<9月16日の誕生花>
リンドウ
・竜胆(りんどう)科
・学名 : Gentiana scabra var. buergeri
Gentiana = リンドウ属
scabra = 凸凹ある、ざら付いた、粗面の
buergeri = 採集家「ブュルゲル」さんの
・原産地 : 日本
・英名 : Gentian, Autumn bellflower
<花言葉>
的確、正義感、誠実、貞淑、悲しむ君が好き
勝利、淋しい愛情、悲しんでいるあなたを愛する、
悲しんでいる時のあなたが大好き
今日の誕生花、リンドウの
花色は、紫です。
異種で、白い花もあります。(笹竜胆)
矮性種には、ピンク等、他の色もあります。
花は、日光を受けると開き、夜は閉じます。
なので、雨や曇りの日は、閉じたままのことも多いです。
また、種類によっては、花がひらかずに、
ずっとつぼみ状のままのものもあります。
お花屋さんの店頭でよく見かけるのは、
「蝦夷竜胆(えぞりんどう)」、
「深山竜胆(みやまりんどう)」
が多いようです。
平安時代、リンドウはお洒落な花とされ、
女性の衣裳の模様に、よく使われていました。
漢方では、根を乾燥させて健胃剤に用いられます。
この健胃剤がとても苦く、
まるで「竜の胆」のようだということから、
「竜胆」という名がつけられたとか。
長野県と熊本県では、リンドウを県の花としています。
…
最近、近所のお花屋さんの店先に、
鉢植えのリンドウが、たくさん並べられているのを目にします。
「秋だなぁ~♪」と感じます。
桜が咲く前の早春の頃、
黄色い花たちが、
春の訪れを告げてくれるように感じましたが、
夏から秋へ移り変わる頃、
今度は、紫色のリンドウが、
秋の訪れを告げてくれているように感じてしまいます。
紫色の花ではなく、リンドウが秋の使者のように…です。