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ICF-7600D の静電気対策は?

2010年10月08日 05時45分26秒 | その他のラヂオ・受信機
ICF-7600D を屋外に持ち出すのに気になっていたのが「 静電気対策 」です。
着る服などにもよるのでしょうけど、私の場合、静電気発生が凄いです。



モデル名は少し違いますが ICF-7600DS の回路図 ↓ を見る限り静電気対策されているようです。

1SS119 スイッチング・ダイオードが2個お互いに反対方向パラに付いている、これだと思います。

1SS119 の Datasheet を見ると、
1. High Speed Switching.
2. Short Reverse Recovery Time ( 3.5ns Max ).
3. Low Capacitance ( 3.0pF Max ).
と書いてあります。

以前、私の ICF-2001D の方は「 静電気対策 」がなかったので 改修 しました。

P.S.
オリジナルの ICF-2001D にも ESD 対策の回路があるようです、細部は後日に記事にします。


さて ICF-7600D の方も対策しようと、開けてみました。


D1 と D2 が反方位にパラになって ESD 処置してあるようです。
そうなると、後から発売された ICF-2001D に ESD 処置されていなかったことが不思議です。
私の ICF-7600D の生産時期が新しいのかもしれません。

これで安心して「 草むら BCL 」へ持ち出せます。
早速電池を入れて準備しました。

P.S.
※ 今年の「 トランジスタ技術 」4月号の P199 に、
「 雷/静電気対策用部品の種類と使い方 」という記事があります。
「 静電気サージには、ガス入り放電管やツェナー・ダイオードが有効、しかし急峻な立ち上がりのサージには十分には応答できない。」
とあります。
スイッチング・ダイードで充分な ESD 対処できるか疑問が残りますが、
完璧な対策は不可能でしょうから、現状で遊びます。

コメント
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