Little kitchen うえすとこーすと

ランチとスイーツのお店
素材を生かした手作りランチと季節のロールケーキ・シフォンケーキ・焼き菓子などを作っています。

サヨナライツカ

2010-01-26 00:56:12 | 映画

この日曜、いっちゃんさんと映画に行ってきました。

中山美穂さん主演の「サヨナライツカ」

テレビの「Aスタジオ」に中山美穂さんが出演しているのを見て、うちの旦那様が映画を観たくなったようです。


333672view001 中山美穂さんは本当に綺麗で(厚化粧の時以外は)、映像もとても綺麗でしたが、私的には共感出来るところがなくて、淡々と観てしまいました。

いっちゃんさんは十分満足出来たようですが、男と女の違いなのでしょうか。


映画の解説には

愛されることがすべてと思っていた女性が、運命的な出会いを経て、愛することが本当の愛だと気付くラブストーリー

と書かれています。


1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。・・・


私自身が沓子(中山美穂)にも光子(石田ゆり子)にも共感出来ない事と、映画の中で好青年と強調される豊(西島秀俊)が、どうしても好青年に見えなくて、いい加減な優柔不断な男性に見えてしまうためかもしれません。


原作は読んでいないのでわかりませんが、映画の内容とは変っている点もあるようです。


感想はみんなそれぞれなので、観て感じてください。

ただ私は、恋人としても沓子のようには愛することは出来ないし、妻としても光子のような生き方は出来ないかな・・・。

そして、豊のような旦那様はいらないかな・・・なんて思ったりして。


いろいろな想いの映画でした。


ただ、光子の詩はとても好きでした。


サヨナライツカ


いつも人はサヨナラを用意して

生きなければならない

孤独はもっとも裏切ることのない

友人の一人だと思うほうがよい

愛におびえる前に、傘を買っておく必要がある

どんなに愛されても幸福と信じてはならない

どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない

愛なんて季節のようなもの

ただ巡って人生を彩りあきさせないためのもの

愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ


サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように

永遠の不幸もない

いつかサヨナラがやってきて

いつかコンニチワがやってくる

人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと

愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

コメント (10)
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