昨日の午後、
ブルルーン、ブルルーン。
” はーい。”
” どこにおる?”
” さっき帰ったとこ、家におる。”
” 今から行くで。”
▲▲▲ さんからの一方的な電話。
何かと思いきや
私のマスクカバーを見せてほしいという。
今日 着けていたから
洗って明日にでも。
というのに、
石鹸で洗って濡れたまま貸せと。
・・・・・(-_-;)
今朝、
洗濯物を干していたら ピンポーン。
” 晒 一枚のものと、
ガーゼ 二枚重ねのものを作ったの。
着けてみて感想を聞かせてね。”
と、マスクカバーをもっていらした ●●● さん。
▲▲▲ さんが
私の貸したマスクカバーを
手先の器用な ●●● さんに渡して
創作依頼したのです。
わずかな時間で
型紙をとって作られた、
寒い時なのに・・・。
勝手都合な行動に思えましたが、
よくよく聞いてみると
長いマスク生活での
肌荒れが理由のようです。
直接 肌に着けるものは
やはり 天然素材 がいいのでしょう。
マスクなしの生活に早く戻りたいです。
味噌作り最終日のこと。
思いのほか早く仕込みができたのは
回数を重ねたことで
手際が良くなったからだね。
道具の片づけを終えて
ティータイムまで設けられました。
味噌の容器を車に乗せると、
” お疲れさまー! ”
” 気を付けてねー。” と帰宅。
端に止めてあった車が
バックをするかと思ったら、
車の脇のキンカンを見上げ
” 実のつきがいいね!”
” ほんと、沢山なってるね。”
味噌作りを終えたら
周りを見る余裕ができたようです。
” ハチミツで煮詰めると おいし・・・ ”
走って どこに行く? eko さーん。
” とって いいってよー! ”
お許しを得て
ニコニコ 顔で戻ってきた。
お言葉に甘え
少し頂いて帰りました。
今ごろ、
あの場にいた人の家は
金柑の香りに満ちていると思います。
今年も仕込みました。
壁際にならぶ容器、
少し例年と違います。
20ℓ 樽ひとつのところを
小樽数個に分けて、
持ち運びを軽く、
腰の負担を少なくしたんですね。
大切な家族と自分の健康のための味噌
今年も美味しくできますように!
集いの場は情報収集のチャンス。
野菜作りのこと、
お料理のこと、
病院のこと家族のこと
などなど、
話題は尽きません。
きれいな大根を作りたくて
土に殺虫剤を混ぜ込んだけれど、
深い部分はブツブツとしている。
線虫が居座っているらしい。
厚く皮をむけばいいと言われても・・・。
スーパーで売られている大根は美しすぎる。
人参農家さんから頂いたのは
掘り上げるときにヒビが入ったり、
器量の良くないもの。
お味は形と関係なく美味。
私の作る人参も甘いけれど、
これは色が濃くて栄養価が高そうです。
手前は赤かぶ。
蒸しあがる豆を待つ時間、
” 足が痛くてねー。”
と辛そうな人。
仕事に精を出しすぎたでしょう。
体の痛みは、
「休みましょう」のサイン、
無理はよくないよ。
中には
人工関節を入れたら動きやすくなった、
という人も。
コロナでどうなるか心配でしたが
お味噌作りに参加できてよかったです。
忙しさにかまけて
できないのならまだしも、
寒いからと
後回しにするから
いけないんです。
八朔の皮は水につけたまま。
大根が乾いてきたし、
届けてもらった麹は
袋に入ったままですし・・・。
今日はなんとしても
一工程進めねばと
家にこもりました。
きざんだ皮と実を煮て
マーマレード作り。
その鍋をのぞきながら、
半乾きの大根を
まな板の上でよって、
もうしばらく干します。
より干し大根、
手間はかかるけれど
美味しいのです。
そして、
塩きりこうじ作り。
手拭いで糠座布団
(炒り糠を入れて 仕込んだ味噌の重しに)
を作りました。
これで準備 OK !
多めに注文した米麴で
塩麹も少し。
魚、肉料理、野菜にも重宝します。
来週は味噌作り、
寒くても楽しみです。(*^_^*)
少しづつ覚えて
できることが増えていく、
自身もうれしく
周りの皆も
目を細めて見守る。
普通にできていたこと、
それができなくなる時が来ます。
その現実を
受け入れるときの寂しさは・・・。
歌人の作品を
毎月ひとつ とりあげて
読み書きを習うという
学びの場に参加していました。
幾山河
越えさり行かば
寂しさの終てなむ国ぞ
今日も旅ゆく
と書かれた紙を手渡されたときは
教科書のように
楷書ではない字体に
読み から苦戦しました。
家の中で
静かに過ごす時間が増え、
自分の気持ちを
牧水の歌に
重ねていらしたのかと・・・。
お世話になった先生が、
住み慣れた土地を離れ
若いご家族と暮らす決心をされました。
これまで
教えて頂いたことに感謝です。
そして、
暖かいご家族と一緒に
穏やかな毎日を送られるよう願っています。