっと眠りにつける~」って歌うランディ。。。この辺りから完全に魔女たちの予言に支配された雰囲気なんですけど、じいにはたまらなく辛いんですよ。追いつめられた小さい人間の最後のあがきを見るような気がしてねぇ~~

毎度お馴染み 小さい箱発言の泣きツボ、松さんの表情が凄かった~~ 「地獄は暗い、地獄は寒い。マクベス、もう寝ましょう」って言ってランディにすがりつく時の松さんの目、白目を剥いちゃってましたよぉぉ~~しかも前が大きく開いたドレスの胸元が更にはだけちゃって危ないっ って感じで……でも、それを受け止める内野さんの表情が更に切なさ させちゃってるんですよ。いろ~~んな思いが詰まってるような表情 夫人の愛を理解してる?すがりつけるところがなくなった不安?元には戻れない後悔?覚悟?とにかく、いっぱいの感情が次々と押し寄せてくるみたいでした。

グレコ ランディの一騎打ち、最近は胸が痛くて直視できないこともあり。マクヒースなんて比じゃないくらい、どうしようもない悪人なんですけど、自分で撒いた種なんですけど、よ~~く分かるんですけど、ランディが哀れで哀れで 自分が同じだというわけではないけれど、(っていうか、犯罪は起こしませんよ)「きれいは汚い、汚いはきれい」……誰しも持っている生々しい心の一部分を見せつけられてるような気がするんですよ。ランディ、すんごくかっこ悪いんだけど、ある意味凄くて心に残る存在。ま、うっちー病重症のじいは「やっぱり内野さんって凄いわ~~」って結論に落ち着くんですけど

カテコ、今日はいつもより1回多かったです 内野さん、「ランディつお~い」って時みたいな手をして決めポーズ のはずが、つまづいちゃったみたいでおっととと~って 最後は松さん、じゃなくて、上條さんと腕を組んで登場→全員登場でした。舞台袖に退散される時、久々の投げキッスあり 他のキャストの方々と楽しそうに遊んで いらっしゃる姿をみると、良いカンパニーなんだなぁ~って。。。こっちも嬉しくなってしまうなんて、まるで親心かぁ
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大河配役二次発表

2006-06-16 23:51:52 | 風林火山
今日も青山に“いくさ”に出かけてきました。観劇記は別記事にて。

マクベスな世界にどっぷりな頃、いろいろと発表があったみたいで……「風林火山」キャスト二次発表に映画「あかね空」の最新情報。「あかね空」、2007年陽春に「恵比寿ガーデンシネマ」他にてロードショー。全国ロードショーって感じではないみたいですね 舞台挨拶、あるのかしら~~←早すぎ

「風林火山」のキャストの二次発表、NHKの7時のニュースで記者会見の映像が流れたみたいなんですけど、前述の通り、じいは観劇中だったので見れず スーツ姿の内野さん、めちゃめちゃかっこよかったそうで……同じ時間、内野さんをナマで堪能しておいて何なんですけど、見たかったぁ~~ 来週の土曜スタパ、内野さんのインタビュー付きで放送されるそうなので、録画予約をセットしないと

注目のヒロイン由布姫は柴本幸さん 柴俊夫さんと真野響子さんの娘だそうです。他には、浅田美代子・池脇千鶴・金田明夫・佐々木蔵之介・清水美沙・谷原章介・千葉真一・竜雷太(50音順、敬称略)等など。蔵之介さん、じいは結構注目してるので嬉しいな ワケのわからないアイドルがいないがいいですね~~ 未知数の方々もいらっしゃるけど、演技のキャッチボールをちゃんとしてもらって、素敵な作品を創っていただけたらと思います。勘助と由布姫のやりとり、すっごい楽しみ~~原作をチラリと読みましたけど、切ない関係なんですよね~~またまた新しい内野さんに出会えるのかな 最近はお茶目な役どころが多かったので、久々にバリバリ重厚な芝居を観られそう 期待してまっす

