アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

温州蜜柑

2008年12月01日 | 誕生果
午後4時9分 撮影


お歳暮の季節ですね。

親戚筋から、わが家に届く一足早いお歳暮。
以前は、ちょっとお洒落なお菓子などが多かったのですが、
このところ、ダンボール箱が多くなりました。

その中身は、というと、
  じゃがいも~
  玉ネギ~
  かぼちゃ~
  りんご~
という具合です。

かぼちゃの箱を開けるときは、勇気が必要です。
以前、6玉出てきたことがあるので。
(かぼちゃ6玉を食べ尽くすのは、タイヘン!)

今回は「白爵」2玉だったので、ホッ!
それにしても、大きい~!

「白爵」は、表皮の色が白っぽいのですが、
煮ると、あ~ら不思議。
見慣れたカボチャと同じような色になります。

さて、どう料理しようかな~?


■12月1日の誕生果

   温州蜜柑 (うんしゅうみかん)
     信じ合う心 

 ・英名 : Satsuma mandarin
 ・和名 : ウンシュウミカン、伊木力(いきりき)蜜柑、
       中島(なかしま)蜜柑、李夫人橘(りふじんきつ)
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑低木
 ・原産地 : 日本(鹿児島県の長島)


温州蜜柑。
海外では「アツマ」と呼ばれているミカン。

遣唐使が中国から持ち帰った
  槾橘(まんきつ)、早橘(そうきつ)、
  本地広橘(ほんちこうきつ)
などの種子から生じた偶発実生らしいといわれています。

鹿児島県の長島で育ちました。
柑橘の栽培種としては、一番耐寒性が強い。

日本で、単に「ミカン」という場合、
たいていは、この温州蜜柑を指しますよね。

生食されることが多いミカンですが、
国内における収穫量の約20%は
缶詰やジュースに加工されているそうです。

ところで、このミカンが、
海外で「サツマ」と言われる所以は?

明治のはじめ。
アメリカの大使夫人が、ミカンの苗木を
薩摩の国(現在の鹿児島県)で買いました。
そして、本国アメリカに送ったのだそうです。

そのことがキッカケで、
「サツマ」と呼ばれるようになったとか。

現在では、九州、四国、中国地方、
和歌山、愛知、静岡、神奈川あたりまでが主産地です。
また、茨城や新潟に至るまでの地域でも栽培されています。

海外の主な生産地は・・・
スペイン、フランス、アルジェリア、アメリカ、
ニュージーランド、韓国、など。

オレンジと比べると、やや淡白な味わいですが、
多くの民族から愛されている果実なのですね。

日本では、冬の風物詩でもあるミカン。

かごに入ったミカンが、部屋の中にあるだけで、
心がほっこり和みます。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■12月1日の誕生色 : 亜麻色
■12月1日の誕生花 : ヨモギギク、他

11月の誕生果 索引

2008年12月01日 | 誕生果
果実の名前をクリックすると、
   その果実のブログ記事が表示されます。

11月
1日 ジョナゴールド
2日 王 林
3日 ふ じ
4日 シトロン
5日 会津身不知
6日 マルメロ
7日 アルプス乙女
8日 印度林檎
9日 野薔薇の実
10日 次郎柿
11日 陸 奥
12日 世界一
13日 ゴールデン・デリシャス
14日 金 星
15日 富有柿
16日 ル・レクチェ
17日 北 斗
18日 あんぽ柿
19日 スターキング・デリシャス
20日 国 光
21日 御所柿
22日 ユーレカレモン
23日 枳 殻
24日 モンキーバナナ
25日 グラニースミス
26日 禅寺丸柿
27日 市田柿
28日 最勝柿
29日 カカオ
30日