ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

能里子のワンポイントアドバイス

2020-08-18 07:33:26 | エッセー

☆幸せも不幸も腸が決める?

 脳科学の発達で「幸せ」の概念は「セレトニン」や「ドーパミン」が必要だと

分かったそうだ。ドーパミンは幸せを脳に伝え(歓喜、快楽、興奮、嬉しさ、達

成感など)記憶するそうだ。また、セレトニンは逆境の中で役立つホルモンで

1気持を奮い立たせ、ヤル気を起こさせ、不平不満を忘れて元気になれる。

2心身をコントロールする力があり、自律神経の副交感神経を優位にする。

怒りを鎮め、冷静に自分と向き合えるから、これほど大切なホルモンはないと

私は思っている。また最近は「オキシトシン・ホルモン」も、大変クローズアップ

されている。

小さなことでいつもイライラしたり、怒ったりする人は、もしかしたらセレトニン

不足かもしれない。そのセレトニンは、腸で90%も分泌されると言われるが、腸が

活発に働くのと、そうでないのとでは、幸せになれる率が随分違ってくるに違いない。

私自身は心理カウンセラーなのに、実は大変神経が細く感受性が強く、また我儘で

自己中心的、良くない面もかなりある方だ。でも、腸が元気なので、それをコント

ロールする力があり、認知症10年目の夫と上手に付き合えるのかも知れない。

過去に、怪我や痛みなどがあったり、どこか不調になったりしても、高齢なのに他人

に驚かれるほど回復が早く、それは腸の働きのお陰で、免疫が強いからだと思う。

また自分の感情をある程度コントロールできるのは、「幸せ物質のセレトニン」の

分泌が多いのだと思う。「幸せに生きるためには、心の中の風通しを良くすること」だが

その元は「腸の働きが良いこと」だ。そのため、腸を活性化する食生活を、ぜひ皆様に

もお勧めしたいと思っている。暑いからと冷たいものばかり飲むのも、良くないので

冷たいのはビールだけと決め、最近「水出し緑茶」を常温で飲むことにしている。

 水出し緑茶は「免疫力を高め、ビタミンCの吸収を良くする」そうですよ。

 

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現実に社会で認めるのは70歳代まで

2020-08-17 09:30:52 | エッセー

 年齢とともに友人が少なくなるのは仕方がない、新しいめぐり逢いを求めてネットで

オンライン交流会を検索してみた。シニア層と言って募集しているのは、70歳代まで。

ある雑誌で「100歳佳人のウエルネスレッスン」を読んで、「現代はもはやそんな時代

なのだ」と喜んだが、実際は高齢者向きのオンライン交流会の内容は、介護、終活など

で、私のように未だに「現役意識」でいるような、交流会は皆無だった。

※世代の違う友人達と4回行ったパリ個人旅行

 年齢を重ねることを、「ポジティブに受け止める研究家」として生きている私が

そう感じてはいけないと思ったが、現実の社会はそんなものなのだ。

 昨日偶然誕生日が同じと知ってから、より親しくなった友人と新宿で会って、ビール

を飲みながらおしゃべりしたが、年齢、環境など全く違うはずだが、ある程度価値観

感性が似ているためか、私はゼネレーションのギャップは感じないし、多分友人も

そう感じていてくれると思っているが・・・

 しかし、しかしである。現実の壁は明らかに高齢者達は、弱者でシャットダウンされ

ていると、今朝ネットで検索して痛感した。終活などと私は考えたことはないし、家族

や他人様に迷惑はかけたくはないと、自分なりには「凛として生きているつもり」

だけれど・・・でも、実際に私の世代では、パソコン、スマホ、SNS,ズームなど

すべて知らない人が多いから、それも致し方ないかも知れないが・・・

  やっぱりちょっと淋しく感じた、「ジャストナウ」だった。

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こころの悲鳴かも?

2020-08-16 06:58:34 | エッセー

 このひと月あまり、何度か目まいっぽく、それに吐き気が伴っている。

コロナのため誰にも会えない、仕事も入らない、思うように外出もできない、外交

的で人が大好きな私。そんなとき「認知症10年目の夫」の介護が、気持ちにどっと

負担になるのかも知れない。気分転換はかなり巧みなはずだが、それにも限界がある

のだと自己分析する。今日は終戦記念日、も物凄い暑さだが、電車に乗ろうと

思った。電車に限らず子供の頃から乗り物は大好きだ。

どこに行くかも決めずに駅へ行ったら、13時39分偶然同じ時間に上りも下りもある。

新宿行に乗り「どこに行こうかな?」と考えたが、小田急線の下り急行に乗ろうと代々

木上原で降りた。初めて来た急行は「新松田行」とりあえず乗った。

結果は新松戸を往復しただけだが、家に帰ったのは5時少し前。

急行は早いので、外の景色を見ていたが、多摩川を渡ると、だんだん緑が多くなり

山も見えてきて、かなり気分転換になった。でも早い急行の中からら写真を撮るのは

とても難しかった。

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輝いて生きるために老化と賢く付き合う(13)