さてさて、明日は土曜出勤なんですけど、夜はメタマク東京の前楽に行ってまいります 急遽ピンチヒッターを頼まれまして……ま、即答OKしたアホですが あはは~~これでベガーズとタイ記録決定だわぁ
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メタルマクベス東京公演 10 回目

2006-06-15 23:47:44 | 観劇記
本家サイトが10000アクセスを突破 ホームページ開設から1年ちょっと……ありがとうございます~~m(__)m 最近ほったらかしにしてるので、ホント、申し訳ないんですけど、メタマクが終わったら地道に観劇記を書きます ので、今後ともよろしくお願いします

で、じいは今日も内野ランディに会ってきました。内野さん、ますますランディと一体化 観てて息を飲むような 表情や雰囲気……凄いです そういうわけで、今日は(今日“も”か…)内野さんしか観てないことが多かったような

冒頭のジャジャジャジャジャン ってイントロが始まると血が騒ぐんですよね~スクリーンの演出もめちゃめちゃかっこいいし 内野さん、ちょいと喉がお疲れの様子だったので心配。でも、音を外すこともなく、声も伸びてたので良かったです ただね、ちょっと歌詞の間違いが多かったかしら 今回の舞台、スクリーンに歌詞が出ちゃうから一目瞭然なんですよね ま、他の演目でも完璧に脳内再生できるじいの耳はごまかせないけどぉ~ウシシシ

ヤマハさん、「トイレで睡魔に襲われて、目が覚めたらトイレットペーパーを抱き締めてた」みたいな内容。最近、いろんな場面で下ネタ出現率↑?なのかしら

ランディ夫妻のバカップルぶり、最近はすっごく自然な感じになってて、二人の間にちゃんと夫婦の絆が感じられるんですよね 甘々ちゃん ランディと、掌で弄ぶように操縦する夫人の絶妙なバランス加減がとても良い 観てて、ホント、心から笑顔になれるラブラブっぷり ま、その分、2幕がますます辛いんですけどね それは後ほど。

レスポールとランディの会話、いいですねえ~ 今日は二人の表情をオペラでパパラッチ 上條さん、笑顔が多くなってたような気がします。とても暖かくて大きくて、でも鋭い 微笑……反対に、ランディは基本的には真面目な顔をしてるんだけど、「人殺しが好きだと言われちゃあ、裏切られても諦めがつく」なんて鋭いレスポールの言葉に対して、ランディの表情が曇ったり 驚きの顔 になったり……まさに「俺の顔はおしゃべり」なわけで 内野さん、細かい表情の変化も凄いなぁと思うんですけど、醸し出す雰囲気が、これまた良くて……ランディの器の小ささが伝わってくるんですよ。なので、暗殺計画なんてやめてしまえばいいのに!って。。。でも、そんな小さい人間に愛しさも感じてしまうじい これって、じいが してる内野さんが演じられてるから?!いえいえ そんなことはないですぅ~~いろんな感情を沸き立たせる演じ方をされる内野さんの役者としての力 です

1幕最後、マイクトラブル発生 レスポール暗殺の翌朝のシーンから突然音声がボリュームダウン。芝居を観てる集中力が途切れてオイオイ って感じだったけど、嬉しい偶然 役者さんたちの半分生の声(一応役者さんたちの身につけてたマイクは生きてたので)を堪能 今日のお席、限りなく最後列に近かったんですけど、さすが実力派 ちゃんと声が通ってました。内野さんの生声、やっぱり素敵だわ ラストの「王は永遠の眠りに……」ってセリフも普段以上に萌え~~ 内野さんの声、聞いてるだけで胸がいっぱいになるからご飯1回抜けるくらいなのぉ~←超アホ

