アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

山間紫苑

2007年03月23日 | ことば
「さんかんしおん」と一気に入力して、変換すると、
たいていは「三寒四温」と出てくるでしょう。

ところがです。
「さんかん」と「しおん」に分けてしまうと、
いろいろなパターンになりますね。

その中のひとつ。
「山間紫苑」という文字の並びが、
ちょっと魅力的だったりもします。

桜のつぼみが膨らんできている今の時季。
ちょっとした山や丘陵などは、もう冬色ではありません。
でも、桜色でもなく、緑色でもないのです。

山の斜面の冬木立は、少しずつ春の準備をして、
何とも言えない色を醸し出しています。

遠くから見ると・・
まるで霞のような淡く薄い紫色が、
冬木立の中、あちらにも、こちらにも。

そんな風景には、
「山間紫苑」という文字がしっくりくるような。

今日の東京地方。
春の日差しが降り注ぎ、日中はとても暖かでした。

吹いてきた風に頬をなでられた私は、
その風を、とても心地良いと思いました。

つい昨日まで、風は冷たいと感じていたのに。。。

グラジオラス

2007年03月23日 | 誕生花
   

<3月23日の誕生花>
  グラジオラス
   ・文目(あやめ)科
   ・学名 : Gladiolus = グラジオラス属
   ・原産地 : 南アフリカ、熱帯アフリカ、地中海沿岸
   ・別名 : 唐菖蒲(トウショウブ)、
        阿蘭陀菖蒲(オランダショウブ)、
        オランダアヤメ
   ・英名 : Gladiolus, Sword lily, Corn flag

<花言葉>
  堅固、情熱的な恋、忍び逢い、密会、愛の祈り、
  用心、用心深い、用意周到、武装の準備ができた、
  尚武、勝利、強い性格、思い出、努力、忘却

今日の誕生花、グラジオラスの
花色は、赤、桃、橙、黄、青、緑、紫、白、と多彩。
ピンクのグラジオラスは、3月29日の誕生花です。

どの色のグラジオラスも、
ハッキリとした存在感のある花だと思います。

品種もたくさんあります。
背の丈が50センチにも満たない矯正品種から、
1メートルを超えるものまで、とても豊富です。

開花時期は、6月頃~11月頃。

グラジオラスという名前は、
ラテン語で「剣」を意味する
「Gladius(グラディウス)」から来ています。
葉の形が剣に似ているからなのですね。

春の花壇にはチューリップが似合うように、
初夏の花壇にはグラジオラスがよく似合います。

恋人達の暗号の花とも言われています。
花の本数(花の数?)で、
デートの時刻を知らせるのだとか。

その葉の形からは剣を連想し、
戦いの意味を持つようですが、
花のあでやかさには、
情熱的な想いが込められているのですね。

季節が春から夏へと移り変わる頃、
華やかなグラジオラスの花を目にするだけで、
一歩を踏み出す勇気がわいてくるような気がします。