苗出しのあと、すこし早めの昼ご飯。
そこへ、見知らぬ女性が玄関に立っていた。
田んぼの れんげ を摘ませてほしいと。
お寺の 花まつり に使う れんげ がなくて探していたらしい。
ヘビ苺 もなかなか見つからないという。
” どのように使うのか想像がつかないけど、いま、摘むならいいよ。
午後、打ち込むから、グッドタイミングだね。”
来たね、白サギ。
近くで見ると、羽が風を受けて揺れている、とってもきれい。
もう少し眺めていたかったけど飛んで行ってしまった。
夕方、貰った トロ茄子 を植えに畑に行って、愕然とした。
まめとらの エンドウ が・・・。
苺が・・・。
” 今日は、カラスがよく鳴くねー。”
あのとき、ピーンと来なかった私がバカだった。
ムカついてムカついて自転車こぐにも力が入らんかった。
お向かいのおじさんが畑にいたので聞いてみると、
” うちも、隣も、そっちの人もみ~んながやられたわ。”
悔しい!!
野菜だけじゃなかった。
軒下にワラくずや鳥の羽らしきものが散らかっていた。
どうやら、スズメの巣が狙われたみたいだ。
かわいそうに。
いつだったか、近くで作られている堆肥の山に群がるカラスがいた。
その時は、堆肥の中の カブトムシ の幼虫が目当てだったらしい。
黒い大群が近くを飛ぶと羽音がワッサワッサ、不気味。
白黒、比較すれば、そりゃぁ白だに。