2幕冒頭、ヒットソングメドレー、吉川ひなのの歌でうさぎちゃんがどうの~って歌でした(スミマセン知らないもので)客席も??な感じで盛り下がり気味。。。さすがに毎日違うネタだと冠クンも大変ですよね~~ただね、今日の冠クン、じいの地雷を踏んでしまいましたよぉ~ うさぎネタ で「ウサギは寂しいと死んでしまうと昔の彼女が言ってて…」って。。。じいの前でこのネタはやめてぇぇ~~ コイバナの彼絡みエピソードがあるんですから(知りたい方は過去の日記を彷徨ってみてくださいませ

2幕目の内野さん、ますます凄いことになってきました。特に今日は内野ランディの気持ちの流れがよく分かって、一人の人間の生々しい「生」を見せつけられた感じでした。おかげで、観てる方はツライツラ~~イ~~かなり~~ツ~ラ~イ~~って失意のタマネギ状態になるわけでして

1幕はずっと魔女たちの予言にとり憑かれてるオーラが出てるんですよ。一見、夫人の叱咤激励に促されているようですけど、あくまできっかけであって、既に魔女たちの言葉に夢中になっている雰囲気があって……夫人が自分の部屋に戻ってランディが一人取り残されるシーンも、一瞬、弱気になったりするけれど、「予言を聞いたんだから」「メタマクのCDがあるんだから」と、予言を支えに欲望のおもむくままに進んでいく。

で、2幕になると、今度は追い詰められていくオーラに変化する まぁ、頂点に登りつめたといっても、砂の上にお城を建てたようなものだから、手にしている栄光も「不安の種」にしかならないんですよね。だから走り続けていないと不安でしょうがない……エクスプローラー&マーシャルが襲われ、マクベス内野が「スコーピオンハート」を歌うシーン、マクベス内野/ランディがどんどん追いつめられていく様子が分かって、本当に辛かった もうやめようよ~~そんなに自分を追い込まなくてもいいのに~~って。最近のじいの気持ちとシンクロしたから尚更だったのかな ついつい無駄なことで自分を追い込んでしまうことがあるもので

「女の股から生まれた男」、13日の観劇で2階席から観て思ったんですけど、ここでの照明って血管っぽい模様が床に映されてるんですね~~これが「女の股から生まれた」って言葉を妙に艶かしくするような気がするんですけど。ま、命の根源って意味ではいいのかもしれませんが ここでの内野ランディ、1幕よりも更に魔女たちに陶酔。とり憑かれてるってよりも、もはや中毒状態ですわ。目とかすんごいコワイし この時点で既に狂いかけてる感じがしました。周りの人間を殺しまくって、でも元々は小さい人間だから重荷に耐えられなくて追いつめられて、でも生きていくためには狂うしかなかった すっごい哀しかったです。グレコ暗殺を伝令係吉野家に伝えた後、「口にする前に実行しないとダメだな」っていうところ、最初の頃は「イヒヒ」っていうような悪どい笑いが入っていたんですけど、最近はマジに怖い表情。でも、同時に哀れで切なくて……

「小さい箱にしとけば~」~最後の戦い、今日は前回ほどボロ泣きはしませんでしたが、心にはズッシリ。「ごめんね~」ってすがりつく夫人をベッドに運ぶところ、いろんな感想を読んでて、ランディが夫人のおでこにキスした瞬間、強張っていた夫人の表情が緩むってあって、今日はそれを見るべくパパラッチしたんですけど、ホント、そうなってました。しかも、その瞬間にすっごい切なくて、でも優しい空気になってくるんですよ。凄いですよね~~内野さん&松さん……で、その後がまたいいんですよ。ベッドに寝かせた夫人を見つめる内野ランディの表情が 何だか元には戻れない現実が分かってたんじゃないかなぁ~って……こんな二人を観てると、1幕のバカだけど幸せだった様子がオーバーラップしてきてちょいとウルウルしかけちゃった

