☆芸能人でなくても歯は命
歯周病についての講演を聴き、全身の健康のために「歯」がどんなに大切で
あるかを改めて実感しました。歯周病は心臓その他の、あらゆる内臓の器官と
密接な関わりありますが、やはり健康な人は歯に関心があり、歯をとても大切に
しているようです。現在は「80・20運動」が行われて、健康それは寿命を延ばす
ために、80歳まで20本の自分の歯を残そうという運動です。歯を失う原因は、虫歯
そのものより歯周病によるもので、それを防ぐためにも丁寧な歯磨きと、歯間ブラシ
を使うことや、歯茎のマッサージをお勧めいたします。口元には表情筋の70%が
あり口元はとてもよく動きます。そのため、口元は案外目立ち、歯並びのきれいさや
白さなども、好感度を高める要素です。
☆お勧めしたい歯茎のマッサージ
私は初めてインドへ行ったとき、「あなたのような丈夫な歯ほど歯茎(その頃まだ
歯周病と言う言葉はありません)が悪くなると一度に抜ける」と言われました。
その予防のために習ったのが「歯茎のマッサージ」で、それ以来長年毎日行って
います。それはごく簡単で、きれいな人差し指で歯茎を左右に何度かこするだけです。
この方法を歯を磨いた直後の朝晩行うと、歯茎がだんだん引き締まってくるので、
私はぜひお勧めしたいと思います。それ以外にも定期的に歯医者さんに行って、虫歯や
歯周病のチエックと、歯垢をとることも必要だと思います。かなり丁寧に磨いても自然
に歯垢は付くようですから。
☆ちなみに高齢で歯が健康な私の毎日のケアは・・・
1)歯間ブラシを使う。
2)ジェット水流で歯の間を洗い流す
3)電動ブラシで歯磨き
4)歯茎のマッサージ、
5)歯の上と下の部分を(血管)を指先で突き上げるように刺激する。
これは朝晩必ず行いますが、家にいるときは食後に歯間ブラシと、ジェット水流で
歯とお口全体を洗い流します。現在も抜けた歯は一本もなく全部揃っています。
それ以外に3か月に一度は歯のチェックと歯垢をとるために、かかりつけの歯医者
さんへ長年通っていますが、かなり丁寧に磨いてもやはり歯垢は溜まるようです。
歯科衛生士さんは「やはりときどきプロのお手入れが必要です」と言っていました。
また今は自分で「歯のホワイトニング」を毎週しますが、それは歯医者さんで
歯型のマウスピース(4・5千円位)をつくり、それに医薬品の薬剤を塗って歯
に被せ、約1時半位行いますが、その違和感はあまり心地よいものではあり
ません。でも、私は「自分の美的感覚のため」と、ガンバって行っています。
ときどき美しい人が笑った時歯並びが悪かったり、素敵な男性と思ったのに
たばこのやにで歯が黒かったり、ガッカリした経験があるので、自分はそう
なりたくないと思うからです。また、口元は生理的にも最も印象が強いので
まだ若いあなたも、美容と健康と好感度を高めるために、歯のお手入れをして
丁寧にして下さいね。