投稿した原稿は毎回保存しているはずだが何故か見つからず、多分これが20回目
だと思う、あまりだらだら書いてもと、初めから20回で終わる予定だった。
私は身体面、精神面など雑学的だが、かなり知識はあると思うので、自分が
叩き台の研究は実に楽しく面白い。何故ならその結果はすぐに自分で実感できる
からだ。決して長生きしたい訳ではないが「認知症の夫を男性の平均寿命より長生き
させたい」と自分にかせをかけたが、これは至難のわざで、さまざまな経験がある
私だからからこそできると自負している。北海道3日間の旅行は、片時も目を離さず
夫の状態を細心に注意するので、神経的には大変疲れるが、今回は娘が同道したので
随分助かった。知人の一人はこの時期にと批判的だったが・・・
無論夫の健康管理は大変だが、色々な面から総合してやはり「人生で最も重要なのは
食生活」だと思っている。食べることは人間の第一欲求だが、最近夫に「何が一番
楽しいの?」と聞いてみたら「食べること」と即答えた。
誰でも感じることだが、美味しいものを食べているときは幸せで、その時間が沢山
あるほど、幸福感が高まり精神状態が安定するのだと思う。
私は上手ではないが料理好きなので、ときどき「美味しい」という夫は、かなり満足
した精神状態のはずで、それらは認知症の進行をかなり抑制しているはずだ。
度々お話するが80代の老夫婦が長年予防注射をしないで風邪を全くひかないのが
何よりその証明だと思っている。食生活は健康、見た目の若さ、精神安定には絶対に
欠かせない基本であることは間違いない事実だ。また食品だけで補えないものは必要
だと思えるサプリメントで補給している。
私が工夫している方法は、次から次へと新しいものを発見でき、限りなく沢山あり
とにかく自分自身が実験材料だから、それがまたとても楽しくやり甲斐がある。
できたら機会があったら、具体的なノウハウを、本で表したいと思っているが、この
時代では無理かもしれない。でも、人生100歳時代だから、その可能性もあるかもと
脳天気なので希望的観測をしている。いずれにしても、夫も私も何を食べても美味しく
体の痛みもなく、いつも明るい気分をキープでき、仲良く暮らせるのは大変感謝している。