最終決戦、公演後半になって、ますます内野さんの演じ方に狂気さ&孤独感が出てきて重くなってきました。特にグレコとの一騎打ち、グレコ@北村さんの方は家族を殺された恨みが前面に出てて、まさに血液が沸点到達~な状態、ますます激しさを増してる。それに対峙するランディ@内野さん、完全に妄想に支配されてて生気がないといってもいい程 自分が犯してきた罪の重さに潰されて、悪人になりきれなくて狂うしかなかった人間の弱さを感じて、ランディに気持ちが寄り添ってしまいました。もちろん、犯罪を認めるわけではないんですけど、舞台上の登場人物を観ながら、そして自分も含めて、善悪、裏表って紙一重なんだなぁ~って。明日狂うのは我が身かもしれないわけだし。きれいは汚い、汚いはきれい……ホント、大事な言葉ですね

さてさて。。。とうとうやってまいりました。明日がじいの東京MY楽です。しっかり目に、耳に、心に焼き付けてこようと思います。あ、ライブの結果もそろそろ……どうか内野さんと過ごせる日をじいに
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映画版マクベス

2006-06-14 23:04:39 | テレビ・映画
今日は帰りに美容院にてカラーリング&トリートメントをしてきました。いやぁ~~艶々キューティクルですぅ マクベス内野と同じかしら~なんて

この前、映画版「マクベス」のビデオをレンタルしました。ロマン・ポランスキー監督作品。この監督の作品、他のも見たことがあるけど、リアリティがあって重厚な作りなのはいいけど、人間の心をいたぶるような残虐さがあるんですよね なので、2度は見たくないって感じかも

内容はもちろん“普通の”マクベスです。80年代とのシンクロはないので(当たり前か…)何だかストーリー展開が早い気が……じいの乏しい読解力&想像力で読んだ原作を考えると、映画の方、多少、ん?かなり??脚色してあったのかも。ま、マクベスの基本は押さえたかな~~って感じですけどね。タオル地の魔女も「女の股から生まれた男」なんて言葉も出てこない、真面目 でクラシカルな雰囲気でした。

ただ、じいの頭はアホな幻聴が……字幕の言葉に音符にのってしまうんですよぉぉ~~ 例えばマクベスが魔女たちの予言を聞くところ、「おめでとう、マクベス。コーダーの領主!」って字幕を見た瞬間、どこからか「ば~ん~ざ~い~~マクベス~~マホガニ~の領主~~」って勝手に脳内変換 ダンカン王が出てくれば、その隣に冠クンがいないのが不思議に思っちゃうし、「マクベスは眠りを殺した」っていう有名なセリフにいたっては「スコーピオンハート」がエンドレス再生 もしかして、じいは普通のマクベスが見れない体になっちゃったのぉ~

映画版の方、マクベスという一人の男の生き方にスポットが当たっていたように感じました。原作を読んだ時もメタマクを見てた時もイマイチ想像の域を脱しなかったマクベスのダンカン王に対する殺意を感じる経緯、映画では表情とか物語の流れで明確に表現されていたので分かりやすかった なので、野望を達成し頂点まで登りつめたのに転落した男の悲哀が伝わる壮大な物語になってましたわ。役者の誰もが一度はやってみたいと思わせる魅力的な役なのも納得です

ただ、周りの人たちとの繋がりはほとんど描かれていなかったので、親友バンクォーとの関係もイマイチ??だし、マクベス夫人との関係も淡白だったような……ま、「会いたかった~~」なんてバカップルぶりは期待しない、っていうか、そんなことはしなくていいですけど、マクベス夫人はもうちょっと存在感があっても良かったんじゃないかなぁ~~

NHKのメタマク特集で松さんが「どんなにアレンジしてもストーリーが崩れないって、シェイクスピアって凄い人だったんですね」って話されていましたけど、ホント、そう思いました。この「マクベス」も料理の仕方でいろんな味が出せる メタマクの場合、内野さんが「夫婦の物語を大事にしたい」っていろんなところでおっしゃってて、まさにそんな感じに仕上がってるんですけど、夫婦の物語を軸にいろんな人との絆が描かれてる物語になってる。だから、とっても身近で共感できる作品になってるんですよね~~

