アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

サプカイア

2008年12月04日 | 誕生果
きたる12月23日。
開業50周年を迎える 東京タワー.

今年は11月3日から、
クリスマス・イルミネーションを点灯しています。

また、タワー1階の正面玄関前には、
約14,000個の電飾とオーナメント等で飾られた、
高さ12メートルのクリスマスツリーが設置されています。

さらに、このツリー周辺には、
  ・「光の国」へ進む汽車の光オブジェ
  ・高さ2.5メートルの東京タワーのオブジェ
  ・トナカイとソリの光るオブジェ
  ・50周年記念オブジェ
  ・「恋人たちの光のベンチ」
  ・「アニバーサリーベンチ」
などもあります。

イルミネーション総数は、過去最大の10万個とか。


このイルミネーションは、
  ・12月25日 までの毎日
  ・午前9時~24時まで
点灯されます。


まるで別空間のような東京タワー。
ダイナミックかつファンタジックな光の世界。

イルミネーションに照らされた人々が、
皆、しあわせでありますように。


■12月4日の誕生果

   サプカイア (Sapucaia)
     私は燃えている

 ・英名 : sapucaia, monkey pot nut
 ・和名 : サプカイア、パラダイスナッツの木
 ・分類 : サガリバナ科、 超高木落葉樹
 ・原産地 : 南米


サプカイア。
フタ付きの入れものの中にナッツが入っているような果実。

別名「モンキーポット(ナッツ)」とも呼ばれます。
サプカイアの実の中にあるナッツを、サルが採ろうとしたところ、
手が抜けなくなってしまったといわれている果実。

7月から翌年1月くらいまで(随分と長い!)、
紫色のきれいな花が咲くそうです。

特徴的な果実部分は、とても大きく、
人間の頭ほどもあるんですね。

もともとの特徴的な形が生かされて、
什器や装飾品にも利用されているとか。

外は革質で、とても固いのですが、
中には白い実質があります。

その実質は、うっすらと甘みがあるのだとか。
実を炒ると、まるで南京豆を炒ったように香ばしいらしい。

この実は、種子のようです。

「器」の中の種子が熟すと、「器」のフタの部分が開き、
中身の種子がパラパラと落ちてくるのだとか。
(サプカイヤが自ら種まきをするかのようですね。)

でも、落ちてくるのが待ちきれなくて、
サルは手を入れてしまったのですね。
(格言がひとつくらい、できそうです。。笑)

熟して「器」のフタが開くのをジッと待ち、
上から落ちてくるのを、木の下でジッと待ちたくなる。
そんな魅力的な果実。

でも、待てないかも?

さて、あなたは・・・

  1.「落ちぬなら、落としてみせよう、サプカイヤ」
  2.「落ちぬなら、熟すまで待とう、サプカイヤ」

どちらのタイプ?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■12月4日の誕生色 : タウニーオリーブ
■12月4日の誕生花 : ハボタン、他