本日、「讃歌発会式」から初のマエストロ稽古でした。
発会式以降、メンバーも増えていますので佐藤宏充先生のご紹介をしました。
ホームページにプロフィル掲載しています→https://wako-citychorus.jimdo.com/指導者紹介/
オペラ指導などでお忙しい中、和光市民合唱団の指導をして頂き様々なご注意をうけましたので
参加されなかった皆様はしっかり楽譜に書き込み次回への練習までの課題として頂きたいです。
★総体的なご注意
- 発声の時から音程に注意する事
- 声を出した時には全ての作業が終わっていると思って下さい、息を吸った時点で音楽が始まる。ブレスが重要
- 幸せな明るい気持ちで声を出すこと。
- 全員が集まっている練習会場は、譜読みの場所では無い。譜読みは家で済ませ、声を重ね合わせる貴重な練習会場と認識して。
- 楽譜にかじりつかない
- 指揮者の棒を見る
Nr.2 Alles,was Odem hat, lobe den Herrn(息づくものは全て主をたたえよ)
- 17小節の歌い始めの音は主になる音。この音で音楽は決まる・・・第一関門←集中する
- 「 Alles(すべてのものよ)」と何度も呼びかけるので、だらだら続けて歌わない。呼びかけるように!
- 21小節の二分音符もとても重要。始まりの音だけではなくこのような終わりの音も決めること。特にSとBの音は重要
- 32小節でANIMATOの指示がある。つまりテンポが少し早くなる→特に歌い始めのテノール棒を見て!
- 47小節で全パート「HALLELUJA」と歌い始める前に必ず全員揃って息を吸う。ここでテンポが落ちるので棒を見て!
- 65小節からの下3パートはここから同じ動きをすることをしっかり認識
- 23ページ135小節の前に全員息を吸う。改めて「 Alles,was Odem hat」と歌う。
- FFから138小節、139小節とディミニエンド、PPにする。
Nr.4 Sagt es, die ihr erlöst seit(お前たちは主によりてあらゆる苦悩から救済されたという)
- どのような音楽が始まったのかわからない歌を歌わない
- 音楽が始まる前にこの曲想で息を吸い歌い始める→特に歌い始めのテノールは重要、音楽に言葉を乗せる
- 大文字で始まる名詞は特にしっかりしゃべる「Tränen」など
- バス、16小節から17小節→音をしっかり伸ばす
- 26小節のpiùfは息でfにし、次の「Tränen」は早めにTをしゃべり始める。小節線より前でTを言う。
- 37小節の前に全員で息を吸う。はじめの「Sagt」の音符でハーモニーをフォルテで決める。
- 39小節でスイッチ切り替えるようにピアノにする
- 40小節前の小節線で全員息を吸い、スイッチ切り替えるようにピアノに。salの音は拍の中で切る
- 48小節のテノール&バスが歌い始める前にPの息を吸い、PPで全員歌い始める
- PPで歌うと音が下がりやすいので特にソプラノ注意!
- 大切な言葉「NOT」が最後に来るので「seit der Not」と伝わるように言葉が沈まない。
- テノールも最後の「NOT」まで気を抜かない。
- アルトのNOT「ソ」の音は主音と意識する
Nr.5 Ich harrete des Herrn (私は主を待ち焦がれ)
- この曲は全体にレガートで歌う
- 主音のミの音はしっかり歌い、シの音は高めにとる
- テノール53小節ディミニエンドはあまりせず「Hoffnung」つなげて歌う
- 69小節、ソロの声の邪魔をしない
- 64小節Dmallのハーモニー感を出す
- 85小節「Herrn」全体に明るく歌い、音が下がらない様に
- 96小節の女声「wohl」は暗くならない
- 102小節「Setzt」のフェルマータを生かす
Nr.8 Coral Non danket alle Got (今やみなは心と口と手を持って神に感謝するだろう)・・・アカペラ部分
- アカペラ部分はコラールの中でも誰でもわかる超メジャーな曲であり明るく輝かしく歌ってほしい
- 毎回の練習時には必ず歌って体の中にこの音楽を入れるように練習して!
- No7の最終音から音をとる。
- フレーズは4小節、フェルマータもそのように。
- 言葉をクリアにアルファベットの一つ一つをどの音で言うのか考えて!
- 10小節では長調であり、12小節では短調、14小節では長調とその変化を感じる
次回は9月17日(日)13時半から中央公民館視聴覚室での女声練習です。
佐藤圭先生にNo.7,No.8をご指導頂きます。準備してご参加ください