2020-08-14 07:12:20 | エッセー

☆人間は喉や口腔から衰え、喉や口腔からよみがえる

 高齢者が死亡する病気の一位はガン、二位は脳血管障害、三位は肺炎になった

ようです。肺炎は高齢のため喉の働きが落ちた、誤嚥性肺炎が増えたためです。

食べることは生きる事で、命をつなぐ食事は全てを口から食べています。

最近若い人達の顔が小さくなったが、その原因の一つは「固いものを食べないこと」

だとも言われているそうです。

      

歯は治療目的に行く人が多いですが、私は何もなくても3カ月に一度、必ずクリー

ニングとチェックのため行くため、入れ歯や差し歯は1本もありません。

無論その時は夫も一緒に行きますが、長生きのためのノウハウは、歯や口腔年齢を

若くすること。喉をきたえること、飲み込む力を衰えさせないことで、それらが

高齢者達が望んでいる、「ぴんぴんコロリ」には絶対に欠かせない条件です。

また、喉仏は40代から下がってきて、年と共に喉仏が下がり、嚥下作用が落ちて

くるのです。

      

実は男性の方が女性より衰えやすいと言われているのは、多分女性の方がお喋り

なので、喉仏が上下して喉の機能が使われて衰えにくいそうです。

喉や口には呼吸、嚥下 発声と三つ働きがあり、また、口と喉には4つの通路が

ありますが、それは・・・

   1 外から食べ物が入ってくる口の通路(口腔)。

   2 鼻とつながって鼻の通路 (咽腔)。

   3 空気が入る肺への通路(気管)。

   4 食べ物が送りこまれる胃への通路(食道)。

 食べ物がのみ込まれるためには、4つの通路の内3つまでが閉じられて、食道

へのルートだけが0・5秒だけ通行可能になるのだそうです。

何故誤嚥が起きるか?それは喉仏の筋肉がゆるんで、喉のふた「空気が入る肺への通路」

ができなくなること。飲み込むことを意識すること。

 発声と嚥下は(飲み込む)はほぼ同じ筋肉を使っているので、シッカリ歌ったり

声を出したりするのは、飲み込む力をつけることに繋がります。これは私が創案し

毎回ヨーガのレッスンに取り入れていましたが、講演や、企業研修などでも大変

人気があった「声のトレーニング」です。私は今でも家事をしながら、毎日これを

歌っています。もしよかったらあなたもどうぞ!気持ちも明るくなり、老化も防ぎ

元気になり「一石三鳥」ですよ。まだ若いあなたも、毎日の小さな努力が、輝いて

生きるために必要な条件です。

 

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腹だしかったこと

2020-08-13 08:33:29 | エッセー

 ATMへ行ったら2台あるが、その一台は調整中で使用できないと書いてあった。

その時中年の女性が使っていたが、私はおよそ10分以上待ち、振込みのようだが

それから数えていたら、続けて5回やったが、それでもまだ終わらない。

郵便局には「お一人3件までお願いします」と書いてあるが、そこにはそんな表示

がないが、後ろにだんだん人が増えてきた。思わず「まだ終わらないでしょうか」と

声をかけたが、知らん顔して続けている。それから5分以上、後ろに並んでいる

人達は「ホントに長いですよね。こんなに人がいるのに」と聞こえてきた。

当然聞こえているのに、それでも知らん顔している、何と厚かましいのだろう。

私はだんだん腹が立ってきたが、(我慢ガマン)と心の中で自分をなだめていた。

ようやく終わったらしいが、「すみません」とも言わず、急ぎ足で立ち去った。

 せめて一言「すみません」と言えば、まだ許せたのに・・・私は帰り道に(世の中

にはこんな無神経な人がいるのだ、ホントに許せない)と、一人で憤慨していた。

(他人のことでイライラするのは止そう、まして終わったことだし)と、自分を

なだめた。どうしてあんなことが平然とできるのだろう?

 反面教師と思えばいいやと思おうとしたが、比較的サッパリした性格の私だけれど

何時までイライラした出来事だった。

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