入院したら、まず始めにしなければいけないのは、各種健康保険の「限度額適用認定証」!
何でこんなことを各書くかというと、私の周りに
http://1kando.com/34664
や
http://togetter.com/li/959640
を見て、「がんになったら障害年金」と”だけ”思っているふしがある人が居そうだから・・・
ネットの情報は、その人に必要な全ての情報を提供してくれるわけではない
たしかにがんの人も障害年金は受け取れるが、入院するときすぐにではない
だから、この年金で入院費をカバーする「わけではない」
(ただし、障害年金は初診日から1年6ヶ月で申請だが、がんは、病気によっては、もっと早く申請できる)
ということで、
入院費補助の仕組みを知ること大事。
入院費補助の仕組みはこうなっている。
■病気発見!入院
・入院費がかさむ。このとき、各種健康保険(国民健康保険や会社の健保)に入っていれば・・・
【保険証を提示するだけで、何もしない場合】
3割なり、2割なり、入院費を支払うことになる。
自分の場合、急性心不全になって、バイパス手術+2回のカテーテル検査をやったけど、
合計で200万は超える(いろいろあわせると300万弱かなあ~)
国保なので、この3割、つまり60万以上をとりあえず病院にはらうことになる。
→その後、市から、高額部分は、返ってくるけど・・・
・・・払えるわけがない!
【そこで、入院したときに、やらないといけないこと】
国保の場合「国民健康保険限度額適用認定証」というと、返ってくるお金をはじめに
差し引いて、病院は個人に請求することになる。
いくら支払うかは、その人の所得による。
自分の場合は月8万円くらいだった・・が食費は自分持ちになるので、結局10万ちょっと
ぐらいだったかしら・・・
とにかく、60万も払わずに、10万くらいX2ヶ月で済んだ。
これ、なかったら、払えませんよ~
前に紹介した「1分で感動」のサイトに、そこには書いていないが、そこの表の元ネタ
である「がん保健の教科書」にかれている
実際には高額療養費制度があるため、公的保険の範囲内での治療費に関しては、実質、月8万円程度が上限になります
は、この「保険限度額適用認定証」のことを言っている。
ただ、ここからあとのことが書いてない。
以降は、この後の話。
■入院中~1年6ヶ月まで
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えなかったので良くわからない。サラリーマンの人は、こうなっている。
【傷病手当金で1年5ヶ月間は、生き延びる】
傷病手当金の申請をする。これで1年6ヶ月は、平均月収の3分の2はでるので、
生活を切り詰めれば、生きていける。
会社はこのとき、休職になると思う。休職になるのに、意味があるのだ!
■1年6ヶ月後、1年間
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えないので、詳しく知らない。サラリーマンの人は、こうなっている。
【失業保険で、さらに1年、生き延びる】
休職期間は1年6ヶ月で、1年6ヶ月後、職場復帰できない場合は、「会社が解雇する」
という就業規則になっている会社は多いと思う。この1年6ヶ月後解雇というのは、意味がある。
1年6ヶ月で傷病手当金が切れる。このタイミングで「会社から解雇」になるので、
ハローワークに行って、失業保険をもらう。「会社から解雇」されると、すぐに支給
されるようだ。この失業保険で食いつなぐ。
【場合によっては、障害年金】
ただし、障害がある場合は、障害年金で食べていくという方法もある。
→ここで思い出そう!
傷病手当金がきれるのが、1年6ヶ月後、
障害年金の申請が「1年6ヶ月」後、
ぴったし!なのだよ!!
■2年6ヶ月以降
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えないので、詳しく知らない。サラリーマンの人は、こうなっている。
・障害年金を申請した人は、そのまま、障害年金を受ける
・ハローワークで仕事が見つかった人は、よかったでした。
【生活保護を申請する】
そうでない人は、財産があったら、その財産を使うとして、使う財産も無くなったら、
生活保護を申請することになる。これで最低限の生活が送れる。
このとき、「仕事できる見込みがない」ということを証明する1つの証拠として
ハローワークにいったんだけど、だめだったというものがいるようだ。
→なので、失業保険を1年間受ける。この受けているときに、いろいろもらう
書類は取っておいて、生活保護申請のときの資料にするらしい??
