アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

大 寒

2007年01月20日 | 雑記
1月6日が「小寒」で、いわゆる「寒の入り」でした。
そして今日は、二十四節気の一つ「大寒」です。
大寒は「寒中」の真ん中で、一年で最も寒い時期ですね。

寒中とは、小寒から2月の節分までのこと。
また寒中のことを「寒の内」とも言います。

寒中見舞いは、文字通り、
この「寒中」に書く時候のご挨拶状です。
(小寒の日から出し始めますね。)

ご不幸があり、年賀状を出せなかった方々に、
一筆したためてみてはいかがでしょうか。

冬至から約ひと月。
日暮れ時、少し日が長くなったと感じて、
ちょっぴり嬉しい今日この頃。。。

キンポウゲ (金鳳花)

2007年01月20日 | 誕生花
   

<1月20日の誕生花>
  キンポウゲ
   ・金鳳花(きんぽうげ)科
   ・学名 : Ranunculus japonicus
         Ranunculus = キンポウゲ属
         japonicus = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 馬の足形・毛莨(うまのあしがた)、
        駒の脚形(こまのあしがた)、
        瘧落とし(おこりおとし)
   ・英名 : Buttercup

<花言葉>
  楽しみ到来、子供らしさ、到来する幸福、光栄、
  無邪気、上機嫌、富、恩を忘れる、恩知らず

今日の誕生花、キンポウゲの
花色は、黄です。

開花時期は、4月頃~6月頃。

八重咲きの栽培品種をキンポウゲと呼び、
一重のものをウマノアシガタと呼ぶというような、
区別をするところもあるようです。

属名の「Ranunculus(ラナンキュラス)」は、
ラテン語の「rana(蛙)」が語源だそうです。
これは、蛙がたくさんいるようなところに生えることから、
そのような属名がつけられたのでしょうね。

一見、素朴な感じのキンポウゲですが、
誤食すると腹痛や下痢、嘔吐などの中毒症状が現れますし、
汁液が皮膚に付着すると、
赤く腫れ上がったり、水泡ができることもあるようです。

きっと「恩知らず」等の花言葉は、
このような毒性からきているのでしょうね。
でも、対応の仕方を誤らなければ、
きれいな花を楽しめる植物なのです。

囲まれて・・

2007年01月19日 | ピアノ全般
先日、歌のサークルでの練習は、
普段よりも早めに終わりました。
時計を見ると、あと20分は音楽室を使うことができます。
そこで私は、少しだけピアノを貸してもらうことにしました。

皆の帰り支度が整う頃、私はピアノを弾き始めました。
バッハの「平均律第1巻第1番 前奏曲」です。

すると、メンバーのうち何人かがピアノの周りに集まってきて、
私の両脇にもそれぞれ・・。

こんなに至近距離に、こんなにたくさん(10人弱ですが)
の人がいるところで、ピアノを弾くのは初めてです!
小さい頃からピアノを習っている人ならば、
学生時代に、クラスメイトやお友達が近くにいるその中で、
ピアノを弾いたことが、何回もあると思います。

私、緊張はしたのですが、思ったほどは緊張しませんでした。
(少しだけ緊張!)

私の両脇に立っていた人が、話しかけてきます。
私はピアノを弾く手を止めることなく、応答していました。
内心、「わっ! ピアノ弾きながらお喋りできてる!?」
なんて思いながら。。。(笑)

バッハのこの曲。
グノーのアヴェマリアの伴奏としても、よく使われます。
その際は、独奏版にプラスもう1小節加わります。

私は、最初の先生のとき、
先生がアヴェマリアの主旋律をエレクトーンで弾き、
私がバッハをピアノで、というアンサンブルの経験があります。
この曲を、1小節多い楽譜で弾いたのは、そのときだけでした。
その後はずっと本来の独奏版で弾いています。

ところがです。
お喋りの方に意識が傾いていたこともありますが、
ピアノの方は、アンサンブル版のエクストラな1小節まで、
私は弾いていたのです。
それには、私自身もビックリ!
もう何年も弾いていない小節なのに。。

人がすぐそばにいて私の演奏を聴いている、
という状況が、引き出してきた1小節なのかもしれません。



私の傍らに立っていたひとりの方。
実は彼女、1年ほど前からピアノを習い始めたそうで。
そこで私は席を譲り、彼女にもピアノ演奏してもらいました。

まだ初歩の簡単な曲ばかりでしたが、
3曲暗譜で、ほぼノーミスで演奏していました!
素晴らしい☆

新たなピアノ仲間が身近に増えて、
これからが楽しみです♪

コンロンカ (崑崙花)

