息子が「鏡の法則」を読んでいて、私も読みたかったの・・・と言ったら貸してくれました。本屋さんにある頃から気にはなりながら、なかなか読めなかったけれど、読み始めるとすぐに読めてしまいます。簡単に解りやすく書かれた心理学的な本です。帯に書いてあるように、涙することはなかったけれど、心の中にちゃんとメッセージをくれる本でした。
ストーリーは息子のいじめで悩む主婦が、矢口氏という人から「鏡の法則」を教わり実践していくことで、長年許せなかった父親とも和解し、息子の悩みも解決していく・・・というような話です。
「鏡の法則」とは・・・現実に起きる出来事は、1つの「結果」です。「結果」には必ず「原因」があり、その原因は、あなたの心の中にあるのです。つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映しだした鏡なのです。
「必然の法則」・・・人生で起こるどんな問題も、なにか大切な事を気づかせてくれるために起こるのです。つまり、偶然おこるのではなく、必然的に起こるのです。ということは、自分に解決出来ない問題は決して起こらないのです。
私も、すべての出会いも出来事もすべて意味があるのだと思っています。人の縁も導かれてのことでしょうし、悲しく辛い出来事も、何かを気づかせてくれるため・・・(なかなか、後にならないと解らないものですが)
でも、自分のしたことは、やはり自分に返ってくるのだと思います。楽しい人の周りには楽しい人が集まるように、悲しい事ばかりにとらわれていると、周りもそんな人ばかりが集まって。だから、自分自身が変わることが一番大事なこと。ふくれっつらで鏡を見たら、映る顔はやっぱりふくれっつら。笑顔を映したければ、自分が笑顔にならなくちゃ。私達は自分を映し出す鏡がたくさんあります。子供もそうです。子供を見ていると、自分の姿が時々見えます。その度、子供に教えられている自分がいます。
この本はいろいろな事を考えさせてくれる本です。「許す」ということも教えてくれます。私達は「許す」事でやすらぎを得ることが出来るそうです。「許すためのステップ」もアドバイスしてくれます。みなさんも一度読んでみてください。
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