初回の予言通り JEAGAM 修理の記事は今回で5話まで来て完結となりました。
さて今日は台風 14 号の影響で外は横殴りの風雨です。
こんな日はラジオを聴くに限ります。現在の我が家は近隣の中波か FM しか聴けませんが。
昨日完成した RS-350 のエージング兼ねてラジオを聴きながら JEAGAM の修理を続けてみました。
修復作業その5;
ネット情報では JEAGAM の修理は難しい、機械的に構造が複雑というですが、何回も分解・組み立てを繰り返すと学習してきます。
まず全ての基盤、その他構造部分をバラバラにしてみました。
そこで気付いた ( 以前気付かなかった ) ことが2つ。
1 電解コンデンサーは1個を除いて全て交換したと思っていたらシールドの中にあと2個残っていました。
残っていた電解コンデンサー3個全てを新品へ交換しました。
2 低周波回路にはタンタル・コンデンサーが5個付いています。
ポーダブル・ラジオにタンタル・コンデンサーを使うのは普通なのか?分かりませんが。
これらを全てオーディオ用 ( と思われる ) 電解コンデンサーへ交換しました。
↓ 取り出した部品。
ちょうどタイミング良く昼前に日本郵便から Rohm BA302 の IC が届きました。
35 年も前の IC のストック ↓ あるんですね。
オーストラリアの業者から3個を仕入れました。
どこが壊れているか調べるのは難しいので可能性のある部品をどんどん新品へ換えます。
Power Amp に使っている TR を発見してビックリ!
ゲルマニウム・トランジスター 三菱製 2SB495 です。
こんなに小さいのに B 級 PP 動作で 1W ~ Max 2 W だそうです。" Unbelievable ! "
↓ 基盤横しかも裏のヒート・シンクに隠れていたので前回まで探しきれていませんでした。
↓ ヒート・シンクを外したところ。
このゲルマニウム・トランジスタは交換部品がないのでそのままです。
さて IC, 全数の電解コンデンサー、タンタル・コンデンサーを新品へ交換完了しました。
" ボヨン、ボヨン " という変な音は完治しました。
このまま聴き続けてみます。
P.S.
修理完了してから 5 時間ほど FM 放送を鳴らし続けてみました。
すっきりした音はそのままです。
裏を空けてみて パワー TR, トランス、コンデンサー類など触ってみましたが熱も低く成功です。
あと2台の JEAGAM が修理できる IC が残りました。
JEAGAM の分解、組み立ても慣れて来たし、商売しますか。( 笑 )
修復作業その4;
アンテナを設置できない日々 ... まだまだ続きます。
秋の夜長、そして早朝も短波を聴けないので手持ち無沙汰です。
では JEAGAM の修理 ( 一歩間違えば破壊? ) を少し。
修復とは関係ないですが、ついでに予防整備;↓ 右のブリッジ整流ダイオードも交換しました。
この4つ足のブリッジ・ダイオード1個の代わりに4本のダイオードでブリッジを自作して差し換えました。
↑ 左が取り外した東洋電具製作所 ( 現 Rohm 社 ) の IC ; BA302 です。
さてこれからどうしますか。
この IC が故障と決まった訳でもないし。
取りあえず自作 IC アンプを組み込んだので聴けますが、オリジナルに近づける努力が足りません。
結局、進展どころか 「 その2 」 へ戻りました。
つづく .....
アンテナを設置できない日々 ... まだまだ続きます。
秋の夜長、そして早朝も短波を聴けないので手持ち無沙汰です。
では JEAGAM の修理 ( 一歩間違えば破壊? ) を少し。
修復とは関係ないですが、ついでに予防整備;↓ 右のブリッジ整流ダイオードも交換しました。
この4つ足のブリッジ・ダイオード1個の代わりに4本のダイオードでブリッジを自作して差し換えました。
↑ 左が取り外した東洋電具製作所 ( 現 Rohm 社 ) の IC ; BA302 です。
さてこれからどうしますか。
この IC が故障と決まった訳でもないし。
取りあえず自作 IC アンプを組み込んだので聴けますが、オリジナルに近づける努力が足りません。
結局、進展どころか 「 その2 」 へ戻りました。
つづく .....