さてさて、明日から2日連続で青山 じいの東京公演も終わりが近い。。。チケットが減る度に寂しさ倍増 でもぉ~~まだ大阪もあるし、ライブもあるので(絶対行くぞ~~)しんみりしている暇はない 頑張るぞぉぉ~~
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メタルマクベス東京公演 9回目

2006-06-13 23:57:51 | 観劇記
メタマク東京公演も最終週に突入~~ じいの観劇もラストスパート。今日も青山に出没してまいりました

今日は初の2階席。じいの好みをご存知の方にはお分かりだと思いますが、後ろだろうと端っこだろうと、舞台の呼吸を感じられる1階席大好きのじい。2階席 なのはレミゼだけなんですけど、今回のメタマク、新感線の舞台は照明が凄いってことだったので2階席に座ってみました。先に結論 やっぱり1階がイイ……です でも、2階だからこそ、突き放して観るからこその発見があったので良かったです。

ではでは 今日はまずコレ 本日のアドリブから。

ヤマハさん登場:妻の機嫌が悪いんです。便所のスリッパを小○で汚してしまいまして……覚えてないんですからどうしようもないんですぅ~

報告シーン:ダブルソフト差し入れネタが変更。「松さんの事務所からサントリーモルツの差し入れをいただきました」更にプラスアルファ、「宮藤官九郎さんからサッポロビール生の差し入れをいただきました」←オイオイ…

ランディ&エクスプローラー:先日と同じくプッチンプリンネタ 今日は内野ランディ、「アミノ酸とか胃に膜を張るとかプッチンプリンとか、そんな情報を求めてはいな~い」って言ってアドリブに答えてました。失礼ながら 内野さん、そんなはじけたこともできるようになったのね~~って感動しちゃった

ローズがメタマクバンドにダメ出し:「木こりの顔だ」って言われたバンクォー橋本が「判決を言い渡す」ってお尻を向けてローズに迫るんですけど、今日は舞台袖の奥までローズを追い出して「引っ込んでろ~~」って

冠クンの昭和のヒットソングメドレー:客席を煽ったけど冷たい反応 で、急にしみじみと亡くなったサーファーがどうのこうのって話し始めて、そのまましんみりいくのかなぁ~と思ったら、いきなり「おさかなソング」を熱唱。内野ランディ、笑いをこらえながら「それは昭和の歌謡曲なのか」とツッコミ。

以下は芝居の感想でっす。

「きれいは汚い~」の内野ランディ、歌が安定していて、ご自分のモノにされている感じ 安心して聞けます、っていうか、心おきなく萌え~~ できちゃう 2階から見てると照明の演出がバッチリ堪能できるので、間奏部分の殺陣のシーン、動きと照明がピッタリ合っててかっこよさ倍増 しかも、今日は殺陣のキレが凄くあって、最初はオペラで内野ランディをパパラッチしていたのが、気がついたら肉眼でウットリトロ~~ンってしてました

森で魔女たちに出会うシーン。照明効果で木々の葉っぱみたいな影が板の上に映し出されてました。これは2階からじゃないと分からないですよね~~ この照明、2幕で1989年の落ちぶれたマクベス内野&ローズ→2206年の魔女たちに会いに行った内野ランディに場面が変わるシーンでも使われていたので、時代&場所が転換したのを分かりやすくしているなぁ~と思って感心

照明効果っていえば、「自問・シャウト・自答」や「スコーピオン・ハート」とかで、内野ランディ/マクベス内野が舞台中央で歌う時のスポットライトや舞台全体の派手な照明がコンサートみたいで血が騒いでしまいました。開幕前、どの雑誌だったかは忘れたけど、マクベスの舞台を観に来ると同時にメタルのコンサートに来てるような雰囲気を出したいって演出家のいのうえさんがおっしゃってたような。。。その言葉どおり、観劇と同時にロックコンサート…一度で二度美味しいみたいな感じで楽しかったです