っていう流れなのだ。この流れを知らないで、「障害年金」だけを知っていても、
入院するときには使えない。1年6ヶ月、どうやって生活するの(^^;)
ちなみに、ウィリアムのいたずらは、この手法を、病院の救急のベットの上で教えてもらった。
急性心不全で、入院しなければならないというとき、「入院費が払える見込みがないので、
入院しないでいい。死んでも仕方ない」と医者に行ったら、「いや、最高20数万円しか月に
払わないでいいんだよ!保険限度額っていうのがあって、どんな金持ちでも最高月20万そこら、
普通の人は、もっと安いんだよ!」って聞いて、「じゃ、入院する!」ということになった。
それから、心不全で病院にいるにも関わらず、ネットで調べまくり、その
「国民健康保険限度額適用認定証」をもらうには区役所に行かないといけないと知り、
外出許可をもらって、区役所に滑り込みで言って、あせだくになって、区役所の人に
「まあ落ち着いて」って言われたけど、いやいや落ち着けない・・・
(いきなり入院してしまったので、ネットで調べることになったが、そうでなければ
病院が教えてくれる)
とまあ、ここまでの知識を得るのにも大変なのだよ。
(病気によっては、もっと補助金がでたりするものもある。大きな病院は担当部署があるので、
そこに連絡してもらうように、看護婦さんに言うか、家族の人が、その部署にいく。
その部署名と場所は、病院でもらうパンフレットに書いてあると思う)
なので、こういうのをまとめて欲しいんだけど、
意外と、ネットにまとまってなくって、使えないのよね~
なんで、就業規則で病気の休職が1年6ヶ月で解雇になるのか・・・なんて、
傷病手当金と失業保険の関係を知らないと、わかんないよねえ~
何でこんなことを各書くかというと、私の周りに
http://1kando.com/34664
や
http://togetter.com/li/959640
を見て、「がんになったら障害年金」と”だけ”思っているふしがある人が居そうだから・・・
ネットの情報は、その人に必要な全ての情報を提供してくれるわけではない
たしかにがんの人も障害年金は受け取れるが、入院するときすぐにではない
だから、この年金で入院費をカバーする「わけではない」
(ただし、障害年金は初診日から1年6ヶ月で申請だが、がんは、病気によっては、もっと早く申請できる)
よって、入院からの全体の仕組みが分からないと、
結局、入院費が払えないので死ななくてはならなくなり、
障害年金を受け取るまで生きられない。
ということで、
入院費補助の仕組みを知ること大事。
入院費補助の仕組みはこうなっている。
■病気発見!入院
・入院費がかさむ。このとき、各種健康保険(国民健康保険や会社の健保)に入っていれば・・・
【保険証を提示するだけで、何もしない場合】
3割なり、2割なり、入院費を支払うことになる。
自分の場合、急性心不全になって、バイパス手術+2回のカテーテル検査をやったけど、
合計で200万は超える(いろいろあわせると300万弱かなあ~)
国保なので、この3割、つまり60万以上をとりあえず病院にはらうことになる。
→その後、市から、高額部分は、返ってくるけど・・・
・・・払えるわけがない!
【そこで、入院したときに、やらないといけないこと】
国保の場合「国民健康保険限度額適用認定証」というと、返ってくるお金をはじめに
差し引いて、病院は個人に請求することになる。
いくら支払うかは、その人の所得による。
自分の場合は月8万円くらいだった・・が食費は自分持ちになるので、結局10万ちょっと
ぐらいだったかしら・・・
とにかく、60万も払わずに、10万くらいX2ヶ月で済んだ。
これ、なかったら、払えませんよ~
前に紹介した「1分で感動」のサイトに、そこには書いていないが、そこの表の元ネタ
である「がん保健の教科書」にかれている
実際には高額療養費制度があるため、公的保険の範囲内での治療費に関しては、実質、月8万円程度が上限になります
は、この「保険限度額適用認定証」のことを言っている。
ただ、ここからあとのことが書いてない。
以降は、この後の話。
■入院中~1年6ヶ月まで
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えなかったので良くわからない。サラリーマンの人は、こうなっている。
【傷病手当金で1年5ヶ月間は、生き延びる】
傷病手当金の申請をする。これで1年6ヶ月は、平均月収の3分の2はでるので、
生活を切り詰めれば、生きていける。
会社はこのとき、休職になると思う。休職になるのに、意味があるのだ!
