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SONY ICF-2001D ESD 対策など ...

2010年10月14日 03時59分21秒 | その他のラヂオ・受信機
SONY ICF-2001D の回路図を仕入れたので眺めてみますと ESD 対策・処置済みでした。



そうなると KIWA 電子の FET 保護 Diode は単に初段の RF 回路の FET 保護だけなのでしょうか?
我が家の 2001D は FET 保護 Diode を装着したので、これで壊れたらあきらめます。

さらに回路図を眺めると AIR Mode の RF-AMP に ΔLOOP7 の 2SK-439 が使われています。

さて SONY ICF-2001D, 感度、選択度、SYNC, 素晴らしいラジオです。
今の不満を言えば、造りがとても安っぽいことです。
我が家の ICF-2001D, Jack Board が機械的破壊の限界です。
安っぽくて薄いプラスック・ケースのレセプタクル ( ジャック ) 群にも感心しません。

比べる対象が適当ではないですが、発売が 2001D より更に 10 年先輩の三菱 JEAGAM FIC-404 の方が遥かにしっかりしていて、耐久性、信頼性がありそうです。
VR のツマミの裏にさえしっかりした金属の受け口があり VR も通信用?かと思える部品を使っています。
例えば、ネジ一つを取っても SONY みたいに木ネジではなく、ちゃんとしたビスを使いナットに相当する金属部品が受け側にあり生真面目な設計陣が造ったのが容易に理解できます。

JEAGAM は開けてみる度に色々と感心します。
SONY ICF-2001D は開けてみる度に落胆します。開けなければ気付かないのに。( 笑 )



技術的進化と耐久性、両立は難しいかな?
機械的な構造でラジオを聴く訳ではありませんが、
ICF-2001D という受信機、賞賛と不満が同居している印象です。

コメント (7)
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