11月12日紀伊国屋サザンシアターで、井上ひさし作「イーハトーボの劇列車」をみた(演出:鵜山仁)。
大正7年、宮沢賢治は故郷花巻から上野行きの夜行列車に乗り込む。東京の病院に入院している妹とし子の見舞いのためだった。
彼は東京に理想郷を求めては挫折を繰り返し、9度の上京の中でいつしか花巻に理想郷を見出す…。
賢治(井上芳雄)と上京してきた父(辻萬長)との宗教論争(法華経と浄土真宗について)が面白い。
妹とし子と相部屋となった女性とその兄。二人は上流階級に属し、賢治兄妹とは価値観が違う。女性の兄は妹ととし子に体力をつけ
させるため、生の牛肉のタルタルステーキを食べさせようとするが、仏教に帰依する賢治は殺生を嫌うので困惑する…。
そういうエピソードが積み重ねられてゆく。
実はこの日、我ながら驚くほど眠く、芝居が始まるとすぐ寝てしまい、時々目が覚めるたびに場面が変わっているといった按配で、
いやあ、とても批評なんてできません…。それにしても、前の晩にちょっと飲み過ぎたことは確かだけど、午前中はいつもと同じように
過ごしたのに、昼食後、なぜ急にあれほど眠くなったのか?
とにかくこれからは芝居の前日にあまり飲み過ぎないように気をつけます。
大正7年、宮沢賢治は故郷花巻から上野行きの夜行列車に乗り込む。東京の病院に入院している妹とし子の見舞いのためだった。
彼は東京に理想郷を求めては挫折を繰り返し、9度の上京の中でいつしか花巻に理想郷を見出す…。
賢治(井上芳雄)と上京してきた父(辻萬長)との宗教論争(法華経と浄土真宗について)が面白い。
妹とし子と相部屋となった女性とその兄。二人は上流階級に属し、賢治兄妹とは価値観が違う。女性の兄は妹ととし子に体力をつけ
させるため、生の牛肉のタルタルステーキを食べさせようとするが、仏教に帰依する賢治は殺生を嫌うので困惑する…。
そういうエピソードが積み重ねられてゆく。
実はこの日、我ながら驚くほど眠く、芝居が始まるとすぐ寝てしまい、時々目が覚めるたびに場面が変わっているといった按配で、
いやあ、とても批評なんてできません…。それにしても、前の晩にちょっと飲み過ぎたことは確かだけど、午前中はいつもと同じように
過ごしたのに、昼食後、なぜ急にあれほど眠くなったのか?
とにかくこれからは芝居の前日にあまり飲み過ぎないように気をつけます。