遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

土 筆

2020-03-17 15:56:11 | 日記

令和2年3月17日(火)

土 筆 : つくつくし

トクサ科の多年草杉菜の胞子茎

春の日に応える様に、土手や道端に群生して

可愛い頭を並べる土筆。

土から生え筆の形をしているのでその名が在る。

杉菜と一つの地下茎で繋がり、杉菜に先立ち

生殖茎(胞子茎)を出す。土筆の頭には六角形

の亀の甲のものが、ギッシリ並んでいる。

日が経つと割れ目が出来、そこから胞子(緑色

の粉)が煙の様に飛び出る。胞子は弾糸と呼ば

れる翼を開いて風に乗り飛ぶ。

肉色をした茎の部分は一節ごとに袴があるが、

これが葉である。

カミさん等が参加する「体操教室」が今日から

再開した。学校の閉鎖とイベント等の開催自粛

の要請が出て以来、今日まで休止していたが、

久しぶりの再開にかかわらず、結構な人が集ま

ったと、喜んでいた。皆さん相当に退屈されて

居たのだろう、、(全員、入口で消毒、マスク

着用のまま、体操が始まった様だ)

その仲間から、土筆を頂いて来た。

週末に退屈する孫を連れ、土筆を摘みに出かけ

たとの事、、、、

私の周りには見当たらず、今年初めての土筆。

午後、早速カミさんが土筆の袴を取る、、、、

 

今日の1句

忘れをる土筆剥く妻午後三時     ヤギ爺