グレコ、マーシャル、伝令係“吉野家”がランディたちを迎えにきて一緒に城に戻るシーン。ランディだけが魔女たちの予言に影響されてるのがすっごく感じられました。こういうところが内野さんの凄いとこだと思うんですけど、体全体でその時の役の気持ちを伝えることができる役者さんなんですよね~~伝説の アノ役の背中で語る演技 に近い感じだったような……これ、離れて観てるからこそ感じられることでもあり、逆に、2階席で離れているのにこんなオーラを出される内野さんって凄すぎるって思ったり。。。

背中で語れると言ったら、そうそう、今日釘付けになったのがレスポールとランディのバルコニーでの会話。レスポールもランディも後ろ向きで喋ってるんですけど、レスポールの方の照明は明るめで、ランディの立ち位置はちょっと影になってるんですよ。その対比が二人の内面や王座に座った後の行く末を表しているように思いました。殺されちゃうけど皆に慕われたレスポール国王、頂点まで上りつめたのに孤独で不幸せになったランディ国王……しかもしかも そんな結果を招いてしまったのだろう、内面を上條さん&内野さんが体全体の雰囲気でこちらに伝えていらっしゃる 特に、今日の内野ランディ、夫人とのやりとりでも感じたことですけど、幼くて弱っちい男の雰囲気だったので、ますますランディが「小さい存在」に感じられて、とっても切なくなってしまいましたわ。「小さい人間が大きいことをする」……心にズッシリ突き刺さる演じ方だったです

で、ランディが小さく感じる分、ランディ夫人の強さが目立っちゃうんですけど、今日のじい、実は完全にランディ夫人の気持ちに寄り添ってたんですよ。おかげで2幕終盤、「小さい方にしとけば~」発言からラストまでウルウルボロボロ 涙が止まりませんでした。ランディと夫人が向かい合って話すシーン、1幕付近のバカップルぶりもなければ、頂点に上りつめた時の強い輝きを放つカップルでもない、とってもとっても小さな二人なんですよ。そんな二人の姿が切ない上に、今まで強気だった夫人が「ゴメンネ~」って言った時に、夫人のランディに対する愛情がすっごく伝わってきて、「本当に愛してたんだなぁ~ 好きで好きでたまらなくて、自分のためじゃない、ランディの野心を叶えるために強くなってたんだなぁ~」って……そして、それを優しい目で受け止める内野ランディがまたまた哀しい ヘタレで弱っちいけど、夫人の気持ちは何となくでも分かってたんじゃないかって……はぁ。。。小さい箱にしとけば幸せになれたかもしれないのにって思うと切ないですねぇ~~

その後の戦いのシーン、今日はなぜか泣きツボど真ん中 愛する妻も友達も去った。残ったものは虚しさだけ……狂気に満ちて孤独感いっぱいのランディ、自業自得なのは百も承知 魔女たちの予言に惑わされて理性を失った人間のなれの果てを見てるようで怖くもあるんですけど、かわいそうでかわいそうで辛かった。パール王との戦いにしても、グレコとの一騎打ちにしても、かつては友だった人たちと剣を交えてて、一方は仲間がいて力を合わせて戦っているのに、一方は一人ぼっち。しつこいけど、自分の撒いた種なわけだから仕方ないんですけど、哀しすぎる運命。。。追い詰められていくランディがかわいそすぎる レスポールの「なぜ戦うのだ?」という問いに「殺しが好きだから」と答えたランディ。そう答えざるを得ないまでに崖っぷちだったんだと思いますけど、すっごく生々しい、ある意味“人間らしい”正直な答えのような気もするような。。。正しい答え、私は永遠の謎だと思うんですけど、皆さんはどう思います???何か、ランディの気持ちや人間って生き物について考えてたら、切なくなっちゃって無意識のうちにウルウル……今日はちょっとだけ重い物をお持ち帰りだったかも
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レプリークBis&朝日新聞「芸能PLUS」

2006-06-12 23:55:30 | 内野聖陽さん
昨日の罰ゲーム、あられもない 一部始終が頭を巡り……とにかくそれをかき消すために仕事に没頭 週明け月曜日にしては非常に捗りました

