令和2年3月17日(火)
土 筆 : つくつくし
トクサ科の多年草杉菜の胞子茎
春の日に応える様に、土手や道端に群生して
可愛い頭を並べる土筆。
土から生え筆の形をしているのでその名が在る。
杉菜と一つの地下茎で繋がり、杉菜に先立ち
生殖茎(胞子茎)を出す。土筆の頭には六角形
の亀の甲のものが、ギッシリ並んでいる。
日が経つと割れ目が出来、そこから胞子(緑色
の粉)が煙の様に飛び出る。胞子は弾糸と呼ば
れる翼を開いて風に乗り飛ぶ。
肉色をした茎の部分は一節ごとに袴があるが、
これが葉である。
カミさん等が参加する「体操教室」が今日から
再開した。学校の閉鎖とイベント等の開催自粛
の要請が出て以来、今日まで休止していたが、
久しぶりの再開にかかわらず、結構な人が集ま
ったと、喜んでいた。皆さん相当に退屈されて
居たのだろう、、(全員、入口で消毒、マスク
着用のまま、体操が始まった様だ)
その仲間から、土筆を頂いて来た。
週末に退屈する孫を連れ、土筆を摘みに出かけ
たとの事、、、、
私の周りには見当たらず、今年初めての土筆。
午後、早速カミさんが土筆の袴を取る、、、、
今日の1句
忘れをる土筆剥く妻午後三時 ヤギ爺