先週の全体練習に続き、メンデルスゾーン「讃歌 Lobgesang 」女声練習を行いました。
中央公民館視聴覚室での練習に大勢のメンバーが参加され
古澤先生に、2番の女声コーラス部分、4番、5番の音取りご指導頂きました。
★発声(ご指導いただいた事を初期化しないで覚えるようにとの指示がありました)
- バレリーナポジションに体を整える(腕を上にあげてみてあばら骨の下方を感じる形)
- 息は吸い上げる感じに吸う
- 吸い上げた方向の筋肉の向きが重要であり、歌う時に忘れない(後頭部に息が引っ張られてゆく感じ)
- 後は言葉をしっかり発音する⇒口の中に母音が生まれ良い声が響く
Nr.2 Alles,was Odem hat, lobe den Herrn(息づくものはすべて、主をたたえよ)
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ドイツ語がドイツ語らしく聞こえるように、指示をしっかり楽譜に書き込むこと。
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書きこんだらそれを守ってしゃべること・・・・決して忘れない。
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特に2番は合唱が歌う最初の曲なので、この曲を聴いてドイツ語が歌えているかどうか観客に判断される・・・・しっかりドイツ語をマスターして下さい!
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長母音はドイツ語の場合暗く発音する・・・Odem, lobe など
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ドイツ語の n m は一つの言葉としてある。 エヌ エム をしつこいくらいに発語。
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Halleluja・・・・・はハリルヤと発音、ハレ にならない様に気をつけて!
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auf・・・・は ao と発音するので楽譜上に書きなおすこと!
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59小節のソプラノ、Herrn で高い音になるが、ぶつけるのではなく、前の音から母音をつないで音が高くなるようにレガートに歌う。
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同じく、13ページ66小節のソプラノ、高い音になる前の音が大切、母音をつないでぶつけずレガートに歌う。
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65小節の下3パート「 mit eurem Lied 」はソプラノに応えるように歌う。
ソプラノ独唱と女声合唱
- ソリストが歌う部分にかからないように音符の長さを守って休符の前でお腹で音を切る!
- 最初の言葉「 Lobe 」の「 L 」 は前に出してしゃべり始め、母音で揃える。
- フォルテ f とピアノ P の音量の差を忘れない。音量を変えて歌う時、体の張りは同じ、いちいち体を変えない。
Nr.4 Sagt es, die ihr erlöst seit von dern herrn aus aller Trübsal
(お前たちは主によりてあらゆる苦悩から救済されたという)
- クレシェンドの付け方、11小節から、一つの言葉ごとにクレシェンドして行く感じ。
- 17小節ではピアノに落とし20小節からクレシェンドし続ける。
- そしてソプラノ26小節ではピューフォルテ(急激なフォルテ)29小節でも同じくピューフォルテ(急激なフォルテ)で歌う。その時、長短アクセントで山の音が長くなるようにフォルテにするとヨーロッパの歌らしくなる。
- 31小節にPマークがあり、しっかりデクレシェンドで落としてゆくことを忘れない。
- 35小節からのクレシェンド、39小節で急激なPに落とす~同じく41小節ではフォルテで歌い、43小節で急激にピアノに落とす。
- 47小節からクレシェンドし48小節でピアニシモに落とし、暗く静かに歌い終わる。「Not」は暗い発音で。
Nr.5 ソプラノⅠ,Ⅱと合唱
Ich harrete des Herrn(私は主を待ち焦がれ)
- 27小節 「Wohl」 は暗い言葉でWの歯と下唇のこすれる音をしっかり出し「Wo」を前に出して歌い始める。
- 「Hoffnung」 「setzt」 の発音に注意。
- 47ページ、48ページはヴレスの位置が微妙なので指揮者の指示に従う。
- アルト、81小節の「setzt」 の最後の言葉を82小節で言い直すように。
- アルト同じく83小節 「 herrn 」の最後のerrnを84小節で言い直す。
- 49ページ、102小節 「setzt」は次の休符にかからない様に切ってソリストの邪魔をしない。
来年度(本番は2019年4月予定)第26回定期演奏会の選曲などについてアンケートを配布しました。ご自分の演奏希望曲、ご意見などお書き頂き7月23日全体練習日までに受付に提出下さい。指導者含めた運営会議で運営の改善や曲目選定の参考にさせて頂きます。
次回は7月9日(日)午後1時半から中央公民館音楽室での男声練習です。
佐藤圭先生にご指導頂きます。