アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

啓 蟄

2007年03月06日 | 雑記
今日は啓蟄(けいちつ)。
二十四節気のひとつで、
大地が暖まって、冬の間、地中にいた虫が這い出てくる日
とされています。

春雷が、一際大きくなりやすい時期でもあるそうです。

今の時代、特に都市部では、
土のない生活もごく普通になりました。

都会の中の土はどこにあるのだろうと考えた場合、
民家の庭などを除き、真っ先に思い浮かんだのが、
街路樹の根元付近でした。。。(苦笑)

どのような構造であるにせよ、木々が生きていくには、
根をはり、それなりの土が必要だと思うから。

公園もチラッと考えたのですが、
意外と土が少ないようにも思ったり。

一見土のようでも、実は純粋な地面ではなく、
とても人工的で表面的な土だったりするような。。
もちろん、花壇などには、たくさんの土があり、
しっかり整備され、お手入れもされているわけですが。

地中にいる虫さんたちが這い出てくる場所。
ということは、まず虫さんたちが地中に潜る場所ということ?

もしかしたら、昨今話題のド根性野菜よりも、
地中で冬を過ごす虫さんたちの方が凄まじかったりして。。

熊や鹿が人里に出てくると、大きなニュースになりますね。
しかし、虫が出ても、反対に出なくても、
普段はほとんどニュースにはなりません。
異常に大量発生の場合には、大騒ぎになりますが。

それでも啓蟄の今日は、
小さな虫さんたちにも、スポットライトが当たります。

基本的に、私、虫類は得意ではありませんが、
こうしていろいろ考えてみると、
ちょっぴり愛おしい。。

デージー

2007年03月06日 | 誕生花
   

<3月 6日の誕生花>
  デージー
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Bellis perennis
         Bellis = ヒナギク属
         perennis = 多年生の、3年生以上の
   ・原産地 : 西ヨーロッパ (明治時代に渡来)
   ・別名 : 雛菊(ひなぎく)、延命菊(えんめいぎく)、
        長命菊(ちょうめいぎく)
        「デイジー」とも読みます。
   ・英名 : Daisy

<花言葉>
  純潔、お人よし、乙女の無邪気、無邪気、明朗、無意識、
  幸福、希望、あなたと同じ気持ちです、清浄、平和

今日の誕生花、デージーは
5月27日の誕生花でもあります。
花色は、紫、赤、桃、白です。

開花時期は、12月頃~5月頃。

よく見ると、花びらは筒状になっています。
それで、ふっくらとした花の形になっているのですね。

デージーは、朝、日の光が射すと花を開き、
夕方、日が沈むと花を閉じます。
お天気が悪い日などは、あまり開かないようです。

そのような花の開く時間帯と、
花の芯を太陽に、花弁を太陽光に見立てたことから、
「デイズ・アイ(太陽の目)」と呼ばれるようになりました。
そのデイズ・アイが変化して、
デージーという名前になりました。

フランスではマルグリットと呼ばれています。

また、ヨーロッパ、チロル地方のキリスト教伝説では、
聖母の涙から生まれてきたとされ、
マリアの花とも呼ばれているそうです。

聖母マリアが、幼児キリストを抱いて
エジプトに逃れねばならなくなった時、
悲しみのあまり、たくさんの涙を流した。
それがヒナギクになったというので、
チロル地方では、「マリアの小さい花」と呼ぶことも。


学名が示す通り、本来は多年性の植物なのですが、
日本の夏は暑すぎるので、越夏できないことが多いのです。
そのため、一年草扱いにされています。

花弁の数が多ので、恋占いにも使われていたとか。
「すき きらい すき きらい・・・・・
そのためイギリスでは measure of love (愛のものさし)
と呼ばれていたこともあったのですね。