2年前の春に書いたスキー場ベスト3の続編です。
1.たざわ湖
たざわ湖は知らない人も多いと思いますが、業界では評価が高いスキー場です。なお、湖は漢字で、スキー場はひらがなで表記するようです。
たざわ湖は、中級者が快適にスキーを楽しむのにぴったりのスキー場です。一番のお薦めは山頂から中・急斜面を一気に滑り降りる国体コースでしょうか。非圧雪コースもありますが、通常のコースは毎日きっちり整備してくれます。そして晴れ間に見える大きな田沢湖が印象的です。
また驚きは、ゲレンデ食堂の美味しさと安さ(もちろん下界よりは高いですが、笑)。1,000円札1枚で十分満足できます。お手製ポテトチップ200円が珍しい。
ゴンドラはないものの2機の高速リフトにはフードが付いているのがうれしい。リフト料金は普通と思いますが、隣接の民宿に泊まると2,500円の格安1日券。
初めのころは田沢湖高原のハイランドホテル山荘に、このごろはスキー場近くのヒュッテ ビルケに泊まってますが、どちらも安いのに食事・温泉・接客とも good。足を伸ばせば乳頭温泉や有名な鶴ノ湯もあります。
あえて難点を挙げれば、やはり遠すぎることとハイシーズンの北海道なみの厳しい天気でしょうか。
2.アルツ磐梯
アルツ磐梯もエンジョイ派の中級者向けスキー場でしょう。例のスキーブームのときにできた新しいスキー場なので、ゴンドラやフード付きリフトが多いのもありがたいです。
大きな猪苗代湖に向かって滑る感じ、晴れると磐梯山のきれい。ただ、たざわ湖より交通の便が良いので週末は混雑も。そのときは奥の猫魔ボウルに行きましょう。同じスキー場とは思えぬくらい空いています。
最上部からは北側の猫魔スキー場まで歩いてわずか、リフト券も共通ですが、まだここを歩いたことはありません。
震災以降、西側の3分の1ほどゲレンデが閉鎖されたままなのが少し残念。スキー場併設の磐梯山温泉ホテルに泊まると便利で幸せ感もさらにアップ。週末は滅茶苦茶に高いですが(苦笑)
妻の実家がある福島県内なので、もう5季連続滑っています(子どもが小さかったその前は裏磐梯のグランデコに行っていました)。唯一の難点は下手くそなスノーボーダーが多くて邪魔なことくらいかな、スキー場のせいではありませんが。
3.白馬五竜・47
白馬五竜とHakuba 47(本当はフォーティーセブンと読みますが、単に「ヨンナナ」と言う人が多い)が上部でつながっていてリフト券は共通です。白馬の盟主といえば隣の八方ですが、八方に比べてどんなレベルの人も楽しめるスキー場です。
下部には広いなだらかなゲレンデ。もう少し上手なら上部のアルプス平、ここも広くて晴れると五竜岳が大きく存在感。いいもりゲレンデの急斜面も練習には格好、朝一で滑らないと荒れやすいのが注意点ですが。
ここで一番は、47のメインコース・ルート1でしょう。山頂近くから変化に富んだコースがベースまで続いています。八方のリーゼンスラロームや野沢温泉のスカイラインに匹敵する名コースと思います。ルート1がなければ、私はこのスキー場に行く機会が半減しそう(笑)
50歳からシニア扱いが私にはうれしいですが、50歳未満のスキーヤー・スノーボーダーにはリフト料金のダンピングがほとんどありません。白馬のスキー場では珍しい。経営がまずまずなのでしょう。
補足 表向きのリフト料金はどこもさほど違いません。でも集客に苦労しているスキー場はちょっと探せば、正規料金の7掛けか半額くらいのリフト券がみつかります。信州のスキー場でこれがないのは、五竜・47以外に、志賀高原、野沢温泉、八方だけでは?
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