明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

冥王星

2006-08-31 12:04:00 | 日記
冥王星が、惑星から「降格」しました。天文少年だった私ですが、40年前には、たしか地球より少し小さいくらいのことが書いてあったように覚えています。ただ、海王星までは素人の天体望遠鏡で何とか見えるのですが、冥王星は無理です。まあ、はっきりしたことが分からなかったのでしょうね。でも、観測技術の進歩で月より小さいことが分かってしまっては、この結論は必然でしょう。冥王星のために、一言だけ言っておくと、月は衛 . . . 本文を読む
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雲ノ平

2006-08-19 12:14:00 | 山歩き
北アルプス最奥の雲ノ平に行ってきました。天気が良すぎるくらいで真っ黒に日焼けしてしまいました。 富山側の折立から登りました。太郎平に着くと、そこは山の大伽藍。左に薬師、右に黒部五郎、正面には左から、水晶、鷲羽、三俣蓮華と、初日から舞い上がってしまいました。梅雨明けが遅かったせいか、色とりどりの高山植物がまだまだきれい。 雲ノ平は、山と花のなかをのんびり歩ける夢のような場所です。ますます水晶岳が大き . . . 本文を読む
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弁護士への道

2006-08-11 12:57:00 | 法・裁判
だいぶ前に書いた、法律の勉強は、合う・合わないがある、しかも「合う人」にもまだ壁が、の話の続きです。私が学生を見ていて大変だなと思うのは、同時期にかなりヘビーな4~5科目を満遍なく勉強しそこそこの成績を出さなければならないことです。教員は自分の専門科目だけ教えていれば良いのだから、ある意味では、学生のほうが大変かも。「詐欺」だの「後出しジャンケン」だの批判される低い合格率ですが、毎年の修了者との比 . . . 本文を読む
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吉村昭さん

2006-08-10 14:17:00 | 読書
作家の吉村昭氏が亡くなった。私が初めて氏の小説を読んだのは、朝日新聞に連載されていた「長英逃亡」だった。綿密な時代考証に裏打ちされたかっちりとした文章に引き込まれた。他には、大津事件を題材にした「ニコライ遭難」などが特に印象に残っている。あまり取り上げられないが「漂流」というノンフィクションをここでは話題にしたい。この小説は、江戸時代に暴風雨で遭難し鳥島に打ち上げられた漁師が、仲間と力を合わせて1 . . . 本文を読む
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「煮詰まる」

2006-08-03 13:34:00 | 日記
以前校舎の窓ガラスが割られる事件があり、名乗り出た学生が「あることで煮詰まって、大学に来て気晴らしに石を投げたらぶつかってしまった」と訳の分からぬ弁解をしていました。弁解の内容も本当かいなと思いましたが、行き詰まることを指すのでしょうか、「煮詰まって」という変な若者言葉を使って、とおじさんは反発したのです。「煮詰まる」は料理での本来の意の他は「もう一歩で結論が出る」ということでしょう。でも驚くべき . . . 本文を読む
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