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コリン's 51S-1 修理、続編

2011年06月20日 04時53分30秒 | Collins 51S-1

後日 ;

前回の修理の勢いで、もう一箇所。

別な V4 ; 6EA8 真空管 ソケット も交換しました。

理由は、以前接触不良気味だったことがあったので。

ここの修復は前回より更に大変でした。

この 6EA8 は複合管で 3rd Mixer と Remote Gain Gate に使用されています。

この真空管は厳重に上下左右前後 6 面を狭い シールド で囲まれています。

 V7 ; 6EA8 と書いている場所 ⇒ V7 は間違いで V4 が正しい

          ↑ V7 は V4 の間違い。

↑ ソケット 交換前の画像、交換作業を躊躇させるほど、部品の取り付け場所はとても狭く、そして深さがあり、素人の私には、とても難度が高いと感じました。

ソケット と付属部品の交換だけで 3 時間もかかってしまいました。

ソケット を新品へ交換後、ちゃんと作動しています。ほっ ...

 

ついでに複雑な ギア 機構に油を注しました。

「 コリンズ の メンテナンス 」 本に、油を注しすぎたらよくない!と 書いてあります。

注油の効果、これまで ダイアル は軽いと思っていましたが、更に滑らかさが増し、静かになりました。

 

私の Collins 51S-1F ラックマウント 仕様は、初期型しかも業務用に使われたらしく、長年の劣化、特に熱疲労が大きいようです。

↓ こんなところで使われたのかな?24 時間 365 日連続運用とか。( また勝手な妄想 )

これからも少しずつ 「 レストアもどき 」 を行って、末永く使います。

コメント (2)
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