梅丘には二年前に世田谷区の「保健、医療、福祉総合サンタ―」ができたが、その
広大な敷地は、精神科医で歌人の斎藤茂吉が院長だった「都立梅が丘病院」の跡地
で、そこには斎藤茂吉の歌碑もある。何年もかけて出来上がったが、最新の広大な
建物が2棟立っていて、その一つは「東京リハビリテーションセンター」だ。
広大な敷地には、小さな公園もあり、また自然な感じで植物が沢山植えられたが
それぞれが随分成長して美しく、癒しの空間になっている。梅丘駅から約5分程の
距離だが、通称「うめトピア」と呼ばれている。
そこでは休みなく色々なセミナー、体操など行われているが、5月から始まった
「80代のやさしい体操」を広報で見て、申し込んだが抽選に運よく当たって、現在
そこに通っている。もっとも関心があったのは「80代になってもまだ、運動をしよ
うと思う人達は、よほど向上心があり、美意識が高い人達」、どんな人達に巡り合
えるかが楽しみだった。参加者は男性10人位、女性は20人位だと思うが、中には
かなり老化した人もいるが、それぞれが元気そうで、こぎれいな人達が多い。
内容はストレッチ、ラジオ体操など約1時間、決してゆるゆる行われるわけではなく
私でも「少々きついな」と思う。でも、さりげなく見ていると、みんな一所懸命に
動いているので感心する。若い指導者は高齢者の体は理解できずに、きっとマニアル
通りに指導しているのだろう。人生100歳時代と言われているが、元気な私でも80
代の後半になると、体が素早く動かない。でも、ある意味大変良い勉強になっている。
体を動かしながら時折「同世代前後の方に、多分私にしかできない、楽しく効果的
な心身両面の指導がしたい」ナーンテ考えたりしている。
※リハビリテーションセンター側のデイホームで育ててる植物
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