てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

 ヒロバセダカバエ属の1種

2015年07月29日 10時13分26秒 | 日記

 

 

伊東市にて撮影。

赤いミズヒキの花の先に、小さい目の赤いハエを見つけた。7mmぐらいだったと思う。

名前を突き止めるのに苦労するなとは思ったが絵としてはとても綺麗だった。

しかし目が赤いのは同定の決め手になるはずだ。胸背は金色に光って盛り上がっている。

横からも撮ろうとしたが飛ばれてしまった。

検索すると以下のサイトが見つかった。未だ和名がないという。

参考ページ1

参考ページ2

この中でアノニモミイア様が次のように書かれている。

このハエ、と言うよりアブは小さな昆虫を飛びながら捕らえてその体液などを吸収します。
オドリバエの仲間は、雄が事前に捕らえた獲物の昆虫を携えて群飛にはいり、この群飛の参加した雌にこの獲物を与えて交尾し、雌はこれから栄養をとる、という奇習があります。
求愛給餌と言う行動です。しかし、ヒロバセダカバエ属にはこの行動は見られず、雌雄が別々に自分のための餌を捕らえて食べます。