地元のアマチュアオーケストラの定期公演、静フィル創立45周年だそう。
マーラーの交響曲は長いうえに演奏もアマチュアには大変なので、正直あまり期待していなかったですが。第1交響曲「巨人」、指揮はコバケンこと小林研一郎さん。
第1楽章はやや?という箇所がありましたが、第2・第3楽章となかなかの演奏で次第に盛り上がり、最終楽章に。第4楽章の主役は金管楽器と思いますが、トロンボーンやホルンが出色の演奏 . . . 本文を読む
大好きなモーツァルトの大好きな曲をやるというので、ウン千円払って行ってきました。
まず第39交響曲。モーツァルトの交響曲は最後のジュピターとその前のト短調がやたら有名ですが、38番や39番も引けを取らない傑作と思います。
バッハ・コレギウムの演奏は、バッハやモーツァルトが活躍したころにできるだけ近い古楽器での演奏。特に管楽器がかなり違う音に聴こえます。何度も聴いた第39交響曲が別の曲のように、 . . . 本文を読む
多少なりとも音楽に興味があれば、歴史上最も偉大な作曲家としてベートーベンを推すことに異論を差し挟む人は少ないでしょう。あらゆる分野で、傑作のオンパレードです。
今朝のNHK『偉人たちの健康診断』でベートーベンの生涯をやっていました。当然のごとく最後は「第9(交響曲)」の話。そう、日本では年末によく演奏される第9です。
解説・進行役だった清塚信也さん(ピアニスト)のまとめがなかなか(・□・;) . . . 本文を読む
クラシック音楽ファン限定の話題ですが、シューマンの交響曲は聴かれますか? 有名なのは第3「ライン」や第1「春」でしょうか。私はニックネームがない第4交響曲も気に入っています。
シューマンの交響曲は楽しいのですが、オーケストレーションに難ありというのが定評です。楽器を重ねすぎて厚ぼったいイメージ。
クラシック音楽ファンならご存知の方が多いと思いますが、シューマンの交響曲に手を入れた大作曲家がいま . . . 本文を読む
昨夜の教育テレビ『クラシック音楽館』、こういう状況でみんなも音楽家も大変だけど、今こそ音楽で心安らかにという内容でした。
たいていのアーティストは1回登場なのに、番組の前後半に2回登場し、それぞれインタビューと演奏が紹介されていたのが、NHK交響楽団の名誉指揮者でもあるヘルベルト・ブロムシュテットです。現在92歳だそうですが、まさに矍鑠として「音楽はなくても構わないものではない。どんな音楽も良い . . . 本文を読む
今回は自由席だということをうっかりして、開演間際に行ったら、前のほうの席しか空いていない(オーケストラの演奏会に前の席は不向きとされています)
まず、ハイドンの第1チェロ協奏曲。独奏の三宅進の演奏を間近で聴き、また動きをつぶさに見られて、前から5列目で良かった、怪我の功名(笑)
この曲は、ドボコンに並ぶチェロの名曲ですが、生演奏は初めて。表情豊かで、まさにプロのテクニックと思える素晴らしい演奏 . . . 本文を読む
学生だったころに1~2回聴いたような記憶があるので、実に40ウン年ぶりです。別に忌避していたわけではありません。演奏会のかなりが夏山やスキーとバッティングしていたような気がします。
演目はシューベルトの「未完成」とドボルザークの第8交響曲、どちらもなじみの曲です。
「未完成」は演奏自体はさして難しくなさそうですが、聴衆を感動させるまでの演奏となるとアマチュアのオーケストラには荷が重いように感じ . . . 本文を読む
いつもの定期公演、メインはチャイコフスキーの第6交響曲「悲愴」、名うての名曲です。もちろん知っていますが、ちゃんと聴いたのは十何年ぶりでしょうか。
感想1 「悲愴」は素晴らしい交響曲ですね。しっかり聴くと改めて感じました。こんなにそれぞれの楽章が個性を主張しているシンフォニーは珍しいのでは? 第2楽章は5拍子!
感想2 演奏が難しい曲と思います。静フィルの演奏は、気持ち良く聴ける部分もあるのですが . . . 本文を読む
6月恒例の地元アマチュアオーケストラの定期公演です。
今回は選曲が良かったのか演奏が良かったのかとても盛り上がり、私も来て良かったと思いました。
まず、チェロ協奏曲の最高峰、ドボ・コンです。金子鈴太郎の独奏はときに力強く、ときに情緒的に素晴らしい演奏でした。オーケストラもまずまず。ブラボーの声や拍手鳴りやまず。
面白かったし会場が喝采したのは、アンコールで金子のチェロと、指揮者の中田延亮がコントラ . . . 本文を読む
静フィル(地元のアマチュアオーケストラ)のコンサート、今回は「北欧への憧れ」と題してグリーグやシベリウス中心のプログラム。
グリーグのピアノ協奏曲が素晴らしかった! ポピュラーな曲ですが、森田さとみのピアノも管弦楽も good。自由席だったので間近で見られたのも迫力あり(笑)
もうひとつの大曲はシベリウスの第2交響曲。こちらは久しぶりに聴く曲ですが、北欧のおおらかな自然を思い出させてくれて、日曜の . . . 本文を読む