<3月16日の誕生花>
ハッカ (ニホンハッカ)
・紫蘇(しそ)科
・学名 : Mentha arvensis var. piperascens
Mentha = ハッカ(メンサ)属
arvensis = 原野生の,畠地生の
piperascens = コショウのような
・原産地 : アジア東部
・別名 : メグサ(眼病に効くといわれることから)
・英名 : Japanese peppermint
<花言葉>
美徳、徳、貞淑、効能、迷いからさめる、
私たちは再び友だちになろう
今日の誕生花、ハッカは
5月28日の誕生花でもあります。
花色は、紫、薄紫、淡紫紅、薄青、白です。
開花時期は、4月頃~10月頃。
ハッカには、
ニホンハッカ(日本薄荷)とセイヨウハッカ(西洋薄荷)
があり、単にハッカと言う場合は、
ニホンハッカを指すのでしょうか?
セイヨウハッカは、いわゆるミントです。
お馴染みのペパーミントは、
「コショウ」+「ハッカ」という意味の名前ですね。
茎や葉から、水蒸気蒸留により薄荷油(はっかあぶら)を抽出。
この薄荷油にはメントールなどの成分が含まれます。
メントールは、食品や生活用品などの香料に、
また医薬品などにも用いられています。
昭和初期の頃、日本のハッカは、
世界のシェアの7割ほどをまかなっていました。
昭和期後半以降になると、薄荷油やメントールの原料は、
インドなど海外から輸入された薄荷抽出物が
シェアの大半を占めるようになりました。
その上、化学的に合成されたメントールも
たくさん用いられるようになり、
ハッカの生産量も激減してしまいました。
北海道北見市では、かつての名産品の名残で
現在でも観光土産としてハッカ製品を多く売っています。
5年ほど前の夏、家族で北海道旅行をしたとき、
北見にも立ち寄り、ハッカのお菓子を買ってきました。
自宅用のお土産としても買ってきたのですが、
思わぬ旧友との再会などで、差し上げてしまいました。
余分に買ったつもりだったのですが、
最終的には足りなかったのよね。。。