アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

釈迦頭

2009年02月18日 | 誕生果
きょう2月18日は 雨水 です。

二十四節気のひとつで、
あたたかさに、雪や氷が解けて雨水として降り注ぐ日
とされています。

そろそろ、空から降りてくるものが、
雪ではなく、雨になる頃、なのですね。

また、農耕の準備を始める目安の日でもあるようです。

それから。
この日に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるのだとか。

わが家には、女の子がいないので、ちょっと残念です。
私の雛人形は、実家に置きっぱなし……。
今でも毎年、母が、虫干しを兼ねて飾ってくれています。


■2月18日の誕生果

   釈迦頭 (しゃかとう)
     ジェラシー、羨望



 ・英名 : sugar apple, sweetsop
 ・和名 : シャカトウ、釈迦果(しゃかか)、蕃梨(ばんり)、
       蕃茘枝(ばんれいし)
 ・分類 : バンレイシ科、 バンレイシ属、 半落葉性小高木
 ・原産地 : 西インド諸島


釈迦頭。
お釈迦様の頭にそっくりな果実。

世界中の熱帯で栽培されているので、
かなり知られている果実です。

その上、マンゴスチンと並んで、
世界でもっとも美味な果実とも言われています。

日本へは、
タイから冷凍果実で輸入されています。

長さは6~9センチほどで、径は6~7センチほど。

果実は集合果。
果皮は、小指頭大のイボ状突起に覆われています。

熟すと、黄緑色になります。
果肉は、白く、もったりとしたクリーム状。
果実に対して、やや大きめの黒い種が、いくつも入っています。

酸味は少なく、甘くて、芳香があります。

冷凍された果実は、
解凍してから、半分に切って、いただきます。
半解凍のものは、シャーベットみたい!?

一見、近寄りがたいようにも見える果実ですが、
そのトロリとした美味しさは、
世界の多くの人々のお墨付きなのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■2月18日の誕生色 : チョコレート
■2月18日の誕生花 : キンギョソウ (白)、他

難しい音楽用語 (21)

2009年02月18日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、前奏


前奏と序奏との違いって???。。σ(^◇^;;

前奏 を英語では introduction といいます。
フランス語でも、綴りは同じです。

えっ!?
それって、前回の「序奏」とおんなじ?

はい。
多分、日本語で「イントロ」というと、
主に「前奏」を指すように思います。

イントロダクション。
英語 introduction の語源は、ラテン語の introduco

   intro + duco  (導き入れる、主張する)
  (内部へ) (導く)

に由来するようです。

序奏と前奏の違いについては、
歌、が一番わかりやすいように思います。

イントロがあるおかげで、歌が入りやすくなります。
そして、イントロ部分は楽器のことが多く、歌の部分は声です。

(アカペラで、前奏部分を歌い、さらに本体部分を歌う、
 というのもアリですが。)

歌が入る前の部分を「前奏」と呼ぶことは、
多くの人にとって共通の認識だと思います。

いわゆる伴奏がある楽曲の導入的役割を果たす部分を、
前奏、と呼ぶように思います。

同じ楽器で、その次も続けて演奏するようになると、
それは、序奏、になるのでは?

序奏と前奏。
違う言葉で表現されていると、
「その違いはナンだ?」と、知りたくなった私でした。