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2月9日マエストロ練習報告

2025年02月11日 15時58分12秒 | 練習報告

デュルフレ『レクイエム』
8番“Libera me”と9番“In Paradisum”
フォーレ『レクイエム』
7番“Libera me”と8番“In Paradisum”

以上をマエストロに指導していただきました。

共通した注意点
◎各パートとも特に多く指摘されたのは、出だしの音程が低いので高く明るい音で出るということでした。(事前にハミングして出る等)
◎クレッシェンドはじわじわではなく行き先を意識して大きくする。
◎ディミネンド最初の音が一番大きくなる。そこへ向かってクレッシェンドする。
◎“tremenda(震える)”“terra(大地)”“tremens”の“r”は震えるように多めに巻く。
◎“per ignem”は、リエゾンして「ペリーニィエム」とつなげて歌う。
◎“illa”“irre”ははっきりと区別して発音して歌う。「r」は多めに巻く。迫力を出すためには母音を長く歌う
◎両方のレクイエム共に『Libera me』のユニゾンはつぶやくように、口を開けないで歌う。響きは高く保つ。
◎拍の頭に母音がくるので、子音はそれよりも前に歌う。

デュルフレ『レクイエム』
8番“Libera me” ※とても大切な章なのでよく復習しておいてください。
◎83番、3小節目からテンポに注意する。後半、テンポが変わるので、楽譜から目を離して指揮を見て歌えるようにする。
◯練習番号81、2小節目にあるcrescはすぐに大きくしないで次の小節にあるオーケストラのクレッシェンドに合わて“terra”に向かって大きくする。
テノール、練習番号82の3から4小節の音程を正確に。
◯特にテノール“Dum veneris”の出だしを遅れないではっきりと入る。練習番号83はもう一度p(ピアノ)に落として入る。3小節目の「♯ラ」音は長調に変わる大切な音。
テノールとバス、練習番号83からは別の調を歌っていることを意識して歌う。P69の1小節目の「♮ド」の音もとても大切。
◯練習番号84の1小節前“sempre cresc”をみんなでクレッシェンドすると格好いい。
アルト練習番号83、1小節前の出だしはmfになっている。はっきり聞こえるように入る。音程が低くならない。練習番号84「♭シ」はミソシの第5音なので高めの音にする。
ソプラノ、練習番号84、出しやすい母音で良いので音を正確に出す。特にプラノⅡは主音なので正確に2小節目で下がらないように。ソプラノⅠは上ずらないように歌う。
◯P71、バスパートソロは迫力がある歌にする。大切な音は「ド」。“valde”“illa”“irre”アクセントをつける。
◯P72、迫力のある歌にする。そのために母音を長く歌う。
◯P73、1小節目テノール最後までしっかり歌う。2小節目の“valde”は3拍目の頭まで歌う。「l」は巻かない。
◯練習番号91、1小節前の付点二分音符は次の小節の1拍目でばさっと切る。
◯P73、下の段の入りはpで入る。大きくならないように入ってクレシェンドする。fに入る前のクレシェンドが大切。付点の音符はものすごくは厳しく。ディミニエンドした最後の音が下がらないように注意する。各パートともハーモニーを意識して良い音程で歌う。
◯P74、ソプラノのパートソロ、どこにも継ぎ目がないように歌う。グレゴリオ聖歌を譜面にしただけなので、どこにも拍子がないように歌う。「平安を与え給え」という気持ちで歌う。P75上の段『poco rit』があるのでテンポが緩む。プラノⅠだけが歌うことになる。
◯練習番号95、PPは響きを高く歌う。
◯練習番号96、2小節目クレッシェンドは1拍でfにもっていく。
◯練習番号98、P1個は後ろにディミネンドがあるので、少し大きめに入ってPPまで落としていく。
◯練習番号87、出だしの音全パート低くならないように。バスは2小節目「♯ファ」の音がぶら下がらないように歌う。テノール、3小節目2拍目ナチュラル「ド」はしっかり下がる。ソプラノ、4小節目の「ソ」前の「ソ」と同じ音程で歌う。“terra”の「r」2個の歌い方は各自で練習しておく必要あり。

9番“In Paradisum”
◯出だしはハミングをして前もって用意してから出る。良い響きを作るために口も体も縦にする。「レ♯」の音にチェックを入れておく。音色音程に気をつける。練習番号99、2小節目1拍目、4小節2拍目音程の幅の幅を広く取る。練習番号100、2小節目poco クレッシェンドは、“Jerusalem”まで緩めない。最後の音は高く維持する。
◯練習番号101から各パートで音の確認をしました。かなり複雑でぶつかっている音も多いので要注意です。テノール清楚な音色で歌う。特に「e」の音色は要注意です。4分音符の3連符のリズムに注意。
◯練習番号102、mfのまま歌い、最後の“Requiem”で小さくしていく。また、“Requiem”の前にブレスを全員で取る。最初の音はアルトが主音、最後の音はプラノテノールⅡが主音です。最後はとても長く歌います。

フォーレ『レクイエム』
7番“Libera me”
◯練習記号C、37小節から、テノール最初の音はバスの音よりも離れてほしいのでもっと高めに。下降音型の時に音程を正しく保って歌う。アルト、半音階を正確に歌うようにする。ソプラノとアルトは“tremens tremens”の間にカンマがあるので言い直して歌う。
◯53小節目からテンポが早くなる。テンポの変わり目に注意して乗り遅れないように歌う。特に4拍目、6拍目の四分音符
◯54小節から、“Dies illa”“Dies irre”の「D」は、ぶつけるようにはっきり歌う。練習記号Fは勝手に大きくしない。クレシェンドはもっと後にある。
バス、アルト、86小節目小節線をまたぐところで急にクレッシェンドする。
テノールソプラノ、85小節“eis”は1拍目の頭で切る。
テノール、練習記号Fの最初の音、78小節「♯ラ」79小節「♯ソ」「レ」の音を高めに歌う。アルト、練習記号Gの1小節前「♯ファ」を同じ音に戻す。2小節前の「♯ミ」下がりすぎない。ソプラノ、“aeternam”の“e”の音は、天井を高くして響きを高くする。
◯92小節目からのユニゾン、pだけれども全員で同じこと歌うという迫力を感じて歌う。レガートで歌う。八分音符にいくタイミングを気をつける。ゆるくならい。“sempre p”はPを保つ。高い音になっても大きくしない。クレッシェンドを早めない。オーケストラは小さくなるが、“sempre f”はずっとfで歌う。最後、オーケストラにつられないように、小さいまま歌う。

8番“In Paradisum”  一度歌ってみた程度でした。
ソプラノ、天国の曲なので、思っているよりも高い音程で歌う。レガートでどこにもディミニエンドがなく音を保って歌う。

以上の練習音源は和光市民合唱団HP【団員サイト】でお聴き頂けます。

次回2月16日(日)もマエストロ稽古となります。

引続き、フォーレ、デュルフレレクイエムをマエストロにご指導いただきます。

お休みされませんように、和光市民文化センター「企画展示室」にご来場ください。

午後1時半声出しとなります。


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