アンダンテ ~私の歩幅で~

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ニガナ (苦菜)

2007年03月11日 | 誕生花
   

<3月11日の誕生花>
  ニガナ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Ixeris dentata
         Ixeris = ニガナ属
         dentata = 歯状の、歯牙のある
   ・原産地 : ヨーロッパ、アジア
   ・英名 : Ixeris

<花言葉>
  質素

今日の誕生花、ニガナの
花色は、黄です。

開花時期は、5月頃~7月頃。

ニガナは、日本全国に生育しています。
生育場所も、草原、荒れ地、乾燥した場所、湿潤な場所と、
適応力抜群です。

共通しているのは、日当たりの良い場所、ということ。

葉や茎を傷つけると、白い乳液が出てきます。
この乳液がとても苦いことから、
苦菜(ニガナ)と呼ばれるようになりました。

ニガナの仲間には・・・
野苦菜、河原野苦菜、岩苦菜、浜苦菜、高嶺苦菜、
などがあります。

この他にも、とても多くの仲間があります。

ニガナよりも頭花が大きく、
舌状花の数が7~11枚のものは
ハナニガナ(花苦菜)と呼ばれているようです。

沖縄料理に使われるニガナとは、種類が異なります。

普段、何気なく目にしていた小さな黄色い花。
花の直径は2センチもないくらい。
意識はしていなくても、記憶に残っていなくても、
目にしたことのある方は、とても多いはず。

ニガナには薬効があります。
苦味健胃薬として健胃・食欲増進に効果があり、
全草を天日乾燥したものを煎じて服用するのだとか。

また、早春の小さな若葉は、食用にもなるようです。

いろいろな場所で、場面で、多くの人のお役に立ってきた、
そんな植物なのでしょうね。