☆小さな喜び、感動、感謝は幸せへの一歩
テレビ、新聞や本、また他人の話し、町を歩いても乗り物の中など、日常生活の中
に小さな感動の種は、実は沢山あります。私は昨日山の手線の中で、大きな荷物を
持って乗る高齢者の男性を、自分も一緒に乗りながら、黙ってそっと支えていた
若い女性を見て、(何と思いやりがある人だろう)と、感動しました。
世の中には身の回りにある小さな幸せ、感動、感謝などにまったく気づかず、毎日
不平不満、苦情、愚痴、批判、攻撃などばかりを、より敏感に感じて生きている人
も少なくないようです。そんなタイプの人は、もしかしたら、一生幸せにはなれ
ないかも知れませんね。
また、都会でも季節の移ろいは身近で感じる自然ですが、身の回りの些細な出来事
でも「嬉しいな」「有難いな」「ステキだな」と思えると、同じ毎日なら気持が
フワーッと柔らかくなり、きっと、ストレスを洗い流してくれることでしょう。
どんなことでも文句を言ったらきりがありません、私は同じ毎日ならできるだけ
ポジティブな方向に意識を向けて生きています。「日頃感じる当たり前の小さな
喜び、感動、感謝、嬉しさなどを探してみる」、これは私のカウンセリングルーム
の指導法「能里メソッド」の一つです。もしもあなたが「自分は割合文句が多い
方だな」と感じられたら、嫌な事や、腹立たしい事はあまり気にせず、またでき
るだけ早く忘れて、少しでも得したり、嬉しかったりすることを、意識的に探し
てみては如何でしょうか?!
もしも何もなかったとしたら・・・
1)何事もなく無事に過ごせた、2)何を食べても美味しかった、3)お天気が
良かった、4)家族がみんな元気だった。そんな当たり前のことでも良いのです。
思いがけなく失敗したり、事故に遭ったり、事件に巻き込まれたり、急病になったり
私達はどうにも避けられないことがあり、何事もなく無事に過ごせたその日が
それだけでも幸せとは言えないでしょうか?!そんな考えで生きていると、視点が
だんだんマイナス方向からプラス方向に変化し、もしかしたら「幸せ敏感性格」
になるかも知れませんよ。私がぜひ、ぜひお勧めしたい「心の変換法」です。
※今朝の読売の人生案内「俺の人生不満ばかり」を読んで、世の中にはこんな人もい ると驚きました。私には想像できない生き方で、お気の毒だと感じましたが・・・ 皆様方はどう感じられるでしょうか?