<9月21日の誕生花>
イヌサフラン
・百合(ゆり)科
・学名 : Colchicum autumnale
Colchicum = コルチカム属
autumnale = 秋の、秋咲きの
・原産地 : ヨーロッパ、北アフリカ
・別名 : コルチカム
・和名 : 大サフラン
・英名 : Colchicum, Autumn crocus
<花言葉>
永続、頑固、楽しい思い出、悔いなき青春、
私の最良の日は過ぎた
今日の誕生花、イヌサフランの
花色は、桃、紫、淡紅、白です。
花はサフランに煮ているのですが、
サフランではないことから、「犬」がつけられました。
イヌサフランは、球根から茎が伸び、そこに花が咲きます。
根も葉もない、球根から花のイヌサフラン。
ちょっと面白い光景ですね。
ただ、全く葉がないというわけではなく、花の後、
春頃には、根元(もしくは根元近く)から葉が出てくるようです。
寒さには強いので、越冬には苦労しないようです。
イヌサフランの球根を室内に放置しておいても、
そのまま育ち(?)、花が咲くそうです。
植物の細胞分裂にも影響を及ぼすようですね。
細胞を倍数体にする作用があるため、
植物の品種改良などに使われているとか。
球根や種子には「コルヒチン(colchicine)」
という物質が含まれており、
通風の治療に使う有機化合物が採取できるそうです。
また、コルヒチンには毒性もあるので、誤って摂取すると、
皮膚の知覚がマヒしたり、中毒を起こす危険性があります。