ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

老化と共存して

2024-12-08 13:42:35 | エッセー
 セブンイレブンで宅配を頼んだ時、スーパーで買い物した時、何と今日は
二度もポカをした。すべてに素早かった私はすでにいない。
 感受性や感性は決して衰えていないが、動作がスローで、間違いがある
自分が情けない思いだった。(齢だから仕方がない)諦めてはいるが、自分
なりに努力はしているつもりだ。記憶力、記銘力、注意力が極端に退化
している。今日は午前中は新宿のデパートへ買い物に行ったが、混雑する
中を身軽に行動する自分がいる。

 素早く買い物を済ませ電車に乗ったら、私と同世代と思える女性が隣に
座ったが、二人共杖と補助車を使っていた。すると、体の話をしだしたが
腰も悪く、足も毎日痛いようで、お一人は来年股関節の手術をするようだ。
 隣の席でどうしても聞こえてしまうが「この世代になるとほとんどの
人達はどこかが痛いのだ」と感じた。

 すると、忘れる、不注意、動作がスローでトロイなど、自分を情けなく
思っていた気分が払拭した。どこも痛く無い、治療していない、まだ
スキップもできる。(それに来年から新しいクラスをスタートする)私は
結構年齢に半比例して元気なのだ。梅丘に降りた時はすっかり元気に
なって、我ながら何と単純だと思いながら、頑張っている自分に改めて
感謝した日だった。
コメント
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