2007年01月19日 | 誕生花
   

<1月19日の誕生花>
  コンロンカ
   ・茜(あかね)科
   ・学名 : Mussaenda parviflora
         Mussaenda = コンロンカ属
         parviflora = 小形の花の
   ・原産地 : 中国、種子島~台湾
   ・別名 : ハンカチの木

<花言葉>
  神話

今日の誕生花、コンロンカの
花色は、黄、淡黄です。

開花時期は、6月頃~9月頃。

花は小さく、散房状に咲きます。
そして、それぞれの花の萼片の1枚が、
ポインセチアのように花弁状に大きくなります。
白い葉のように見えるのは、実は萼片なのですね。

コンロンカという、ちょっと不思議な名前。
中国伝説の山、崑崙山に積もる雪のイメージが、
この花の名前の由来だそうです。

この名前があるから、花言葉も神話なのでしょうね。
山には神秘があるように思います。

いろいろ調べていたら、
別名が「ハンカチの木」のようです。
まるで白いハンカチが生えているようだから、
なのでしょうか?

ぴあのピア ♪ スカルラッティ

2007年01月18日 | ピアノ全般
毎週月曜日から金曜日の毎日放送されるテレビ番組
ぴあのピア。

今日のタイトルは、「ピアノと王妃のために」で、
作曲家はスカルラッティ(ドメニコ・スカルラッティ)。

番組が始まり流れてきた曲は、私が好きな
「ソナタ ホ長調 K.380 L.23」でした♪
改めて、とても綺麗な曲だと思いました。

それと同時に、ピアノの音色っていいな♪
・・とも思い、私も頑張って弾いてみようかな、
という気持ちが強くなりました。

画面に映しだされる美しい建物等を眺めながら聴くと、
音楽が一段と素敵に響いてくるような気がします。

スカルラッティが活躍しはじめた頃、
当時イタリアで生まれたのがフォルテピアノ。

本日の番組での演奏は、
1720年製のフォルテピアノを複製した楽器で、
スカルラッティのソナタ4曲でした。
初期のピアノは、チェンバロに近い音色なのですね。

フォルテピアノがチェンバロと大きく違う点のひとつは、
鍵盤の色だと思います。

チェンバロの鍵盤の色。
白と黒が、現在のピアノの鍵盤とは逆になっています。
これは、女性の指の白さを目立たせるためだったとも。

そして1720年製のフォルテピアノは、
すでに、現在お馴染みのピアノ同様、
下が白鍵で上が黒鍵になっていました。



この番組のオープニングには、きれいなピアノ曲が流れます。
この素敵なワルツ(調)の曲。
小学校5年生の女の子が演奏しているのですね。

昨年12月、この番組が始まる前。
女の子がこの曲を練習している風景が放送されました。
最初の部分を、何回も繰り返して弾いていました。
彼女は「難しい」とも言っていました。

それを知らなければ、こんなに素敵なピアノを、
10歳くらいの女の子が弾いているなんて、
私は想像もしなかったでしょう。
とても素敵に弾けていて、とても羨ましく思います♪


<放送時間>

NHK BShi
  ♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
  (再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
  (再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50

NHK BS2
  ♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)

ウキツリボク (浮釣木)

2007年01月18日 | 誕生花
   

<1月18日の誕生花>
  ウキツリボク
   ・葵(あおい)科
   ・学名 : Abutilon megapotamicum (赤いランプ型の花)
         Abutilon = アブチロン属 (イチビ属)
         megapotamicum = ブラジルのリオグランデ川の
   ・原産地 : ブラジル
   ・別名 : チロリアンランプ、アブチロン
   ・英名 : Tyrolean lamp, Abutilon

<花言葉>
  憶測、尊敬

今日の誕生花、ウキツリボクの
花色は、赤、黄、白、橙、紅紫と、とても多彩です。

開花時期は、5月頃~11月頃。
条件が良ければ、1年中開花します。

ウキツリボクという名前は、
魚を釣る際のウキに似ているところからとか。
花が空中に浮かんで吊り下がっていることから、
という説もあります。

チロリアンランプとも呼ばれるこのお花。
ペンダント型ランプのようでもあり、
提灯のようでもあり。。?