■1年6ヶ月後、1年間
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えないので、詳しく知らない。サラリーマンの人は、こうなっている。
【失業保険で、さらに1年、生き延びる】
休職期間は1年6ヶ月で、1年6ヶ月後、職場復帰できない場合は、「会社が解雇する」
という就業規則になっている会社は多いと思う。この1年6ヶ月後解雇というのは、意味がある。
1年6ヶ月で傷病手当金が切れる。このタイミングで「会社から解雇」になるので、
ハローワークに行って、失業保険をもらう。「会社から解雇」されると、すぐに支給
されるようだ。この失業保険で食いつなぐ。
【場合によっては、障害年金】
ただし、障害がある場合は、障害年金で食べていくという方法もある。
→ここで思い出そう!
傷病手当金がきれるのが、1年6ヶ月後、
障害年金の申請が「1年6ヶ月」後、
ぴったし!なのだよ!!
■2年6ヶ月以降
自営業の人、非正規の人はごめんなさい・・・ということで、私は以下の制度が
使えないので、詳しく知らない。サラリーマンの人は、こうなっている。
・障害年金を申請した人は、そのまま、障害年金を受ける
・ハローワークで仕事が見つかった人は、よかったでした。
【生活保護を申請する】
そうでない人は、財産があったら、その財産を使うとして、使う財産も無くなったら、
生活保護を申請することになる。これで最低限の生活が送れる。
このとき、「仕事できる見込みがない」ということを証明する1つの証拠として
ハローワークにいったんだけど、だめだったというものがいるようだ。
→なので、失業保険を1年間受ける。この受けているときに、いろいろもらう
書類は取っておいて、生活保護申請のときの資料にするらしい??
っていう流れなのだ。この流れを知らないで、「障害年金」だけを知っていても、
入院するときには使えない。1年6ヶ月、どうやって生活するの(^^;)
ちなみに、ウィリアムのいたずらは、この手法を、病院の救急のベットの上で教えてもらった。
急性心不全で、入院しなければならないというとき、「入院費が払える見込みがないので、
入院しないでいい。死んでも仕方ない」と医者に行ったら、「いや、最高20数万円しか月に
払わないでいいんだよ!保険限度額っていうのがあって、どんな金持ちでも最高月20万そこら、
普通の人は、もっと安いんだよ!」って聞いて、「じゃ、入院する!」ということになった。
それから、心不全で病院にいるにも関わらず、ネットで調べまくり、その
「国民健康保険限度額適用認定証」をもらうには区役所に行かないといけないと知り、
外出許可をもらって、区役所に滑り込みで言って、あせだくになって、区役所の人に
「まあ落ち着いて」って言われたけど、いやいや落ち着けない・・・
(いきなり入院してしまったので、ネットで調べることになったが、そうでなければ
病院が教えてくれる)
とまあ、ここまでの知識を得るのにも大変なのだよ。
(病気によっては、もっと補助金がでたりするものもある。大きな病院は担当部署があるので、
そこに連絡してもらうように、看護婦さんに言うか、家族の人が、その部署にいく。
その部署名と場所は、病院でもらうパンフレットに書いてあると思う)
なので、こういうのをまとめて欲しいんだけど、
意外と、ネットにまとまってなくって、使えないのよね~
なんで、就業規則で病気の休職が1年6ヶ月で解雇になるのか・・・なんて、
傷病手当金と失業保険の関係を知らないと、わかんないよねえ~