アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

晩三吉

2008年12月18日 | 誕生果
道路工事に遭遇した。

油圧ショベルが、アスファルトを剥がしているところだった。
まるで板チョコをパリンパリンと割るかのように、
きっかり長方形に剥がしていく。

なぜか、思わず、じーっと見てしまった。
息子が小さかった頃は、よく一緒に眺めていたっけ。

目の前で、どんどん作業が進んでいく。

さすがに、私一人でずーっと見ているのもナンなので、
その場から立ち去った。

時間にして、せいぜい1分程度。

私自身は、ぼーっと眺めていただけだけど、
私の目の前では、次から次へと作業が進められていた。

たかが1分、されど1分。

1分あれば、
もっと多くのことができそうな気持ちになった。


■12月18日の誕生果

   晩三吉 (おくさんきち)
     厳格

 ・和名 : オクサンキチ、囲い梨
 ・分類 : バラ科、 ナシ属
 ・原産地 : 日本


晩三吉。
晩成種で、とても大きな和梨。

江戸末期から明治初期にかけて、
新潟県で発見された偶然実生といわれています。

直径12~13センチほどの大玉。
重さは400~500グラムくらい。
大きいものは、700グラムを超えているとか!

表面は、ややデコボコ。
適度な酸味と、さわやかな甘みで、多汁。
食感はサクサクとしています。

外傷さえなければ、2~3カ月は日持ちするらしい。

10月下旬から11月上旬に収穫されて、
翌3月頃まで出回っているようですね。

乾燥しがちな冬の空気の中。
ジューシーな晩三吉が乾いたノドを潤してくれます。

大きさと、日持ちの良さとで、
年末年始の贈答用としても需要があります。

「おくさんきち」と入力して変換したら・・・
「奥さん吉」と出てきました。(笑)

出回る時期といい、名前の音といい、
新春にふさわしい梨かもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■12月18日の誕生色 : ブラウンゴールド
■12月18日の誕生花 : サイネリア (白)、他

一歩前へ

2008年12月18日 | ピアノ全般
ピアノの先生に録音のお仕事等々が入ったため、
1カ月ほど、レッスンが空きます。

きょうは、先生とあれこれお話して、
これからのことを、もう少し具体的にしました。

レッスンで取り上げる曲目や、方向性、等々。

まずは、
メンデルスゾーンの無言歌集から数曲とチマローザとで、
まとめてみようということになりました。

ドイツものとイタリアものですが、
違和感はないと思います。

場合によっては、シューマンも加えても・・・。

ここ数カ月、今までになく停滞していた私ですが、
ようやく少し前進できるような見通しになりました。

一歩前へ、ピョン!