アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

しなやかな腕

2007年03月15日 | ピアノ全般
ピアニストの演奏を見ていると、
その動きまでもが芸術だと思います。

とてもしなやかに動く腕に、私は
いつも見とれてしまいます。

基本的な脱力を、私ができるようになるまで、
何年かかったことでしょう。
手から、腕から、肩から、上半身から、全身から・・。

今もまだ不必要な力が入っていると思いますが、
それでも随分と自然な感じで
ピアノを弾くことができるようになりました。

現在の課題は、手首かもしれません。
手首をやわらかく使うこと。
これがまた、なかなかできないのです。

ハノンでも、意識しながら手首を使って練習したりです。
音の動きによっては、まだぎこちないのですが、
少しだけ手首を使うことができるようになりました。

そして腕は・・・
まだまだ硬いんですねぇ。
あまり動かないんです。

手の動きと連動して、
もっと自然に動くようになれば良いのですが、
それが意識しても、なかなかできません。。

小さなコツは教えていただくことができますが、
実際に自分ができるようになるには、
とにかく自分で工夫して練習するっきゃないんですね。

今年になってから、
毎日のように「ぴあのピア」を見ていて、
余計、腕の動きが気になるようになりました。

理想をイメージしつつ、コツコツ頑張りましょう!

いつの日か、自然としなやかに動く腕で、
ピアノ演奏できることを夢見て。。♪

アセビ (馬酔木)

2007年03月15日 | 誕生花
   

<3月15日の誕生花>
  アセビ
   ・躑躅(つつじ)科
   ・学名 : Pieris japonica
         Pieris = アセビ属
         japonica = 日本の
   ・原産地 : 日本、中国
   ・別名 : アシビ、アセボ、他多数

<花言葉>
  犠牲、危険、献身、あなたと二人で旅をしましょう

今日の誕生花、アセビの
花色は、白です。
園芸品種には、ピンク(淡紅色)もあります。

開花時期は、3月頃~5月頃。
9月~10月頃には、実がなります。

葉や茎には、アセボトキシンという有毒成分が含まれています。
このアセボトキシンは、呼吸中枢を麻痺させる作用があるとか。

馬などがアセビを食べると、
まるで酔ったようにふらつくのだそうです。
このことから、「馬酔木」と書くようになったのですね。

漢名の「馬酔木」という文字だけでは、
とても アセビ とは読めないと思います。
有毒成分のアセボトキシンが、
この植物の名前の由来に関係あるのではないでしょうか?

万葉仮名では「安之碑」や「安志妣」などと表記されていました。
読み方も「アシビ」です。
このアシビ。
古くは、「足しびれ」を略したものという説もあります。

馬だけでなく、牧草等を食べる他の動物も同様であることから、
地域によっては、アセビのことを、
ウシコロシ、シカクワズ、ウマクワズ
と呼んでいるところもあるようです。

この毒性を利用して、
葉を煎じ、ウジやシラミ等に対する
殺虫剤としても使われていたのだとか。

アセビに含まれる毒性から、
犠牲や危険という花言葉が出てきたのでしょうね。

毒性のある植物は多いと思います。
植物に含まれる毒性は、基本的に、
自分の身を守るためのものですね。

ごく普通に愛でていれば、毒の影響は全くありません。

背の高い幹は硬く、しっかりしており、
そこから伸びた枝には、
春、可憐な壺状の花をたわわにつけ、
適度な芳香をも放つアセビ。
若葉も美しく、秋には果実もつけます。

とても準備の良い植物で、
夏には、もう翌年の花の用意を始めています。