アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

スターアップル

2009年02月17日 | 誕生果
きょうは イタリアの作曲家でありヴァイオリン奏者でもある
アルカンジェロ・コレッリ の誕生日です。

1653に生まれました。
(J.S.バッハよりも年上です。)

ウィキペディア によると・・・
かのヴィヴァルディに、最も影響を与えた人物だそうですね。

また、バロック時代の協奏曲の最も重要な形式である
コンチェルト・グロッソ の形式を完成させ、
普及にも貢献したとのこと。

J.S.バッハも一目置いたほどの作曲家だったとか。


■2月17日の誕生果

   スターアップル (star apple)
     大器晩成、暖かい心

 ・和名 : スターアップル、ホシリンゴ、水晶柿(すいしょうがき)、
       ミルクアップル、カイニット
 ・分類 : アカテツ科、 オーガストノキ属、 常緑中高木
 ・原産地 : 熱帯アメリカ


スターアップル。
星の形をしたリンゴ。。。ではありません。

ここでいう「アップル」は、リンゴの意ではなく、
果物を指す言葉なのだそうです。

果実を真横にカットしてみると・・・
  ・果肉は半透明のゼリー状
  ・果実中心から放射状に白い帯が走っている
  ・種子は5コくらい
  ・その種子が星を象るように並んでいる

このことから、スターアップルと呼ばれるのですね。

果皮そのものも、果肉と同じような半透明。
味は、酸味がなく、なめらかな甘さで、やや淡白。

さっぱりしていてクセがないので、
あまり好き嫌いなく、無難に食べられるようです。
冷やして食べると良さそうです。

葉で作ったハーブティーは、
糖尿病や関節リウマチの治療用に用いらているとか。
また、樹皮を煎じて、咳止めに利用しているとも。

樹木は、高さ10~15メートルくらいになります。
葉は卵形や長だ円形。
葉の表面は光沢がある濃緑色。
葉の裏面は黄金褐色。

とても美しい樹木なので、
庭木や並木としても人気があるのですね。

日本では、沖縄で花が咲き、結実しているようです。

沖縄の春から初夏にかけて、
ほのかに甘い芳香を放つ、紫がかった白い小さな花が咲き、
7月頃に結実期を迎えるそうです。

一見地味にも思える果実ですが、
カリブ海周辺諸国にとっては、とても大切な果実なのでしょう。

その一番の証拠は、スターアップルという名前です。

スターアップル。
思わず掲げたくなるように感じるのは、私だけでしょうか。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■2月17日の誕生色 : スマルト
■2月17日の誕生花 : マーガレット、他

難しい音楽用語 (20)

2009年02月17日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、序奏


序奏って、本編に入る前の助走のようなもの???。。σ(^◇^;;

序奏 を英語では introduction といいます。
フランス語でも、綴りは同じです。

あれれ?
「序奏」と言われると、少々かしこまってしまいますが、
introduction って、いわゆる イントロ ですよね?

そーなんです。

意味としては、

  楽曲の主要部分の前に位置して、
  主要部分の導入的役割を果たす部分

って、言葉にすると、なにやらムズカシイですが。
以下のような特徴(?)があります。

  ・決められた形式は、特になし
  ・一般的に、テンポはゆるやか
  ・1つの主題を、即興風に展開する

それから、声楽曲やヴァイオリン独奏曲などの、
導入的役割を果たす部分は、
序奏ではなく、「前奏」になるようです。

序奏と前奏との区別が、あまりクリアでない楽曲もあるので、
やっぱりムズカシイ、です。

ちなみに。
有名な曲で、序奏がある作品といえば、

  ベートーヴェン
    悲愴ソナタ (作品13)

冒頭の Grave と書かれた1ページほどが、
序奏部分に当たります。

この曲には、出だしのバーンという和音だけで、
グッと引き込まれてしまいますね。