本日、レプリークBisの発売日。当然ながら終業まで我慢できなかったヘタレじいは昼休みに本屋直行 巻頭6ページの「メタルマクベス」誌上ライブ 舞台の説明あり、内野さんのお言葉もしっかり掲載。まだ稽古中の時期の取材だったみたいです。内野さん、「かなり面白い作品になりそうなので、今回ほど自分が参加している芝居を客席から観たいと思ったことはない」とのこと。ダメですよぉぉ~~内野さんが舞台で演じてくださらないと、じいはエネルギー補給ができないんですから 舞台写真もベストショット満載 やっぱり「きれいは汚い~」の写真、萌え~~ だわ 2幕の「小さい箱」発言のシーンの写真もあって、写真なんだけど内野ランディの表情を見てるとツラ~~イ感情が伝わってきて胸がチクチク 誌上ライブ以外にもメタマクの舞台美術を担当された方の記事もあって内容充実です。1,500円、ちょいと高いけど買い ですよぉぉ~~

で、予定はこの雑誌1冊だったんですけど、朝イチで緊急情報ゲット 朝日新聞の大阪総局版に内野さんの写真&記事掲載ですぅぅ~~地域によって違うらしくて朝刊or夕刊のどちらかに掲載されている模様。ただ~~し 東京総局版にはありません じい、西日本在住の某取材源よりFAXでゲット。はぁ……何て素敵なお言葉の数々 そして写真もありです。箱根~の時くらいの長さに伸びてましたわ

文学座所属の正統派って書かれていましたけど、当の内野さんは「舞台では過激なことをやりたい」そうです。“ド悲劇”が好きで「人間が持つ暗い部分、人の業をのぞいてみたい」って……相変わらずですよね~~いろんな場面でよくおっしゃってることなんですけど、実際にこんな風に演じていらっしゃるところが内野さんの凄いところだし、惹かれずにはいられない“罪”なところ 言葉にできないくらい激しくて生々しい感情をえぐられて、心臓を素手でわしづかみにされたような感覚。こんな経験をさせてくださる役者さんなんてそうそういるものじゃないですよぉ 素敵すぎますわ

最近は「感情を歌に乗せて表現する舞台が多いが、一方で緻密な言葉で感情の機微を表現するせりふ劇へのこだわりも強い」と書かれてましたけど、内野さん、「ミュージカル=音楽劇」で「ミュージカル→表現する手段の一つとして音楽あり」って感じのことをおっしゃってたことがあったような……せりふ劇と区別されてないんじゃないかなぁ~って思うんですよね。だからミューの舞台でも歌詞の言葉がしっかりと心に届いてくるわけで……今回のメタマクとか、他のインタビュー映像でも思ったんですけど、内野さんの喋りって、一言一言をかみしめながら話される感じだし、発言の一つ一つに責任を持ったような話し方なので、じいは毎回ほぉぉ~~って 「せりふ劇は自分の心の中から湧き出る旋律で感情を伝えないといけない」という内野さんの力強い言葉。もう~~これだから心に響くんですよね。演じるとはいっても嘘ではないんですから

最後にちょっとだけアノ話題。「作品のファンの方々は複雑かも」だそうです。いろいろと気を遣っていらっしゃるんでしょうね。。。まぁ、惚れたモノ負けとでもいうのかな やっぱり何があっても好きだわ、内野さんのこと

そうそう、この記事を提供してくれた情報源サマ……実は今朝、西日本で結構大きな地震があったそうで、じいはそのことを知らなかったんですよ で、「朝日の西日本版に内野さんの記事が載ってるから大至急よろしく」ってメールしたら、「てっきり心配してくれたんだと思ったら何よ あなただけよ 地震の後に連絡をくれなかったのは」って怒られちゃいました。だってぇぇ~~朝は早く出ちゃうから知らなかったんだもん

ま、機嫌を直してくれて、後日新聞丸ごと送ってくれるそうで。ありがとぉぉ~~
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