後日 ;
前回の修理の勢いで、もう一箇所。
別な V4 ; 6EA8 真空管 ソケット も交換しました。
理由は、以前接触不良気味だったことがあったので。
ここの修復は前回より更に大変でした。
この 6EA8 は複合管で 3rd Mixer と Remote Gain Gate に使用されています。
この真空管は厳重に上下左右前後 6 面を狭い シールド で囲まれています。
V7 ; 6EA8 と書いている場所 ⇒ V7 は間違いで V4 が正しい。
↑ V7 は V4 の間違い。
↑ ソケット 交換前の画像、交換作業を躊躇させるほど、部品の取り付け場所はとても狭く、そして深さがあり、素人の私には、とても難度が高いと感じました。
ソケット と付属部品の交換だけで 3 時間もかかってしまいました。
ソケット を新品へ交換後、ちゃんと作動しています。ほっ ...
ついでに複雑な ギア 機構に油を注しました。
「 コリンズ の メンテナンス 」 本に、油を注しすぎたらよくない!と 書いてあります。
注油の効果、これまで ダイアル は軽いと思っていましたが、更に滑らかさが増し、静かになりました。
私の Collins 51S-1F ラックマウント 仕様は、初期型しかも業務用に使われたらしく、長年の劣化、特に熱疲労が大きいようです。
↓ こんなところで使われたのかな?24 時間 365 日連続運用とか。( また勝手な妄想 )
これからも少しずつ 「 レストアもどき 」 を行って、末永く使います。