子供の頃から本が好きです。
大学の頃は通学時間がとても長かったので、(だいたい2時間半ぐらい)電車の中で読んでいたり・・・。
結婚して育児に追われると、病院での待ち時間とか美容院での待ち時間とか、時間の合間を見つけて読んでみたり・・・。
今は夜、寝る前に少し読んでみたり、休日旦那様と出かけた時に待ってる時間に読んでみたり・・・。
出かける時はいつも本持参なのです。
そうすると待たされても全然平気。楽しく待てますから(笑)
最近読んだ本は
東野圭吾の本は大好きなのですが、この本は本当に良かったです。
刑事・加賀恭一郎シリーズです。
長編なのですが、ひとつひとつが短編集のようになっていて、それぞれが関連しています。
事件に関係していると思われる人々が住む人形町を加賀が歩き回り、それぞれの小さな謎を解決していきます。
それがとても心地よく、心に染み込んできます。
少し絡まった糸をときほぐすように、小さな勘違いや思い違い、すれ違いをちゃんともとに戻して行く・・・。
犯人を見つけるだけではなく、事件にかかわったすべての人達を癒していく。
こんな風に人を見つめていけたら、本当に凄いです。
読み終わった後も心がほんわかした気分になりました。
「カッコウの卵は誰のもの」は、一気に読んでしまいました。
スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。
スポーツに向いている人材を遺伝子から発見し、早期に最適な指導を施す事で優秀な選手を育成する。
なかなか興味深いストーリーでした。
こちらは詳しく話してしまうと読む人の楽しみがなくなってしまうので、これくらいで・・・。