南イタリア旅行記、第2回
【2010年2月13日】
2~3日前、添乗員を名乗るNさんから電話をもらいようやくその気になる。
「そうだ、も明後日には出発なんだ。」
日々の業務に追われ旅の支度などほとんどしていない。
出発の当日も午前中まで仕事をし、手配したタクシーの時間に追われるように午後5時半、関空にむかい、午後11時半すぎ離陸。
チェック・インの時はバラバラだったからわからなかったが、メンバーは総勢40人弱の大世帯である。
飛行機はトルコ航空で13時間の飛行の後、イスタンブールで乗り継ぎである。3時間ほどの時間調整がある。
飛行機が変わると客層も変わる。半分くらい占めていた日本人の「トルコ観光組」の替わりに、現地の人と思われる顔立ちのローマ行きの人が目立つ。アシスタント・パーサーに日本人の顔もなければアナウンスもローカル(いや、ヨーロッパ向け)だ。いよいよ“外国”に来たという実感がわく。
それにしても、イスタンブールまでの機内で2回、乗り継ぎ後の機内で1回、計3回の機内食にはまいった。1回目が離陸直後のの日本時間で14日午前1時ころ。2回目はイスタンブールに着く前の(時差-7時間)午前5時ころで、3回目が飛行機を乗り継いだ後の、ローマまでの機内で、時間の感覚も胃袋の具合もメチャクチャ。
そんなんことで、14日午前10時ころ(日本との時差8時間、離陸からなんと18時間あまりかかって)ようやくローマに到着する。
ローマの『フィウミチーノ空港』から市内には立ち寄らず、バスで一路、ナポリに向かう。
ここで、はじめて今回の御一行様だけのメンバーとなり、お互いの初顔合わせとなる。
【つづく】
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