シネラリア (サイネリア)

2007年01月17日 | 誕生花
   

<1月17日の誕生花>
  シネラリア
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Senecio cruentus
         Senecio = キオン属
         cruentus = 血紅色の
   ・原産地 : カナリア諸島
   ・別名 : 富貴菊(ふうきぎく)、富貴桜(ふきざくら)、
        サイネリア
   ・英名 : Cineraria

<花言葉>
  元気、常に快活、望みある悩み、望み、元気、
  常に喜びに満ちている、恋の悩み、思い出

今日の誕生花、シネラリアの
花色は、桃紅、濃青、桃、錆赤、濃桃、淡黄、白と、
とても多彩で、どの色も鮮やかです。

開花時期は、10月頃~4月頃です。
葉はハート形をしています。

「シネラリア」という名前ですが・・・
日本語の語感としては「シネ」が「死ね」をイメージするため、
「サイネリア」という読み方が好まれているようです。

昨日、よく行くスーパーの生花コーナーを見てみました。
すると、色とりどりのシネラリアの鉢植えが、
ズラリと並んでいました。
ながめているだけで、軽くスキップしたくなるような、
そんな気持ちになりました。

特に、ブルーのシネラリアが、
とても鮮やかに映りました。

花の色は、美しい。

歌曲の楽譜

2007年01月16日 | 音楽
今日は用事で外出。
目的地まではバス1本。

用事がひとつ済み、次の目的地まではバス停2つほど。
スタスタと歩いていたら、すぐ着いてしまいました。

ふたつめの用事は、思ったよりも時間がかかったので、
そのまま最寄りの停留所からバスに乗って帰ろうかとも。

そう思ったとき、
最初のバス停の近くに楽器店があるのを思い出し、
ちょっとだけ立ち寄ることにしました。

目指すは楽譜売り場♪

最初に見たのは、歌曲のコーナー。
一度見てみたい楽譜があるのです。

歌曲の楽譜。
声部別の曲集になっていたりで、
お目当ての曲をさがし出すには、
コツが必要かもしれません。(;^_^A

作曲家別の楽譜もあったのですが、
お目当ての作曲家は、見当たりませんでした。。

もっとじっくり見ていたかったのですが、
時間が限られていたので、そこまで。

その後、ピアノの楽譜も見てみました。
こちらの目的は、スカルラッティ。
国内版ではスカルラッティの曲集がありました。
しかし、目的の楽譜だけ、品切れ!

お店のスタッフの方にたずねてみたところ、
卸元でも品切れ状態とのこと。
他の系列店舗の在庫状況まで調べてくださいましたが、
やはり、その1冊だけ品切れで…。

新しい版が出る直前などに、
このような品切れ状態になるそうです。
だから、もしかしたら、新版が出る可能性もあるとも?

でも、今は、ありません。

それから、ピアノがディスプレイされているフロアへ。
ヤマハピアノのみです。
ざっと一周しました。
新しいモデルが数台ありました。
何台か、ポロポロと。。♪

アップライトでは、トーンエスケープタイプがいいなぁ~♪
グランドは、憧れです☆

本日の楽譜ハンティングの収穫はゼロでしたし、
時間的にも充分ではなかったのですが、
楽器店でのひとときは、とても楽しかったです♪

ヒヤシンス(黄)

2007年01月16日 | 誕生花
   

<1月16日の誕生花>
  ヒヤシンス(ヒアシンス)
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Hyacinthus orientalis
         Hyacinthus = ヒヤシンス属
         orientalis = 東方の、東部の
   ・原産地 : ギリシャ地方
   ・別名 : 錦百合(にしきゆり)
   ・和名 : 風信子(以前は「はやしんす」)、飛信子
   ・英名 : Hyacinth

<花言葉>
 (黄色いヒヤシンスの花言葉)
  あなたとなら幸せになれる、勝負

今日の誕生花、ヒヤシンスの
花色は、白限定です。
その他、青、紫、紅、桃、白もあります。

開花時期は、3月頃から4月頃。

ヒヤシンスの名前は、ギリシア神話に出てくる美少年
ヒアキントス(ヒュアキントス)に由来します。

これについては、1月3日の「ヒヤシンス(白)」で記述しています。

ヒアシンスは、水栽培でも花が咲きますね。
小学校の授業で取り上げるところもあると思います。

私自身は自宅で水栽培をした記憶があるのですが、
息子はクラス単位で育てて観察していました。

根が伸びるまでは暗い場所で管理し、
その後、明るいところへ置くと、
「春になった♪」と勘違いしてくれて
立派な花を咲かせてくれる可能性が高いです。

とても日当たりの良い場所に置く場合は、
水栽培の容器にもよりけりですが、
水があたたまりすぎてしまう可能性があるため、
注意した方が良いかもしれません。

水栽培容器とヒヤシンスの球根がセットになっている
水栽培キットも市販されているんですね。

パソコン等の育成ゲームも楽しそうですが、
実際の植物の観察も、結構面白いと思いますよ。