11月13日(土)男声練習報告
佐藤圭先生のご指導で、「Intende voci」の音取り・歌詞付け、シューミサNo.6の復習を行いました。参加者はテナー3人、ベース12人でした。テナーの参加者が少なく、今後に一抹の不安を残しました。不参加の方、自宅学習、よろしくお願いします。
○「Intende voci」 D963(通称「朝の祈り」)
歌詞:Intende voci orationis meæ, rex meus, et Deus meus quoniam ad te oravo,Domine.
「私の祈りを聞いて下さい、私の王、私の神よ!主よ、あなたに祈りたいからです!」
・祈りの曲であることを意識し、fでも怒鳴らず、音楽が拡がる意識を持つ。
・フレーズ感を大切に、して、全体にレガートに歌う。
・「,.」の箇所は基本切れ目を入れる。マエストロから続けるように指示がある場合は、それに従う。
・「ci」の発音は縦に長い口で「チ」と発音。
・「orationis」の「ti」は「ツィ」と発音。
・「meæ」の「æ」は口の形を変えずに「エ」という。
・「quoniam」の「q」は「ウ」の口の形を作ってから言葉をしゃべり始める。「uo」(うお)の二重母音に注意。語尾の「m」は唇を閉じてから離す。
・出だしの音が取りにくい箇所が多いので、HP上の音取りサイトを利用し、繰り返し練習し覚える。
・「Intende」の「n」は、下を上顎に付けて発音する。
・「voce」は「boce」にならないよう、「v」の発音で。
・61小節、ffから急にpになるので注意。
・74小節テナー「シ♮」、76小節「ド♯」に注意。
・82小節、以前はpの指示。
・ベース86小節3、4拍目の間で切る。4拍目から新たな気持ちで歌う。
・104小節から4声が揃う。ff でも和声に気を配る。以下、4声が揃う箇所は注意!
・114小節「Rex」の「R」は舌を巻き、早めに発音する。
・209小節2分音符、2拍分しっかり延ばす。以下、最後の2分音符はしっかり延ばす。
・230小節はスピード感を持って歌う。
・240小節ppに注意。
・259小節、ベース「ソ♭」、テナー「ファ♭」に注意。
・267小節最後は、少しritがかかる。
・281小節、「in」の前で全パート切る。
・最後の4小節は4つ振り(テンポが倍)になるので、指揮者をよく見る。
・最後の和音は必ずハモらせる。
・最後の「ae」の前に「n」を入れる。
○ミサ曲第6番 Agnus Dei(神の子羊)
・3部構成になっていること留意。最初はキリストの処刑を思わせる十字音階など、重く悲劇的に。99ページ以降は希望を持って明るく歌う。最後は2つの融合で、「pacem」で希望を持って終止する。
・最初「Agnus」の「A」はどのパートも少しアクセント気味に、はっきり歌う。
・テナーだけは、別のメロディになっており、オブリガート(助奏)的に歌う。
・17小節は4声が揃うので、ff でも怒鳴らず和声に気を配る。
・99小節以降「do na no bis」の2分音符は1つずつ歌うのではなく、レガートに母音をつなげて歌う。平和を望む心を持って!
・112小節テナー「ミ♮」を高めに取る。
・練習番号E以降は、ソロとの掛け合いになる。主がソロなので邪魔をしない。
・249小節以降は4つ振りに、指揮者を見る。最後の和音に注意。
・最後は「e」から「m」で唇を閉じて終わらせる。
次回は、第九演奏会を挟んで、11月28日(日)に藤井先生のご指導で、「朝の祈り」と「アヴェマリア」の音取り・歌詞つけをしますので、予習・復習をお願いします。