この日曜、いっちゃんさんと映画に行ってきました。
中山美穂さん主演の「サヨナライツカ」
テレビの「Aスタジオ」に中山美穂さんが出演しているのを見て、うちの旦那様が映画を観たくなったようです。
中山美穂さんは本当に綺麗で(厚化粧の時以外は)、映像もとても綺麗でしたが、私的には共感出来るところがなくて、淡々と観てしまいました。
いっちゃんさんは十分満足出来たようですが、男と女の違いなのでしょうか。
映画の解説には
愛されることがすべてと思っていた女性が、運命的な出会いを経て、愛することが本当の愛だと気付くラブストーリー
と書かれています。
1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。・・・
私自身が沓子(中山美穂)にも光子(石田ゆり子)にも共感出来ない事と、映画の中で好青年と強調される豊(西島秀俊)が、どうしても好青年に見えなくて、いい加減な優柔不断な男性に見えてしまうためかもしれません。
原作は読んでいないのでわかりませんが、映画の内容とは変っている点もあるようです。
感想はみんなそれぞれなので、観て感じてください。
ただ私は、恋人としても沓子のようには愛することは出来ないし、妻としても光子のような生き方は出来ないかな・・・。
そして、豊のような旦那様はいらないかな・・・なんて思ったりして。
いろいろな想いの映画でした。
ただ、光子の詩はとても好きでした。
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して
生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない
友人の一人だと思うほうがよい
愛におびえる前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福と信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんて季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないためのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて
いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す