令和2年3月6日(金)
囀 り : 百千鳥
主に縄張り宣言や雌を呼ぶために繁殖期の
雄が発する鳴き声。
騒々しく喋り立てること。
中でも鳴禽類は、鳴管の筋肉がよく発達し
て居り、高度な囀りをする種がある。
鳥類は器官の分岐点にある、鳴管用いて、
発信音を器官の末端の鼓室で共鳴させて
発声する。
春を告げる鶯を先駆けて、様々な鳥が歌い
始める。
街中で最も身近に耳にするのが、雀の声。
チュン、チュン、、チ、チ、チ、チ、、、
家の周り、庭、公園、寺社等至る所に姿を
見せ、盛んに囀っている。
続いてめにするヒヨドリはスズメよりやや大
きめで、庭木のある所ではよく目にする。
ヒヨ、ピーヨ、、、ピ、ピ、ピ、ピ、、
亦、メジロは梅の木の在るお宅の庭に見かけ
る。私が小さな頃は、この鳥を鶯と思い、、
大人になり、ようやくメジロだと知る。
チイ、、チイ、チル、チル、チル、、、
鮮やかな緑色の羽毛と目の周りの丸い白さ
がとても愛くるしい鳥である。
最近街中の何処にでも目にするのがセキレイ
私の歩く道の前を、ツツーッと走り、、、
まるで道先案内をするかの様に、飛んでは
亦戻って来る。
チチン、チチン、、チー、チル、チル、、
先日、偶々岐阜の知人宅を訪れた折りに、
田圃の真上辺りをゆっくり旋回する小さな
鳥、時折真っ逆さまに降りて、、、、、
雲雀である。
ビルッ、ビルッ、ビ、ル、ル、ル、、、
(これらの擬音は鳥図鑑を参照したもの)
朝、床から鳥の囀りに目覚め、、、、
公園等、散歩道の途中で、、、、
亦、庭の在る喫茶店等でコーヒータイム、
いろんな場所で、囀りに出逢う、、、
姿は見えずとも、鳥の声は何処かに温もり
を感じて、春を身近に感じる、、、、
今日の1句
囀りや微睡みし儘覚め遣らず ヤギ爺