4月9日の日曜討論、完璧にネットに負けていたと思う
日曜討論は、第三勢力(アジア、中東、中南米、アフリカ場合によって中国)についての議論だったんだけど、
なぜか中東だけ抜けていて(アフリカも弱かったような)、
その上、これら第三勢力のなかでもリーダー的な国(ブラジル、サウジアラビア、イラン、インド、インドネシア)は、グローバル社会ではなく、自国第一主義をとって、他国との連合を組もうとはしていないし(特にアメリカによって現政権を転覆させられるのを恐れ)アメリカから離れようとしているのに、そのことを無視して、むしろ、「第三世界」として、新しいグローバル化をしているとみてしまっている。
これは60代以上の人には耳障りの良い話だけど、50代以下の人には、あまりにも現実離れしすぎてて、興ざめにしかならないと思うけどなあ~
そして、中東を除いてしまったから、この第三世代の動向一つで、日本が危機的状況になる、国家として成立せず、ウクライナの比ではない、悲惨なことになりそうなことについては、なにも言及していない。
この点、ネット↓ではばっちり指摘していましたね~
4/7【ゲスト:越境3.0 石田氏】誰でも分かる!中東とイスラム教入門!及川幸久The Wisdom LIVE Channel#77
逆に中東の話中心なんだけど、途中に第三世界の話が出てくる。
日曜討論でも、この論点は出てたけど、今第三世界のほうが西側諸国より多いから、多数決を取ったら日本やアメリカ、ヨーロッパが属する西側諸国が負ける。
そして、イランとサウジが手を組んだことにより、これにより親中、親露、反アメリカで中東がまとまると、
西側諸国がロシアに対してしたように、中東がアメリカと同盟国に対して貿易規制、つまり、石油売らなくなるかもしれない。
そうなると、アメリカの同盟国である日本に石油は全く入ってこなくなる。=エネルギー的に破綻する。
この時、ロシアと中国同時に攻められると、日本はウクライナのように助けてくれる国はないので、ウクライナの比ではなく、一気に壊滅してしまうだろう。
ウクライナ侵攻は、はじめ、ロシアが領土拡大のため、ウクライナに侵攻したように「見えた」ので、ロシアが悪いように世界は見てくれた。
でも、今や、下の記事
となり、ウクライナがやられているのではなく、
・アメリカがオレンジ革命によって、ウクライナの資本主義化に成功した
・次なるターゲットはロシアということで、アメリカがウクライナを使って
狙ってきた
(ロシアの資本主義化はプーチン氏が大統領になったことで失敗していた)
・ウクライナはロシアに侵攻したので↑、いよいよロシアを崩壊させ、さらに
第三諸国の民主化(という名の資本主義化)を狙ってきた
というように見られるだろう。なので、
っていう話になってきているんだと思う
テレビでもこのくらいまでやらないと、ネットに勝てないと思うけどなあ~