今朝の新聞に山間部の悩み事が載っていた。シカたちによる被害にたまりかねてGPSを使い行動範囲を調査するというから相当な悪さをしているらしい。
先日、私は滋賀の山奥にでかけた。
築160年というこの建物、茅葺で辺りの森林の緑にとけこんでいた。中に入り、建具の色や作り、家財を見てとても懐かしく感じた。水屋の小引き出しにはおもわず手がのびてしまった。土間に置かれていた火鉢、”我が家にもあるよ、これこれ”という声が数人から聞こえた。
こちらは山里のレストラン。地元で採れた美味しい食材を使ったランチをいただきました。
大皿の中央にある四角い白いもの、私は初めて。牛乳豆腐です。500mlの牛乳からできるのがこのサイズ。豆腐というよりはチーズのような食感でした。ご飯にのっているのは大葉みそ、これは私にもトライできそう。メインは大皿手前の鹿ロースト。においも気にならず柔らかくとても美味しかったです。日本ではあまり食されていませんがヨーロッパでは最上のお肉のようです。高たんぱく、低カロリーというからもっと広まってもいいと思う。食害対策の一つにもなることだから。
オーナーは牧場のご夫人。作り手と消費者を近づけたいとの思いが強く、搾りたての生乳から作られたジェラードは最高!!ランチのデザートにもありました。
この日は山郷で手作りの土地の料理をいただき心あたたまりました。