1823年（文政6年）創業の歴史ある酒蔵「木内酒造」さんが展開する
酒＋蕎麦のお店。私はお酒が飲めない上に、蕎麦はアレルギーで
頂けないため、縁遠いお店だとずっと思っていました。
ところがつい先日、昼のランチには蕎麦が入らないコースがある事を
知りまして、早速お邪魔してきました。場所は水戸京成パサージュ通り。
お昼のな嘉屋コース 1680Yen
前菜プレートは、左からたっぷりの出汁をしみ込ませたがんもどきの含め煮、
鮭の幽庵焼き、バニラビーンズで香りをまとった黒豆煮です。
丁度サラダを頂いていた時に、向かい側のご婦人方が注文されていた
多分つけ汁だと思いますが、とても良い匂いがしてきましたね。
カボチャとニンジンのスープ。とても滑らかな口当たりで、
素材の風味や味わいが活きています。
酒種酵母のパンは、もちっとシットリ香りも実に高いもの。
下手なフレンチ店で出されるパンより遥かに美味しいパンです。
ローズポークのロースト
一口噛めば肉の甘みとコクが口一杯に広がります。焼き目の香ばしさも美味。
素材の旨みにだけに頼らず、きのこのクリームソースもしっかり美味しい。
付けわせには大根、ジャガイモ、レンコン、シシトウ、プチトマト、椎茸。
それぞれ味の入れ方が異なり、手の込んだ立派な料理です。これだけ
クォリティーの高い皿を魅せられてしまうと、またリピりたくなってしまうなぁ。
仕込み水のコーヒーとデザート盛り合わせ。マカロン、カスタードプリン、
珈琲のシフォン、甘酒と柚子のジェラートと締めまで納得の充実振り。
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酒＋蕎麦 な嘉屋
茨城県水戸市泉町1-6-1
京成百貨店1Fパサージュ