アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

イヌサフラン

2006年09月21日 | 誕生花
   

<9月21日の誕生花>
  イヌサフラン
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Colchicum autumnale
         Colchicum = コルチカム属
         autumnale = 秋の、秋咲きの
   ・原産地 : ヨーロッパ、北アフリカ
   ・別名 : コルチカム
   ・和名 : 大サフラン
   ・英名 : Colchicum, Autumn crocus

<花言葉>
  永続、頑固、楽しい思い出、悔いなき青春、
  私の最良の日は過ぎた

今日の誕生花、イヌサフランの
花色は、桃、紫、淡紅、白です。

花はサフランに煮ているのですが、
サフランではないことから、「犬」がつけられました。

イヌサフランは、球根から茎が伸び、そこに花が咲きます。
根も葉もない、球根から花のイヌサフラン。
ちょっと面白い光景ですね。

ただ、全く葉がないというわけではなく、花の後、
春頃には、根元(もしくは根元近く)から葉が出てくるようです。
寒さには強いので、越冬には苦労しないようです。

イヌサフランの球根を室内に放置しておいても、
そのまま育ち(?)、花が咲くそうです。

植物の細胞分裂にも影響を及ぼすようですね。
細胞を倍数体にする作用があるため、
植物の品種改良などに使われているとか。

球根や種子には「コルヒチン(colchicine)」
という物質が含まれており、
通風の治療に使う有機化合物が採取できるそうです。

また、コルヒチンには毒性もあるので、誤って摂取すると、
皮膚の知覚がマヒしたり、中毒を起こす危険性があります。